中国のスマホ決済アプリ「アリペイ」に、AIエージェント機能「知能助理」が搭載された。これにより、ユーザーはテキストや音声で指示を出すだけで、ホテル予約や列車・航空券の購入、近隣の飲食店検索など、様々なサービスを利用できるようになった。AIエージェントは、アリペイ内の複数のミニプログラムを横断的に検索・操作し、最適な結果を提示する。例えば、「この近くで最も安いホテル」や「明日の5時までに到着したい」といった複雑な条件にも対応可能だ。さらに、アリペイの利用履歴データも活用し、「今月の食費」の確認や過去の購入履歴の検索なども行える。この機能により、ユーザーは煩雑な操作や検索条件の設定から解放され、より直感的かつ効率的にサービスを利用できるようになる。スーパーアプリとAIエージェントの組み合わせは、ユーザー体験を大きく向上させ、アプリの利便性をさらに高めると期待されている。アリペイの事例は、AIエージェントがスーパーアプリの進化に重要な役割を果たすことを示している。今後、他のスーパーアプリやプラットフォームでも同様の機能が導入されることで、デジタルサービスの利用形態が大きく変わる可能性がある。この動きは、テクノロジーがより身近で使いやすいものになっていく流れを加速させるだろう。ーーー引用元:https://tamakino.hatenablog.com/entry/2024/08/26/080000