米アップルが、ChatGPTを運営するオープンAIへの数十億ドル規模の出資を検討していることが、複数の米メディアによって報じられました。この新たな資金調達が実現すれば、オープンAIの時価総額は1千億ドル(約15兆円)を超える可能性があります。興味深いことに、半導体大手のエヌビディアや、すでにオープンAIの株式49%を所有しているマイクロソフトも追加出資を検討しているとのことです。アップルは今年6月に独自開発の生成AI「アップルインテリジェンス」を発表すると同時に、ChatGPTの機能をiPhoneなどで無料提供すると発表しており、今回の出資検討はその延長線上にあると考えられます。この動きは、大手IT企業がAI分野での競争力強化を急ぐ中で起きています。しかし、巨額の投資が続く一方で収益性への懸念も出ており、「AIバブル」を指摘する声も上がっています。AI技術の急速な発展と、それに伴う巨額投資の動きは、テクノロジー業界の新たな転換点を示唆しているかもしれません。今後、AI技術の実用化と収益化のバランスが、各社の成長戦略の鍵を握ることになるでしょう。ーーー引用元:https://article.auone.jp/detail/1/3/6/166r202408301724974861732268