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近年、画像作成サービスにおいてもAIの成長は目覚ましく、文章から画像を生成してくれるツールも多種多様です。そのため、ツールにおいてどのような違いがあるのか、どれを利用したらよいのか悩んでいる方も少なくないでしょう。
2022年4月にOpenAIがDALL·E 2という画像作成ツールを発表しました。本記事では、OpenAIの開発した画像生成ツールであるDALL·E 2の基本機能や利用方法、料金などを解説します。


SAKUBUNは、GPT-3.5/4のモデルを利用した国産AIライティングツールです。画像生成に特化した機能も追加され、テキストと画像を組み合わせたコンテンツ作成にも対応します。

用途に合わせて、AIが様々な画像を生成。たとえば、商品画像やSNS用のアイキャッチ画像、ブログ記事の画像など、プロンプト次第で多くの用途にお使いいただけます。難しい英語での入力も必要ありません。
例:「赤いジャケットを着た男性のポートレート写真。レオナルドダ・ビンチ風。」

※実際にSAKUBUNで生成した画像です。
SAKUBUNの画像生成機能を使って、より効率的かつクオリティの高いコンテンツ作成を実現しましょう。無料トライアルもあるため、ぜひお試しください。

OpenAI社によって発表されたDALL·E 2とは、イメージを言語化しテキスト入力することで画像を作成するAIツールです。2022年4月の発表時点では、一部の研究者と専門家のみの限定公開でしたが、2022年7月にようやく一般公開されました。
画像生成AIツールには既にMidjourneyやStable Diffusionといったツールがありますが、その中でもDALL·E 2はクリエイティブ性の高さが評価されています。たとえば、宇宙でテニスをしている少女たちや、海辺で馬に乗る男の子などちょっと不自然でイメージしづらいものまで、かみ砕いて画像にしてくれます。
DALL・E 2の読み方は、「ダリ・ツー」です。
この名称は、芸術家である「サルバドール ダリ」と、ピクサーのアニメ映画のキャラクター名「ウォーリー(WALL-E)」に由来していると言われています。

DALL·E 2の基本機能として以下の4点があります。
Text to Imageを備えている
Generation Variationsで似た画像を追加要素を加えて作成
Inpaintingで一部書き換え
Outpaintingで背景を追加
Text to Imageとは、文字通り、入力された文章から画像を生成する機能です。DALL·E 2のメイン機能で、文章や要素が抽象的な内容でも、可能な限りその文章を忠実に具現化してくれるため、非常にクリエイティブ性に富んでいます。
Generation Variationsとは、作成した画像の別のバリエーションを生成できる機能を指します。作成した画像を元に、構図やテイストを踏まえながら別のバリエーション画像を生成します。
また、DALL·E 2で作成した画像に限らず、自身が作成した画像や既存の画像からのバリエーション画像生成も可能で、1回につき4種類の画像を生成できます。
Inpaintingとは、既存の画像の一部分を消しゴムで削除し、削除した部分をAIがプロンプトに沿って編集する機能を指します。AIは、プロンプトの指示に沿って書き換えてくれるため、画像の一部分だけに修正を加えるのに非常に有効です。
たとえば、人物イラストの顔の表情を書き換えたり、キャラクターの手に何かを持たせたりするといったことができます。
Outpaintingとは、画像を解析してその画像に違和感のない加筆を行う機能です。DALL·E 2のOutpaintingは、1024×1024の1フレーム単位で足します。
元の画像とのかぶり具合や、プロンプトの内容によって、精度がかわるので注意しましょう。

DALL·E 2の特徴は、下記の5つです。
脳内のイメージを生成できる
画像生成が早い
実写背景系画像に強い
商用・商業利用が可能
無料で使える(現在はクレジットが必要)
DALL·E 2は、OpenAIが発表した技術であるCLIPという画像とテキストを組み合わせた学習から画像とテキストの類似度を算出し、特定の画像に対して適切なテキストを選択するアプローチを使用します。
そのため、テキストから最も類似度が高いと考えられるものを選択するため、脳内のイメージを比較的生成しやすく、バリエーションも豊富です。
上記のような技術を使用しているため、文章入力からわずか数秒で4枚の画像が生成されます。文章を英語で入力する必要はありますが、そのスピードには驚きを禁じえません。
DALL·E 2は、拡散モデルと呼ばれるノイズ除去の学習技術も使用しており、他のAIツールと比べ、実写背景系画像に強く写実性に優れています。
特にタッチや作風を定めなければ、写実的でリアルさたっぷりの画像をAIが生成します。文章から画像を生成する上で、高い学習アプローチの過程をへるため、曖昧な文章からでも高精度の画像の生成が可能です。
DALL・E 2を開発したOpenAI社は、DALL·E 2で作成した画像は再版・販売・商品化する権利を含めて所有されるとしているため、商用利用は可能です。
しかし、画像をAIが作成したと表記しない、人間が作成したと偽ることは禁止されているため、注意しましょう。
残念なことに無料利用ができたのは、2023年4月6日より前に新規登録したユーザーのみです。有料のクレジット制になるため、クレジットの購入をしなければなりません。
15ドル(日本円で約2000円)の115回単位で購入できますが、支払いはクレジットカード決済しか対応していないことに注意しましょう。2023年4月6日以前に登録していたユーザーは、登録時の50回分の付与に加え、毎月15回分の無料クレジットが付与されます。
SAKUBUNでは、DALL·E 2の技術を採用し、毎月無料で10枚まで(執筆時点のβ版)利用できるため、初心者で気軽に利用したい方は試してみてはいかがでしょうか。クレジットカードは不要で、すぐに登録して確認いただけます。


DALL·E 2の利用料金は、以下の表の通りです。
項目 | 説明 |
|---|---|
料金 | $15で115クレジット。毎月115クレジットが付与(購入後1年間有効) |
支払方法 | クレジットカードのみ |
使用料 | 1クレジット画像4枚 |
DALL·E2の利用料金は、115クレジットが15ドルという有料クレジット制で、支払い方法はクレジットカード決済しかありません。テキスト入力には1クレジットを必要とし、プロンプト入力に合わせて画像が4枚生成されます。
また、購入分のクレジットの有効期限は1年間となっています。2023年4月6日より前に新規登録したユーザーであれば、有効期限は1ヶ月の無料クレジット分がありますが、翌月以降に持ち越しできません。

DALL·E2を使いたい人向けに流れを解説します。
アカウント作成
ブラウザにアクセスする
プロンプトは英語で入力
翻訳機能を使用してもよい
写真かイラストかは事前に指定
詳細にTEXTで指示
表示させたいTEXTは英語のみ対応
まずDALL·E 2の利用については、OpenAIアカウントが必要です。ChatGPTを使っていれば、すでにアカウントがあるので、登録は必要ありません。
アカウント作成は、以下の流れになります。
DALL·E 2の公式サイトにアクセス
メールアドレス・パスワード・電話番号の入力
SMSに届く認証コードを入力
DALL·E 2公式サイト内にある「Try DALL·E」をクリックします。メールアドレス・Googleアカウント・Microsoftアカウントのいずれかで、アカウント登録ができます。
パスワードにしたい文字列(8文字以上)を入力して、「Continue」をクリックしてください。OpenAIからメールが届くため、「Verify email adress」をクリックし、名前と電話番号を入力します。
SMSに届いた認証コードを入力し、「Welcome to DALL·E」と表示されれば、登録完了です。

登録が完了したら、早速DALL·E 2の公式サイトにアクセスし、ログインしましょう。
編集画面のテキストボックスに作成したい画像の文章や要素を英語で入力し、「Generate」ボタンを押しましょう。すると数秒で、4枚の画像が生成されます。
青空

ChatGPTは、日本語入力にもきちんとした日本語で返答してくれますが、DALL·E2は異なります。日本語でのプロンプト入力を受けてはいますが、全く関連のない画像が生成されることが少なくありません。
日本語と英語でプロンプト実行の比較をすると一目瞭然なのですが、日本語入力の画像精度はかなり落ちます。なぜかケーキが出現したり、不明瞭なものを生成したりします。
実際に試してみた結果は、下記のとおりです。
写真のイメージでレオナルド・ダ・ヴィンチ

a photo of Leonardo da Vinci

無駄なクレジットを消費しないためにも、英語が苦手な方は翻訳サイトをはじめ、ChatGPTなどのAIツールを使ってプロンプトを英訳してから、DALL·E 2に入力しましょう。
DALL·E 2でうまく画像生成するには、事前にテキストで写真とイラストのどちらにするのか指定しておきましょう。生成する画像のスタイルが写実的な写真なのか、それとも抽象的なイラストなのかという明確な指示をすることで、より希望のニュアンスに近づけることが可能です。
たとえば、写真のイメージであれば「a photo of~」、イラストのイメージであれば「a painting of~」のようにテキスト入力します。
a photo of Leonardo da Vinci

a painting of Leonardo da Vinci

DALL·E2で生成される画像をより自分の希望の画像に近づけるためには、背景や描写といった詳細な条件も、400文字の中にできる限り入力しましょう。
たとえば、「公園でボールを追いかけている黒い犬の写真」を作成したい場合、「a photo of dog」という指示だけでは欲しい画像を得られません。
a photo of dog

「a photo of black dog chasing a ball in the park」のように、背景や描写も指示したほうがより希望に近い画像を生成できます。

また、希望する画風や作風が明確な場合もプロンプトを活用しましょう。たとえば「ピカソのような画風」の画像を生成したい場合は、「~in a style of Pablo Picasso」と入力することで、希望の画風により近づけることが可能です。
DALL·E2を使う際、テキストは英語入力が欠かせません。日本語で入力しても画像作成は可能ですが、英語入力の方が高精度な画像を作成できます。
英文法については、あまり神経質にならなくても大丈夫です。むしろ不要な接続詞を除いて、単語ベースの入力の方がAIは理解しやすいでしょう。

SAKUBUNでは、英語の生成AIで使えるようにテキストをご用意できるテンプレートも備えられています。「写真のイメージでレオナルド・ダ・ヴィンチ」であれば、「"Leonardo da Vinci with a camera"」などです。

ぜひお試しください。


DALL·E 2に関するQ&Aへ、まとめて回答します。
DALL・E 2の料金はいくらですか?
著作権はどうなりますか?
Dall-E2は何回まで使えますか?
料金はクレジット制となっており、15ドル(日本円で約2000円)で115クレジット単位で購入可能です。また、有料クレジットの有効期限は1年間となっています。
1回のプロンプト入力で4枚の画像が生成され、115クレジットでは460枚出力される計算ですが、画像生成のやり方によって枚数が異なる場合もあるため、注意しましょう。支払い方法は、クレジットカードしか対応していません。
また2023年4月6日以前に登録していたユーザーは、登録時の50回分に加え、毎月無料クレジットが15回分付与されます。
OpenAIは生成された画像について、ユーザーに商用利用を認めていますが、著作権については明確なガイドラインを提示していません。そのため基本的に生成した画像は作成者のものといえますが、類似品がないかどうかのチェックは欠かせません。
また、DALL·E 2で生成した画像には自動的にDALL·E 2で作成したことを示す署名がつきます。この署名は削除しても構いませんが、画像を自分で作成したという誤解を生むような表現はポリシー違反となるため、慎みましょう。
Inpainting機能などにおいて、画像をアップロードする場合は、元画像の著作権を侵害する可能性があるため、著作権と被写体の肖像権がクリアされた画像を使用するようにしましょう。
料金はクレジット制で、15ドル(日本円で約2000円)で115クレジット単位で購入できます。
つまり、1回の購入で115回プロンプトの入力ができます。1回のプロンプト入力で4枚の画像が生成されるため、115クレジットでは460枚生成される計算ですが、画像生成のやり方によって生成枚数が異なります。
DALL·E2の編集機能とプロンプトをうまく活用すれば、理想に近い高精度な画像が作成可能です。しかし、一方で画像の内容によっては著作権や肖像権侵害にあたる可能性もあるため、画像公開にはことの慎重さが欠かせません。
とはいえ、文章から画像生成できるAIツールは画期的なもので、自分が理想とする画像作成の時間を大幅に短縮してくれます。本記事がDALL·E2を利用して、試行錯誤を繰り返しながらも理想の画像生成への一助になれば幸いです。

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