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プロダクトアウトとマーケットインの2つの開発方法は、企業方針もしくは顧客ニーズを軸とする点で違いがあります。それぞれメリット・デメリットがあり、時代の流れにそった方法で活用すると効果的です。
この記事では、プロダクトアウトとマーケットインについて以下の点を解説します。


プロダクトアウトとは、企業方針にそった開発や販売方法です。初めに商品を作り、次に販売方法を考える商品中心の開発方法ともいえます。
良いものを作れば必然的に売れるという考え方に基づくため、メリットとデメリットを理解して利用しましょう。
プロダクトアウトのメリット
プロダクトアウトのデメリット
プロダクトアウトのメリットには、主に以下の3つがあります。
企業の技術を活かせる
今までにない商品が生まれる可能性がある
人的コストを抑えられる
プロダクトアウトは企業の技術を活かした開発ができ、強みを前面に押し出せる点が特徴です。プロダクトアウトでは、開発する過程のなかで今までにない商品が生まれる可能性もあります。市場調査の結果を軸に開発する場合に比べ、既存品と似通った商品になりにくいでしょう。
市場にリリースした際の当たり外れはあるものの、無二の商品を生み出せる点はメリットです。また、開発開始までのプロセスが短く、人的コストを抑えられる点も特徴といえます。開発により多くのリソースをさき、質の高い商品開発を目指せます。
プロダクトアウトのデメリットは、売上予測を立てにくい点です。商品を作ってから販売方法を検討するため、商品を作ってから市場ニーズとのずれに気づく場合もあります。高い技術力で質の高い商品を作ったとしても、ニーズが低ければ売れないのが市場の実態です。また、独自性の高い商品を生み出してもそのアイデアが流用されるリスクもあります。他社からよりブラッシュアップした商品として販売されてしまい、利益機会を失うケースもあるでしょう。

マーケットインとは、ユーザー調査に基づき顧客に求められているものを開発・販売する方法です。良いものを作れば自然に売れるというプロダクトアウトの考え方とは反対に、顧客のニーズを軸とした開発をおこないます。ここでは、マーケットインについて以下の2つの点を解説します。
マーケットインのメリット
マーケットインのデメリット
マーケットインのメリットは、顧客にそった開発のため売上の予測を立てやすい点です。具体的な数値目標が立てられ、開発コストを回収できないリスクを避けられます。
また、顧客から求められる商品を開発開発するため、企業としての信頼度も向上し安定した売上につなげやすくなるでしょう。
マーケットインのデメリットは、顧客ニーズに合わせすぎてしまいサービスの軸がぶれる可能性がある点です。自社のポジションからずれ、これまで築いたブランド性を失ってしまうリスクもあります。
また着実な販売に重点が置かれるため、革新的な商品は生まれづらいでしょう。そのため、他社との差別化が難しくなるかもしれません。


プロダクトアウトとマーケットインの違いを簡単にまとめると以下のとおりです。
プロダクトアウト…企業発信
マーケットイン…顧客が求めるもの
プロダクトアウトとマーケットインでは、開発の軸が異なります。プロダクトアウトは、企業が得意とするものを中心に発信します。一方、顧客が求めるものを中心に開発を進めるのがマーケットインです。

ここでは、有名企業におけるプロダクトアウトとマーケットインの成功事例を紹介します。
プロダクトアウトの事例
マーケットインの事例
以下の2つはプロダクトアウトの成功事例です。
LINE
LINEのリリース当初、市場ではメールでのやり取りが一般的で、メールに代わるツールは求められていませんでした。しかし無料通話やSNS機能などは潜在ニーズに適合するものであったため大きな反響があり、現在ではメールに代わる主要な通信手段となっています。
また、現在検索エンジンシェア1位を誇るGoogleもプロダクトアウトにより市場開拓を成功させました。当時は一般的でなかったWeb検索を技術力を持って追求し、普及させた好例といえます。
以下の2つはマーケットインの成功事例です。
無印
マクドナルド
無印は、顧客のライフスタイルやニーズに関する情報を集め、自社商品を改善していくスタイルの企業です。各市場に合わせた販売方法により、世界各国で知名度や認知度を向上させています。
また、マクドナルドもマーケットインの手法により世界中に展開している大手企業です。国や地域に合わせて建物の内装や外装、メニューまで柔軟に変更しており、多くの異なる文化や地域で受け入れられています。
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マーケットインはプロダクトアウトと比較して時代遅れである、という声を聞きます。しかし、マーケットインとプロダクトアウトには共通して根底にユーザーニーズがあります。そのため、どちらかが古いということはないのが事実です。時代の流れにそった開発のためには、プロダクトアウトとマーケットインを掛け合わせるとより効果的です。開発のアイデアを考える時に活用できるフレームワークに以下のものがあります。
4C分析
4P分析
【関連記事】
4C分析のフレームワークを違いや事例も含めてまとめてみた
4P分析の目的や具体例・使い方をまとめてみた
プロダクトアウトとマーケットインは、開発の軸が異なる2つのマーケティング手法です。プロダクトアウトは、企業の方針や強みを中心に開発をおこないます。
一方、マーケットインは市場調査に基づき、顧客ニーズを中心におこなう開発方法です。時代の流れにそった開発をするためには、プロダクトアウトとマーケットイン両方の観点を取り入れるとよいでしょう。
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