プログラマーとエンジニアは混同されることの多い職業ですが、それぞれの役職や業務には違いがあります。職業を選ぶ場合は、将来性や平均年収も知っておきたい点です。この記事では、プログラマーとエンジニアの違い、また年収や必要スキルを解説しますので、参考にしてください。【オンラインプログラミングスクールを検討しよう】オンラインプログラミングスクールのおすすめは、以下の10サービスです・DMM WEBCAMP・ヒューマンアカデミー・Aidemy・テックアカデミー・DIVE INTO CODE・コードキャンプ・RUNTEQ・侍エンジニア塾・GEEK JOB・TECH CAMP詳しくは、以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。【関連記事】オンラインプログラミングスクールおすすめ10選|選び方やメリット・デメリットも解説プログラマーとエンジニアの定義プログラマーとエンジニアは、よく混同されやすい職業です。エンジニアはIT技術者の総称であり、広い意味ではプログラマーもエンジニアの一種であるといえます。しかし、厳密にいえばそれぞれの職種では担う業務に違いがあります。プログラマーとはエンジニアとはプログラマーとはプログラマーは、簡単にいうと「実際にプログラミングする人」のことです。プログラマーが企画や設計をおこなうことは少なく、主にエンジニアが作成した設計書に基づき作業します。エンジニアとはエンジニアとはIT知識を持つ技術者の総称で、プログラマーの上位職に当たります。開発プロジェクトにおいてクライアントとの懸け橋となり、全体を取り仕切るのが主な業務です。Webプログラマーとシステムエンジニア(SE)の仕事内容の違いWebプログラマーとシステムエンジニア(SE)は、定義が異なれば仕事の内容にも違いがあります。ここでは、それぞれの業務の詳細を解説します。プログラマーの仕事エンジニアの仕事プログラマーの仕事プログラマーの仕事は、プログラミング言語を用いたシステム構築作業です。エンジニアが作成した設計書をもとに実際の作業をおこないます。また、システム作成後の稼働テストもプログラマーが担います。テスト段階で不具合が生じた場合には再度コーディング作業に戻り修正するのが、一連の業務の流れです。エンジニアの仕事エンジニアには、システム開発プロジェクト全体を取り仕切る役割があります。実際に手を動かしてプログラミングをするプログラマーとは違い、以下の業務に携わります。クライアントとの打ち合わせ要件定義の作成設計書の作成現場管理プログラマーの技術力が高く、高品質なシステムが完成したとしてもクライアントの希望と相違があればプロジェクトが成功したとはいえません。クライアントの意向を適格に現場に伝え、求められている成果物の完成まで導くのがエンジニアの仕事です。【オンラインプログラミングスクールを検討しよう】オンラインプログラミングスクールのおすすめは、以下の10サービスです・DMM WEBCAMP・ヒューマンアカデミー・Aidemy・テックアカデミー・DIVE INTO CODE・コードキャンプ・RUNTEQ・侍エンジニア塾・GEEK JOB・TECH CAMP詳しくは、以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。【関連記事】オンラインプログラミングスクールおすすめ10選|選び方やメリット・デメリットも解説プログラマーとエンジニアに求められるスキルの違いプログラマーやエンジニアになるためには、現場で業務をおこなうためのスキルが必要です。特定の資格を持っていることよりも、実践的なスキルが重視されるのが一般的です。ここでは、それぞれの職種で求められるスキルを解説します。プログラマーに求められるスキルエンジニアに求められるスキルプログラマーに求められるスキルプログラマーに求められるスキルは、以下のとおりです。プログラミングスキル論理的思考力プログラマーは実際の構築業務を担当するため、プログラミングスキルが必須です。プログラミングスキルには、以下の言語の習得が含まれます。JavaPerlPHPまた、設計書を正確に読み取り、他のプログラマーと協力してプロジェクトを進めていくためには論理的思考力も求められるでしょう。エンジニアに求められるスキルエンジニアはプロジェクト全体を取り仕切る役職のため、より幅広いスキルが必要です。エンジニアに求められるスキルは以下のとおりです。プログラミングスキル設計書作成スキルシステム開発の知識マネジメントスキルコミュニケーションスキルエンジニアは直接プログラミングをする機会は少ないとはいえ、現場業務の把握のためにはシステムに関する知識とスキルが求められます。また、責任者のポジションを果たすためのマネジメントスキルが必要です。さらに、クライアントと現場エンジニアを繋ぐ架け橋の役割をするため、コミュニケーションスキルも欠かせません。プログラマーとエンジニアはどっちを目指すべきかエンジニアはプログラマーの上位職に当たるため、ステップアップがしたい人はエンジニアを目指すのがおすすめです。IT業界のニーズはますます高まっており、プログラマーとエンジニアはどちらも将来性のある職業です。一方で、プログラミングには自動化の流れも見られます。しかし、エンジニアが担う管理業務やクライアントとの打ち合わせなどは自動化が難しいため、エンジニアのほうが遠い将来まで需要のある職業であると予想できるかもしれません。プログラミング未経験の人はプログラマーからステップアップしたい人は、エンジニアを目指すのがおすすめです。しかし、エンジニアにもプログラミングの知識とスキルが求められます。システム開発の知識がなければ、責任者として現場を十分に取り仕切ることはできません。また人手不足の際は、エンジニアが自らコーティング作業に加わるケースもあります。そのため、最終的な目標がエンジニアであっても、まずはプログラマーとして経験を積むのがよいでしょう。プログラマーとエンジニアの年収比較プログラマーとエンジニアでは年収にも違いがあります。どちらの職種につくかを考える際、平均年収も参考にできるでしょう。プログラマーの年収エンジニアの年収プログラマーの年収賃金構造基本統計調査2019によると、10〜99人規模の企業におけるプログラマーの平均年間賞与その他特別給与額は、605.2万円です。エンジニアの年収同上の調査によると、エンジニアの平均年間賞与その他特別給与額は、1,129万円です。エンジニアは管理職である場合が多く、幅広いスキルが求められるためプログラマーよりも高い平均年収となっています。プログラマーもエンジニアもスクールで素早く学ぶプログラマーとエンジニアでは、担当する業務が異なります。プログラマーは実際のプログラミング作業を担当するのに対し、エンジニアはプロジェクト全体を取り仕切る役職です。エンジニアはプログラマーの上位職で、基本的なシステム開発の知識に加え幅広いスキルが求められます。未経験でIT業界に入る場合はまずプログラマーとして経験を積み、後にエンジニアを目指すのがよいでしょう。【フリーランスエンジニアになるにはエージェントを活用】定期的に案件・依頼を受けられる取引先があればよいですが、人脈を築き上げていくことからスタートしなければなりません。そこでおすすめしたいのが、エージェントの活用です。・案件を受注できる・本業に注力できる・人脈が広がるこうしたメリットを得るためにも、ぜひ検討してみてください。【関連記事】フリーランスエンジニア向けエージェントおすすめ10選|選び方や比較・一覧まで解説エンジニアの副業におすすめのサイト10選|探し方やポイントも解説