最近では当たり前になりつつある副業ですが、多くの職種がある中で案件数が多く、高単価な職種と言えばプログラマーがよく挙げられます。今回はこれからプログラマーとして副業を検討されている方に、実際にプログラマーが「副業で稼ぐことができるのか」また「どうやって案件を探すのか」を紹介します。【フリーランスエンジニアになるにはエージェントを活用】定期的に案件・依頼を受けられる取引先があればよいですが、人脈を築き上げていくことからスタートしなければなりません。そこでおすすめしたいのが、エージェントの活用です。・案件を受注できる・本業に注力できる・人脈が広がるこうしたメリットを得るためにも、ぜひ検討してみてください。【関連記事】フリーランスエンジニア向けエージェントおすすめ10選|選び方や比較・一覧まで解説エンジニアの副業におすすめのサイト10選|探し方やポイントも解説プログラマーが副業するのにおすすめの案件プログラマーが副業するのにおすすめの案件を、以下にわけて紹介します。新規または既存のWebサイト作成&リニューアル3年以上の実務経験があればアプリ開発業務システムやウェブアプリなどの開発や機能追加などオンラインスクールのプログラミング講師プログラマー向けウェブメディアの記事ライティング新規または既存のWebサイト制作&リニューアル最もメジャーな案件としては、個人や企業のホームページ、Webサイトの新規制作や既存サイトのリニューアルという案件があります。案件の流れは、Webディレクターがクライアントの要望をヒアリングしワイヤーフレームを制作します。次にデザイナーがデザインカンプを制作し、プログラマーがコーディング・システム開発を行います。そのため、プログラマーとしてはWebディレクターからワイヤーフレーム、デザインカンプを共有してもらって、「どういう挙動を行うか」が分かる仕様書を渡されて、プログラム開発を行うというケースが多いでしょう。プログラミングの知見や経験を積むと、クライアント折衝の場に営業やWebディレクターと同行して、プログラマーへの仕様書を作成するシステムエンジニアとしてキャリアを積むこともできます。3年以上の実務経験があればアプリ開発最近ではアプリ開発の案件数も増加しています。アプリ開発は高単価案件であることが多いのですが、応募には一定の実務経験が必要となり大体3年以上あると優遇される傾向にあります。iOS向けであればSwift、Android向けであればJavaかKotlinといった言語で開発を行うのが一般的です。企業から受託開発する、広告収入を得るために自作でアプリを開発するといったケースが増えています。業務システムやウェブアプリなどの開発や機能追加など企業の業務システムやウェブアプリケーションに係るシステム開発・コンサルティングの案件も増えています。従来のアナログ業務のデジタル化だけでなく働き方改革、リモートワークなど、急速なデジタル化・IT化が求められる時代の流れがあります。そのため、企業は売上アップ、業務効率化を目的として、自社の業務システムやウェブアプリケーションの新規開発や機能追加といったことを外部のシステムエンジニアに依頼することも増えています。オンラインスクールのプログラミング講師最近ではオンラインで学習を行う講座なども増えており、そこで人気なのがプログラミングスクールになります。実務経験が浅くても一定の知識量があれば、プログラミングスクールの講師として働くことも可能です。1時間あたり2,000円〜3,000円程度の時給制で収入を得ることができます。プログラマー向けウェブメディアの記事ライティングプログラミングの経験や知識を活かして、ウェブメディアでプログラミングに関する記事を執筆するという仕事もあります。クラウドワークスやココナラといったオンラインで仕事の受発注ができるサービスではライティングの案件が非常に多く、比較的プログラミングの経験が浅くても仕事を取りやすいジャンルです。ライティングスキルは一定の学習を行えば、ある程度身につけることができるのでプログラミング初心者の方でも手を出しやすい案件になります。プログラマーが土日だけの副業で案件を獲得できるサイトプログラマーが土日だけの副業で案件を獲得できるサイトは、以下が挙げられます。ITプロパートナーズRemoguギークスジョブレバテックフリーランス週2日からの案件を扱う「ITプロパートナーズ」「ITプロパートナーズ」は週2・3日稼働でもフリーランスエンジニアを目指すことができるエージェントサービスです。他のエージェントサービスと比較しても土日祝に副業するなど、働き方が柔軟な案件が多くあります。またクライアントと直接契約した案件が多いので、十分な報酬が期待できます。案件はプログラミング・Webデザインを中心にWeb系の案件が多数あり、特にPHP、Ruby、Swift、Kotlin、Pythonなどのプログラミング言語を扱う案件が多い傾向です。無料の会員登録を行うと専属のエージェントが担当として付いてくれて、自分が希望する案件を伝えると、案件を紹介してくれる仕組みになっています。リモートワークに特化した「Remogu」「Remogu」は完全リモートワーク、常駐から完全在宅に移行するシフト型、在宅と出社を組み合わせたハイブリッド型の3種類の働き方から選べるのが特徴のエージェントサービスです。運営会社は株式会社LASSICというシステムインテグレータで一次請けとして多くのシステム開発実績がある現場を知り尽くしたシステム会社です。月収80万円以上の案件が豊富にあり、十分な報酬を得ることができます。また約80%の案件が非公開求人となっており、Webサイトに掲載されていなくてもエージェントに条件を伝えると希望に合った案件が見つかることができます。IT系の案件紹介の実績が20年以上の老舗「ギークスジョブ」「ギークスジョブ」は、案件の80%以上がリモートワークで対応できるのが特徴のエージェントサービスです。クライアントと直接契約を結んでいる高単価の案件が多く、関東・関西・名古屋・福岡といった主要エリアの企業の案件を中心に常時3,000件以上の副業案件が公開されています。フリーランスエンジニア向けのオンラインセミナーやイベントといったスキルアップの機会が豊富で登録してするだけでも価値があるエージェントサービスです。週1からの副業の求人も豊富「レバテックフリーランス」「レバテックフリーランス」は人気・知名度ともに業界No1のフリーランスエージェントサービスです。大規模サービスだけあって累計契約社数5,000社以上、提案可能な案件数は4,000件以上と自分の経験や希望にあった案件が見つかりやすいサービスです。PHP、Java、Python、Rubyなど人気のプログラミング言語の案件が豊富にあります。またリモートワークや在宅を前提とした案件も数多く掲載されており、自分の副業環境に合わせた働き方ができるのもメリットです。専任の担当者は案件の契約更新・交渉、さらに次回案件の提案など徹底的にエンジニアをサポートする体制を整えているので満足度も92.6%と高い実績があるのが特徴です。【フリーランスエンジニアになるにはエージェントを活用】定期的に案件・依頼を受けられる取引先があればよいですが、人脈を築き上げていくことからスタートしなければなりません。そこでおすすめしたいのが、エージェントの活用です。・案件を受注できる・本業に注力できる・人脈が広がるこうしたメリットを得るためにも、ぜひ検討してみてください。【関連記事】フリーランスエンジニア向けエージェントおすすめ10選|選び方や比較・一覧まで解説エンジニアの副業におすすめのサイト10選|探し方やポイントも解説プログラマーが土日だけ副業で稼ぐ方法プログラマーが土日だけ副業で稼ぐ代表的な方法は、以下が挙げられます。複数の副業サイトに登録する複数の副業サイトに登録する副業サイトのスキルシートやプロフィールは詳細に記載難易度に応じた案件を探す副業サイトでの実績を重ねる複数の副業サイトに登録するクラウドワークス、ココナラ、ランサーズなど、複数の副業サイトを活用することをおすすめします。それぞれの副業サイトで得意ジャンルが異なったり、独占案件があるのでできる限り多くの副業サイトに登録する方が好ましいでしょう。自分の得意・好きな仕事を見つけるためにも、複数の副業サイトに登録して案件を開拓してください。副業サイトのスキルシートやプロフィールは詳細に記載副業サイトにはワーカーとして、これまでのプロフィール、習得スキル・資格、ポートフォリオなどを登録できるようになっています。案件の応募時にクライアントがどういうワーカーか確認して依頼するワーカーを厳選するために必要になります。また非公開の案件の連絡をもらうために必須の条件でもありますので、忘れずに行いましょう。非公開の案件は一定のスキルや経験があるワーカーにだけ連絡が届くので、公開案件よりも高単価であることが多いです。そのため、限られた人にだけ案内が届きます。案内をもらうためにはプロフィール、スキル・資格、ポートフォリオなどの登録が必須なのでできる限り詳細に登録しておきましょう。難易度に応じた案件を探す案件の詳細説明には、プログラミング初心者歓迎、実務経験3年以上といったどれぐらいのスキルを持ったワーカーを望んでいるかというのが記載されています。自分のスキルや経験を客観的に見て、自分に合った難易度の案件を受けるようにしましょう。副業サイトでの実績を重ねるプログラミングで副業を始めるにあたって、最初は難易度の低い案件や比較的時間のかからない案件から応募・納品を行なって実績を作ることが大切です。難易度の高い案件を獲得して実績を作ると失敗するリスクもありますし、何より納品までに時間がかかります。そのため、最初は難易度の低い案件やシステム開発ではないプログラミング系のライティング案件などで早く実績を作ることを優先した案件開拓方法もおすすめです。未経験者が副業でプログラミング案件を獲得するには未経験者が副業でプログラミング案件を獲得するにはどのようにすべきか、ロードマップ例を以下の流れで紹介します。学習サイトやほんで希望のスキル・言語を習得ポートフォリオを作成未経験者OKの案件から受注する学習サイトや本で希望のスキル・言語を習得プログラミング未経験者は、学習難易度の低いプログラミング言語の習得を目指しましょう。Webサイト制作であればHTML/CSS、JavaScriptなどが狙い目になります。また学習しやすいプログラミング言語では、RubyやPythonといった言語が比較的学習難易度が低いのでおすすめです。ポートフォリオを作成ポートフォリオは過去に制作・開発した案件をまとめたものです。ポートフォリオを用意しておくことで、クライアントに効果的にアピールできます。Webサイトやシステム等はリリース後に消えてしまうこともあるので、納品時にスクリーンショットを撮ってポートフォリオに追加するようにした方が良いです。未経験者OKの案件から受注するまずは未経験者OKの案件を検索して応募しましょう。案件単価は低いかもしれませんが、実績を作ることで少しずつ単価の高い案件が取れるようになります。プログラマー案件を副業で稼げる額は1万〜100万円と業務により大きく異なるプログラマーの副業収入は案件の種類によって大きく異なります。Webサイト制作であれば1〜5万円程度ですし、大規模Webサービスであれば100万円以上の副業収入を得ることも可能です。Webサイト、スマホアプリ、業務システムなど、開発するプログラムによって扱うプログラミング言語が変わってくるので、何から習得して将来的にはどのプログラミング言語を習得すべきかは計画性を持った方が良いです。案件の種類によっては、必要な実務経験の年数も変わってくるので応募の際に確認しておきましょう。プログラマーの案件はエージェントやサイトを活用今回はプログラミングの副業についてどのような案件があるのか、またどうやって副業案件を獲得するのかについて解説しました。プログラミングといっても案件の種類が豊富で、必要となってくるスキルや経験もバラバラなので自分にあった副業案件を獲得するために、条件などは事前に確認することが重要です。今後もますますプログラミングの需要は高まる傾向にあるので、今の早い段階からプログラミング学習に力を入れてスキルを習得し、高単価のプログラミング案件を獲得できる人材を目指しましょう。【フリーランスエンジニアになるにはエージェントを活用】定期的に案件・依頼を受けられる取引先があればよいですが、人脈を築き上げていくことからスタートしなければなりません。そこでおすすめしたいのが、エージェントの活用です。・案件を受注できる・本業に注力できる・人脈が広がるこうしたメリットを得るためにも、ぜひ検討してみてください。【関連記事】フリーランスエンジニア向けエージェントおすすめ10選|選び方や比較・一覧まで解説エンジニアの副業におすすめのサイト10選|探し方やポイントも解説