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プロトタイプモデルとは、試作機によって発注者との認識のズレを調整して、開発する方法です。完成品のイメージが湧きやすいため、要求を整理して効率良く開発できる点がメリットになります。ただし、時間や費用がかかるといった要素も存在する点は理解しておきましょう。
この記事では、プロトタイプモデルの内容を、以下のとおり解説します。
完全月額制でコスト管理が簡単で、アジャイル開発によって柔軟に仕様を変更できます。また、3ヶ月以内にMVP(必要最小限のプロダクト)をリリースし、ユーザーのフィードバックから適切に調整できるのも利点です。
大手IT企業やスタートアップ出身者で構成された、Web技術の専門家集団によるグロース面の支援まで受けられます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。


プロトタイプモデルは、試作機(プロトタイプ)から調整しつつ開発する方法です。
また、特徴としては、以下の点が挙げられます。
実用的な課題を反映させやすい
不慣れな発注側の担当者とも共通認識を持てる
開発の後半でもリスクが大きくない
アプリなどの中小規模な開発に向いている
クライアント企業にとっては、開発初期から可視化される点がメリットです。実際に稼働する試作品の検証をもとに具体的な仕様を決定する開発方法がプロトタイプモデルになります。
プロトタイピング(Prototyping)は「試作」を意味する言葉で、IT用語としては試作モデルにユーザーの要求や評価を反映させて完成させる開発方法を指します。
試作でフィードバックが得られるため、軌道修正がしやすく、ITや建築、デザインなど幅広い分野で活用されています。

プロトタイプモデルを制作するメリットは、以下の3つです。
認識のズレを減らせる
検証によって質を向上できる
ウォーターフォールより要件定義しやすい
プロトタイプモデルでは、以下の認識のズレを軽減できます。
クライアントの完成イメージ
開発チーム内の認識
ニーズの把握
試作機によって、発注者と認識をすり合わせできるため、トラブルが避けられます。
また、チーム内でも完成品の認識を共有できるので、開発がスムーズに進められるのもメリットといえるでしょう。
また、仮説を検証できるので、最終的に発注者のニーズを最大限に反映した仕上がりになります。手戻りが防げる点もメリットです。
実際に試作品を活用すれば、想定と異なる利用方法や当初は思いつかなかった必要な機能を発見できます。実際に作り稼働させることで、欲しい機能や発見があるためです。
また、プロトタイプを発注者に確認してもらうと、本製品で取り入れたい要望が浮かぶ可能性もあります。そのため、発注者にもフィードバックを求めれば、ブラッシュアップを適切におこなえるでしょう。
開発の手順を確認しながら進めるウォーターフォール開発は、細かい要件定義が必須です。1つずつ確認をとって進めていくので、管理が非常に大切になります。その上、次のフェーズに移った後は修正しにくくなってしまうのも特徴といえるでしょう。
一方で、プロトタイプモデルは試作品によって具体化できるため、要件定義の幅が少なくて済みます。これも、プロトタイプモデルならではのメリットです。

プロトタイプモデルを制作するデメリットは、以下の3つです。
大型プロジェクトには向かない
仕様変更を繰り返すとコストが増大する
スケジュールや進捗管理が難しい
プロトタイプモデルを活用した開発は、大規模なプロジェクトには不向きです。関わるメンバーの数が多いと、確認を取るべき人も増えます。
多くのスタッフのスケジュールを調整して、認識を共有しながら進めるのは困難で効率もよくありません。
プロトタイプモデルは、小中規模のプロジェクトに向いているといえるでしょう。
プロトタイプモデルで仕様が変更できる点は、大きなメリットです。しかし、何度も変更を繰り返すと、プロジェクトの進行の妨げになります。
発注側の担当者が初心者の場合、実現が難しい無理な要望を伝えることもあるでしょう。発注者側と開発側の意見が対立してしまうと、プロジェクトそのものが破綻する可能性もあるため、注意してください。
プロトタイプモデル開発では、スケジュール管理が難しい点はデメリットとなります。開発にかかる工数が、以下のように増えるためです。
プロトタイプモデルを作成
発注者が確認
変更
また、工数は繰り返しおこなう必要があります。そのため、製作期間は多めに見積っておくとよいでしょう。
当社では、マネジメント不要でシステムが作れる「月額制アジャイル開発」をチームで対応しております。まずは、詳細をご覧ください。


プロトタイプ開発の流れは、以下の6つのステップです。
要件定義
設計
プロトタイプ開発
検証・評価
修正
本開発からリリース
プロトタイプモデル開発においても、他の手法と同様に要件定義して目的や機能を具体化します。ただし、プロトタイプモデルを提示してからでも要件を変えられるため、厳密な設定は不要です。
検討が必要な事項と仮説をあらかじめ設定しておけば、スムーズに進行できるでしょう。
要件をもとに技術的に具体化していくステップに移行します。厳密に詰めた内容ではなく、動作が確認できる簡易的なシステムで十分です。
要件定義や設計を確認したら、実際にプロトタイプモデルを開発します。作成するのはメイン機能や検討が必要なところだけで問題ありません。
完成品を作るのではなく、検討・評価をおこなうために作成しましょう。
プロトタイプモデルが完成したら、検証や評価します。発注側が使用して、フィードバックを受ける形式も多いです。
フィードバックを受けたら、要望を汲み取って修正に移ります。
検証・評価で得られた課題を修正します。フィードバックを受けた際は、新たな機能追加といった工数を伴う場合もあります。
修正の回数は、プロジェクトによって異なる点には注意が必要です。
改善点を反映したら、本開発に移ります。修正済みのモデルをもとに、細部まで実装する段階です。
リリース後は運用を開始して、課題があればその都度修正したり、新たなバージョンを作成したりします。

プロトタイプモデルと相性のいいプロジェクトは、以下のとおりです。
小中規模の開発
要件定義が明確
要件定義が曖昧
発注側がシステム開発に不慣れな場合
小中規模の開発で目が行き届く範囲なら、調整がしやすく意見のズレを解消していく作業もしやすいでしょう。
要件定義がはっきり決まっている場合にも、プロトタイプモデルでの開発が有効です。システムの最終形がはっきりしていれば、確認すべきポイントも明確になります。
また、要件定義が不明確な場合でもプロトタイプモデルがおすすめです。イメージを可視化して具体的に詰められるためです。
発注側がシステム開発に不慣れで、工程を確認しながら進めたい場合もプロトタイプモデルが向いています。はじめて開発に携わる場合でも、実物があることで細かい仕様の確認が容易です。

システム開発手法には、プロトタイプの他にも種類があります。以下の表にまとめましたので、参考にしてください。
| 開発方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
| アジャイル | ・小さな開発サイクルを繰り返しながら進める手法 ・早期リリースから改善が必要なサービス向け | ・開発期間が短い ・修正や変更にも柔軟に対応できる | ・仕様変更があると品質にブレがある ・開発方針が変わりやすい ・進捗の把握が難しい |
| スパイラル | ・システムを機能別に分けて、それぞれ検証する開発手法 ・品質が求められ発注者が不慣れな開発向け | ・仕様やスケジュールの変更が容易 ・発注者とのズレを避けれる | ・プロジェクトを俯瞰で把握するのが難しい ・プロジェクト期間が長引くことがある ・開発コストがかかる |
| ウォーター フォール | ・1つずつ工程を確認しながら進める開発方法 ・高いクオリティが求められる大規模な開発向け | ・予算や人員の把握が容易 ・高い完成度が期待できる | ・途中での修正や変更に対応しにくい ・開発期間が長引く |
プロダクトモデルを活用した開発では、実際のシステムを確認しながら進行できますが、多くの時間と費用が必要になります。
中小規模のシステム開発なら、スピード感のある開発が可能な月額制のアジャイル開発がおすすめです。弊社の月額制アジャイル開発では、最短1ヶ月でテストまでできる機能を構築します。
無駄な工数を省いて進められるため、コスト削減にも効果的です。また、リリース後も外部CTOとして運用サポートします。
成果にコミットした当社の月額制アジャイル開発を、ぜひご活用ください。
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