TOP

>

システム基礎知識

>

【プロ視点】画面遷移図の書き方、ツールを紹介

システム基礎知識

【プロ視点】画面遷移図の書き方、ツールを紹介

最終更新日:

2025.10.14

この記事に関連するお役立ち資料

AIを活用した業務自動化 事例BOOK

無料ダウンロード

画面遷移図とは、Webサイトやシステム開発の際にサービス全体を把握するためにまとめる図です。画面遷移図はチーム全体で共有し、全体の流れが見やすい内容にする必要があります。

この記事では、画面遷移図に関する以下の点を解説します。

画面遷移図(がめんせんいず)とは

画面遷移図(がめんせんいず)とは

画面遷移図とは、Webサイトやシステム開発の際に、画面間の相互関係を理解するためにまとめる図です。

画面遷移図を作成すると、サービス規模が把握しやすくなります。チームメンバーがサービスの全体像を捉えることにより、認識の相違やページの抜け落ちなどを避けられます。

状態遷移図との違い

画面遷移図と似ている図面に、状態遷移図(ステートマシン図)があります。状態遷移図は、状態の移り変わりを図面化したものです。状態遷移図は図形や矢印などのビジュアルを使用し、動作と結果の遷移を表現します。たとえば、事象を以下のように図面化すると分かりやすいです。

  • 起動していないパソコンの電源ボタンを押す→起動する

  • 起動しているパソコンの電源ボタンを押す→シャットダウンする

システム開発では、複雑な構造を多く含むため、状態遷移図の作成により使用の抜けや漏れを防げます。

画面遷移図の書き方

画面遷移図の書き方

画面遷移図の書き方には、主に以下2つの方法があります。

  • 手書きでラフにまとめる

  • ツールで綺麗に作る

手書きでラフにまとめる

システム開発の試作段階では、画面遷移図は手書きのラフなものであっても構いません。ほとんどの場合、画面遷移図は繰り返し書き直し、ブラッシュアップしていく必要があります。そのため、形式にこだわらず紙とペンで直感的に書き出すほうがスムーズです。

初めに手書きでラフにまとめたものを、共有する段階で綺麗に作り直してもよいでしょう。

ツールで綺麗に作る

綺麗で見やすい画面遷移図を手軽に作れるツールもあります。画面遷移図作成に特化したツールを使用すると、直感的な操作で作成でき効率的です。

他の人に共有する段階では、手書きより綺麗にまとめられた図を用意するのがおすすめです。

画面遷移図をうまく作るポイント

画面遷移図をうまく作るポイント

画面遷移図を見やすく作成すると、開発に携わるチームメンバー全員がより業務の全体像を掴みやすくなり効率的です。画面遷移図を作る際のポイントは、以下の3つです。

  1. 列で構造をわかりやすく表現する

  2. 矢印で無理につながない

  3. 1枚ずつ見やすくまとめる

列で構造をわかりやすく表現する

画面遷移図をわかりやすくするためには、階層構造が明確である必要があります。たとえば、以下のように列を作り、階層を分けて表現できます。

  1. トップページ

  2. 2階層目のページ

  3. 3階層目のページ

列に分けて表現するとシステム全体をイメージしやすくなり、画面遷移図も見やすいものとなります。

矢印で無理につながない

画面遷移図では、制御構造を矢印でつなぎ関係性をわかりやすく表現します。しかし、無秩序に配置された​画面遷移を無理に繋ぐと、矢印が交差して非常に見づらくなるでしょう。画面遷移を流れに沿った順番に配置し、矢印で繋ぐと整然としたビジュアルになります。

1枚ずつ見やすくまとめる

画面遷移図は、1つの業務を1枚ずつにまとめるのが理想的です。たとえば、販売業務用のシステムであれば以下のように分割します。

  • 受注

  • 発注

  • 管理

流れの途中で他ページに移ったり、下位遷移を別のページにまとめたりすると全体像がつかみにくくなります。補足したい内容が多くある場合には、別ページに移るのではなくコメントを利用するのがおすすめです。

画面遷移図の作成ツール

画面遷移図の作成ツール

画面遷移図を簡単に作成できる、便利なツールもあります。ここでは、以下7つのツールを紹介します。

Overflow(オーバーフロー)

Overflowは、Mac用の画面遷移図の作成に特化したツールです。SketchやAdobe XDなどのデザインツールからデータをインポートできるため、対応ツールで作成したデザインがある場合には作業が効率的です。

画面を結ぶ線の種類が多く線にコメントもつけられるので、見やすい画面遷移図が作成できます。

draw.io(ドロー)

draw.ioは、オンラインで画面遷移図などを作成する作図ツールです。作成したものは以下の方法で保存可能です。

  • 画像

  • Googleドライブ

  • MicrosoftのOneDrive

  • ローカルにダウンロード

図の作成に特化したツールのため機能性が高く、アイコンを選んでドラッグするだけで簡単に画面遷移図が作成できます。

Prott(プロット)

Prottはプロトタイプから画面遷移図を作成するツールです。0からの作成ではなく、作成済みのプロトタイプを元に画面遷移図を作る際に役立ちます。​​

画面遷移図の作成には有料のproプランの登録が必要です。

figma(フィグマ)

figmaはオンライン上で利用できるデザインツールサービスで、アカウント作成をすれば無料で利用できます。図形の作成方法は、PowerPointと同様です。

図形とアイコンと文字を管理するシステムに優れており、見やすい画面遷移図の作成に適しています。

Excel(エクセル)

Excelは使い慣れている人が多いため、他の書類とあわせて画面遷移図の作成にも使用される場合があります。簡易な図形しか使用しない画面遷移図の場合は、Excelでも十分に作成できます

Excelのデメリットは、線を引く作業が面倒な点です。また、ボタンなどのアクションを作るのも難易度が高く、効率性はあまり良くありません。

PowerPoint(パワーポイント)

PowerPointもExcelと同様、他の書類を作成するのに慣れている人が多い点はメリットです。画面遷移図をプレゼンで使用する場合は、PowerPointで作成すればそのまま利用できます

画像作成の際の自由度はExcelより高い点もPowerPointの特徴です。

Keynote(キーノート)

PowerPointに似たツールとして、Mac用のKeynoteも使用できます。KeynoteもPowerPointと同様、プレゼン用に使われることが多いツールです。

図形のバリエーションが多いのが特徴で、PowerPointよりもスタイリッシュなビジュアルの図が作成できます。

Lucidchart(ルシッドチャート)

Lucidchartは、クラウドベースの資料作成プラットフォームです。すべてのデバイスに対応しており、直感的なインターフェースで図が作成できます。画面遷移図のテンプレートも用意されており、簡単に画面デザイン作成が可能です。

Job Xバナー

TechUnit(テックユニット)は、月額制で開発支援を行うサービスです。

  • 開発が進まない
  • 要件が決まっていないので柔軟に進めたい
  • 今依頼している開発会社に不満がある

費用が発生しないご相談の段階で、コンサルティングを行い、プロジェクト毎に最適なチームをご提案しております。

プランに応じて柔軟な開発体制を構築いたします。もちろん、開発状況に応じたメンバーの増減も可能です。

無料相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください!

システムの開発ならNOVELへ

画面遷移図とは、Webサイトやシステム開発の際に全体像を掴むために作成する図です。画面遷移図を作成するなら、チーム全体でサービスの全体像を共有し、開発に当たって漏れや抜け落ちを防止できます。画面遷移図は1つの業務を1枚にまとめ、見やすいものを作ることがポイントです。

システム開発に取り掛かる前に、全体のイメージや構造を明確化し、チーム全体で共有することは欠かせません。

当社では経験豊富なエンジニアがチームに加わり、成功確度の高い立ち上げをサポートする月額制アジャイル開発を提供します。開発の技術面だけでなく、運用面のアドバイスも可能です。新規のシステム開発をご検討中でしたら、ぜひお気軽にお問合せください。

▌【一緒に働くメンバー募集】生成AIを活用し、顧客の課題解決をしませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

NOVEL株式会社では、生成AIを活用して企業の業務改善や新規プロダクト開発を支援しています。

私たちは「現場に眠るデータをつなぎ人とAIが協働する社会を創る」というビジョンのもと、非IT業界が抱える複雑な課題に日々向き合っています。

もしあなたが、

  • 新しい技術の可能性にワクワクする方

  • 困難な課題解決を楽しめる方

  • 自分の手で「0から1」を創り出す経験をしたい方

であれば、私たちのチームで大きなやりがいを感じていただけるはずです。 まずは、私たちがどんな未来を描いているのか、採用ページで少し覗いてみませんか?

▶ 募集中のポジションを確認する

この記事に関連するお役立ち資料を無料ダウンロード

AIを活用した業務自動化 事例BOOK

AI技術を活用した社内業務効率化の基本から、実際の導入ステップまでをわかりやすく解説しています。

下記フォームにご記入下さい。(30秒)

氏名

*

貴社名

*

ご役職名

メールアドレス(企業ドメイン)

*

具体的なお悩みがあればご記入ください

テックユニットは、下記のような方におすすめできるサービスです。
お気軽にご相談ください。

・開発リソースの確保に困っている方
・企業の新規事業ご担当者様
・保守運用を移管したい方
・開発の引き継ぎを依頼したい方

おすすめの記事

関連する記事はこちら

優秀なエンジニアの見極め方がわかる!採用面接で聞くべき質問例15選 

優秀なエンジニアを見極めるのは、企業にとって大きな課題です。人材不足が深刻化する中、優秀な人材を見逃すわけにはいきません。優秀なエンジニアを見極めるのが難しい採用面接でどのような質問をすべきかわからない採用後のミスマッチを避けたいなどは、多...

エンジニア面接の技術質問で優秀なエンジニアを見極める方法 

多くの企業が抱える課題の1つに、優秀なエンジニアの採用があります。優秀なエンジニアを見つけるのは簡単ではありません。履歴書やポートフォリオだけでは、実際の技術力や問題解決能力、コミュニケーション力などを把握するのは難しいのが現状です。そのた...

どちらが上?AWSとAzureの性能・特徴の違いを徹底比較

「AWSとAzureの性能はどちらが上なのか知りたい」とお考えではないでしょうか。クラウドサービスは、物理的なインフラを自社で設置・管理する必要がなくなり、導入コストや運用負担を削減できます。その一方で、どのクラウドサービスを選べばいいのか...

AWSのCDN「Amazon CloudFront」とは?メリットやユースケースを紹介 

CDNとはどのようなものなのかAWSのCDNであるAmazon CloudFrontにはどのような特徴があるのかAmazon CloudFrontを利用するメリットは何かAmazon CloudFrontの利用方法は?このような疑問を持って...

開発生産性とは?高める理由や注意点、フレームワークを解説 

開発現場では、生産性の向上が喫緊の課題となっている開発リソースの有効活用や、スピーディーな製品リリースが求められている開発コストの削減や、人材不足への対応も重要な課題とお悩みではないでしょうか。開発現場では、常に効率化を意識しながら、限られ...

エンハンス開発とは?仕事内容や業務を円滑に進めるためのポイントを解説

「エンハンス開発って何?」「仕事内容は?」「円滑に進めるためのポイントは?」と気になりお調べですね。また、エンハンス開発の概要や新規開発との違い、またその使い方については、なかなか明確に理解できていない方も多いのではないでしょうか。そこで、...

エンジニアの外注費の相場は?見極めるポイントと費用を抑える3つのコツ 

「エンジニアの確保が追いついていない」「予算の制約に悩んでいる」というお悩みはありませんか?新しいプロジェクトが増加する一方で、社内のエンジニアの採用やトレーニングが追いついていない。そのギャップを埋めるために、外注を検討している企業も少な...

増加続く…派遣エンジニアの単価相場は?推移と過剰なコストを避ける方法

「予算内で最大限の成果を得たい」「過剰なコストを避けて利益を最大化したい」とお考えではないでしょうか。近年、IT業界では人材不足が深刻化しており、企業はエンジニアの確保に苦戦しています。一方で、エンジニアの単価は上昇傾向にあり、採用コストの...

給与以上の理由でエンジニアが辞める - 10の理由と改善ポイント

「優秀なエンジニアが次々と辞めていく」という悩みはありませんか?優秀なエンジニアの確保は、企業にとって大きな課題です。実際にエンジニアの離職は意外に多く、優秀な人材の確保と定着が難しくなっています。このエンジニアが辞める理由は給与以外にも様...

AWSのCloud9とは?できることやメリット・デメリットについて解説

開発環境としてのAWSのCloud9について、その魅力とともに注意点も含めて詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか。AWSのCloud9は、低コストでチームで開発を行いたい、新規事業としてなるべく低予算で開発したいという場合に重宝...

業務システムとは?大別や種類、メリットとデメリットをプロが解説

企業の成長を支えるために、効率的な業務システムの導入を検討することはしばしばあります。しかし、どのように始めれば良いのか、どのシステムが最適なのか、悩むことも多いでしょう。また、業務システムの自作には多くのメリットがありますが、同時に注意す...

システム保守とは?業務内容やメリット・デメリット、費用相場まで解説 

「システム保守運用の費用が高すぎるのでは?」と感じたことはありませんか?システムの安定運用は企業の業務効率やセキュリティに直結するため、適切な保守運用が欠かせません。しかし、具体的な費用相場や業務内容を知らないままでは、適切な判断が難しいは...