SaaS(Software as a Service)は、サースまたはサーズと読みます。昨今では、リモートやテレワークで利用される機会が増えました。この記事では、SaaSの代表的な事例について以下の内容で解説します。SaaSの代表例|大まかな分類を確認SaaSの代表例|日本の企業事例SaaS業界の特徴SaaSを月額定額で開発SaaSの開発を最小限のコストに抑えてイメージ通りのシステムを構築したいなら、NOVELにお任せください。当社には、多くのシステムのスタートアップに携わった経験豊富なエンジニアが多数います。完全月額制のメリットは、以下の通りです。コスト管理が簡単仕様変更が柔軟にできる開発費の回収が早い当社ではアジャイル開発によって3ヶ月以内にMVP(必要最小限のプロダクト)をリリースします。そのため、実際に使ったユーザーからのフィードバックによって、適切に調整できるのも魅力です。ぜひお気軽にご連絡ください。SaaSの代表例|大まかな分類を確認SaaSは、インターネット経由で利用できるソフトウェア全般を指します。SaaSを大まかに分類すると、以下の3つに分けられます。ビジネス連絡ツール会計ソフト自動化ツールビジネス連絡ツールビジネス連絡ツールには、チャットやWeb会議ツールがあります。ビジネスチャットツールは、ビジネスを目的とした社内外のコミュニケーションツールです。メールとは異なり挨拶文や署名が不要なので、多くのビジネスシーンで利用されています。音声チャットや電話機能、スマートフォンアプリに対応しているものもあります。Web会議ツールは、ビデオ通信や音声通信で離れた場所にいる相手とコミュニケーションが取れるツールです。テキストチャットや名刺交換、画面の共有など便利な機能が備わっており、テレワークが進んだ昨今では急速に普及しています。Google製のSaaSを利用した例として、Gmailも該当例です。他にも、地図アプリやスマホゲームなど、私たちの身近なシーンでSaaSが利用されています。会計ソフトSaaSを使った会計ソフトは、社内で用意できない悩みを解決したり、会計管理を楽にしたりといった点で役立ちます。ソフトの更新も不要で常時アップデートされるため、最新のサービスが利用できるのも特徴の1つです。また、データの連携機能があれば作業の効率化も図れます。自動化ツール自動化ツールはRPAツールとも呼ばれており、以下のような業務を自動化できるツールです。データ入力情報収集データの集計システムやアプリとの連携データの検証資料の作成自社で自動化ツールを取り入れたいけど、プログラムが組めないといった悩みを解決できます。SaaSの代表例|日本の企業事例実際のSaaSの事例を知ることは、自社のシステム開発にとって有意義です。この項目では、以下の7つの企業が提供しているSaaSを使ったシステムを解説します。ChatworkMoneyForwardfreee株式会社カミナシサイボウズCAREBOOKhacomonoChatwork出典:https://go.chatwork.com/ja/Chatwork株式会社が提供する「Chatwark」は、国内で最も利用されているビジネスチャットツールです。誰もが使いやすいコミュニケーションツールである点が特徴で、複数の大手企業も導入しています。無料プランから、グループチャット無制限の有料プランまで用意されているのも魅力です。また、チャット機能の他にも、ビデオや音声通話、タスク管理、ファイル管理などの機能があるので、幅広いシーンで利用できるでしょう。MoneyForward出典:https://biz.moneyforward.com/campaign/mf_cloud/9220/株式会社マネーフォワードによる「MoneyForward」は、家計簿アプリとして使えるクラウド会計ソフトです。以下の情報を、一括管理できます銀行口座クレジットカードポイントカード などグラフ化して現在の資産状況を把握できるのもメリットです。不安なセキュリティについても、万全な対策をしています。freee株式会社出典:https://corp.freee.co.jp/freee株式会社の「freee」は、約半数の事業者に利用されている国内最大のクラウド会計ソフトです。会計ソフトを利用するのが初めてで、簿記や仕訳の知識に乏しい人でも問題なく使えるのが特徴です。導入により、経理関連のさまざまな業務全般が効率化できます。AIの判断で、データの取り込みや仕訳の登録などを自動化できるのもメリットです。コストを抑えて導入できるので、迅速な意思決定が必要な中小企業に最適です。カミナシ出典:https://kaminashi.jp/株式会社カミナシの「カミナシ」は、ルーティン作業を自動化して、DXを推進する自動化ツールです。主に、パソコンを使っていない職種の現場に対応しています。紙を使った事務作業で無駄な時間を割く代わりに、モバイルアプリにより現場のデジタル化を実現します。たとえば、以下のような業務の自動化が可能です。帳票を確認して捺印する関係各所にメールを送る現場の状況を把握する大量のデータを整理するサイボウズ出典:https://cybozu.co.jp/サイボウズ株式会社が提供する「サイボウズoffice」は、中小企業も簡単にグループウェアを利用できるビジネス連絡ツールです。スケジュール管理やメッセージ機能などによって、円滑に社内コミュニケーションが図れます。基本機能はひと通り搭載されており、スマートフォンからのアクセスも可能です。CAREBOOK出典:https://www.3sunny.net/株式会社3Sunnyによる「CAREBOOK」は、入退院支援業務の負担軽減や効率化を目的とした医療介護機関向けの自動化ツールです。主に、以下のような機能が利用できます。入退院の状況把握一括でのキャンセル通知患者情報の集計施設のMAP検索診療情報提供書などの添付一括でのFAX送付状作成セキュリティも万全で、アフターフォローも充実しています。hacomono出典:https://www.hacomono.jp/company/フィットネスジムやヨガスタジオなどのウェルネス産業で利用できる自動化ツールが、株式会社hacomonoによる「hacomono」です。会員予約からセルフでのチェックイン、決済まで対応しています。特徴は、事務作業時間を約8割削減して効率型店舗を実現できる点です。また、データを可視化させて、経営に活かすこともできます。SaaS開発のお悩みはご相談ください自社でのSaaS開発をどのように進めるべきかお悩みなら、まずはNOVELまでお問い合わせください。当社の完全月額制のアジャイル開発は、当社の経験豊富なエンジニアが自社のエンジニアのように開発を進めます。そのため、自社では進捗の報告を確認するだけで、問題なく開発が進められます。途中での仕様変更にも対応可能なので、初めてのSaaS開発で進め方について悩んでいるならぜひNOVELまでご相談ください。SaaS業界の特徴SaaS業界は、一般企業とは一線を画す特殊性があります。売り切りではなく、企業が導入したところからスタートするサブスクリプションでサービスを提供しているからです。そのため、フィードバックからの課題改善などにより効果的な活用を促進できます。ただし、解約率が高いと成長性が低くなるので注意しましょう。丁寧にコミュニケーションを図り、問題点には迅速に対応するなど、クライアントとの関係構築が大切です。昨今では、多くの企業が成功している一方で、2019年の世界のSaaS市場に占める日本のシェアを見てみると、わずか2%ほどに留まっています。ただし、さらなる成長の兆しはあり、伸びしろが大きい業界といわれています。SaaS導入から開発まで対応します自社でSaaSの導入を検討しているなら、当社の「月額制プロダクト開発」をおすすめします。開発だけでなく、導入後のフォローも経験豊富なエンジニアが丁寧に対応いたします。初めてSaaSを使ったシステムを取り入れる際も、当社におまかせいただければ問題ありません。丸投げしていただければ、随時進捗をご報告しながらイメージに合わせて開発を進めますのでご安心いただけるでしょう。SaaS導入の際は、ぜひ当社へご相談ください。