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Azure OpenAI Serviceとは?基礎知識と導入するメリット

最終更新日:

2025.4.8

Azure OpenAI Serviceとは?基礎知識と導入するメリット

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ChatGPTやOpenAIのAPIと同レベルで、Azure OpenAI Serviceを見かけた方も多いのではないでしょうか。とはいえ、OpenAIと名付けられていることで、実態や他のサービスとの違いについて疑問を抱いている方も多いでしょう。

そこで今回は、Azure OpenAI Serviceの基本的な機能や特徴、導入のメリットを解説します。料金からできること、将来性にも触れるため、ぜひ参考にしてください。


  • 生成AIの導入を検討しているが、どのサービスを選べばいいか迷っている

  • Azure OpenAI Serviceという名前は聞いたことがあるが、詳しい内容がわからない

  • 自社のニーズに合った生成AIサービスを探している

1つでも当てはまった方。Azure OpenAI Serviceの詳細や自社のニーズに合った生成AIサービスについて、専門家のアドバイスを受けてみませんか?大手企業への導入実績も豊富です。

Azure OpenAI Serviceとは

Azure OpenAI Serviceとは、Microsoftが提供するAzure上で提供している生成AIの基盤です。2022年11月に一般提供が開始されたこのサービスは、OpenAIの最先端言語モデルをAzureクラウド上で利用可能にしたサービスです。

GPT-4やDALL-Eなどの高度なAIモデルを、企業のセキュリティ要件を満たしながら活用できる点が最たる特徴です。導入企業数は急速に増加しており、2023年5月時点で4,500社以上、日本企業に絞ると10月時点で560社以上が利用しています。

運営母体はMicrosoft

Azure OpenAI Serviceの運営母体は、Microsoftです。同社は、OpenAIとの戦略的パートナーシップを結び、最先端のAI技術をAzureクラウドプラットフォーム上で提供しています。

この協力関係により、企業は高度なAI機能を安全かつ効率的に利用できるわけです。Microsoftの豊富な経験と強固なインフラストラクチャーが、Azure OpenAI Serviceの信頼性と安定性を支えているものだと言えるでしょう。

項目

詳細

会社名

日本マイクロソフト株式会社

設立

1986年

本社所在地

東京都港区

資本金

4億9950万円

代表取締役社長

津坂美樹

従業員数

3,071名(2024年4月1日現在)

Azure OpenAI ServiceとOpenAIの違い

Azure OpenAI ServiceとOpenAIの主な違いは、Azure OpenAI Serviceが企業向けに最適化され、セキュリティやスケーラビリティが強化されている点です。

OpenAIはAIモデルを開発する企業であり、GPT-4などの言語モデルを生み出しています。

一方、Azure OpenAI Serviceは、MicrosoftがOpenAIの技術をAzureクラウド上で提供するサービスです。Azureの関連サービスと連携でき、スケーラビリティも確保できます。

また、セキュリティや責任あるAIの取り組みなど、Microsoftが有するノウハウと知見から生まれたセキュアな環境と仕組みで利用できるのです。

簡単に言ってしまえば、企業がAzure OpenAI Serviceを使えば、OpenAIの最新技術を安全かつ効率的に利用できるということです。


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Azure OpenAI Serviceの主な機能と特徴

Azure OpenAI Serviceは、高度な自然言語処理と生成AIの機能を企業に提供する包括的なプラットフォームです。そのため、テキスト生成、言語理解、翻訳、要約など、多岐にわたる機能を有します。

それぞれの機能を組み合わせることで、ビジネスプロセスの効率化やアプリケーション開発を支援するものだということです。

中でもAzure OpenAI Serviceの中核機能は、高精度なテキスト生成と深い言語理解です。GPT-4などの最新モデルを活用し、自然な対話や複雑な文章作成を実現します。

また、多言語翻訳や文書要約機能により、グローバルコミュニケーションや情報処理の効率を向上できます。さらに、Azure固有のセキュリティ機能との統合により、企業データの保護と規制遵守を確保しつつ、AIの力を最大限に活用できる仕組みも優秀です。

Azure OpenAI ServiceのAPIの利用方法

Azure OpenAI ServiceのAPIの利用方法は、OpenAIのAPIと非常に仕組みが似ています。そのため、主要なエンドポイントは、テキスト生成、埋め込み作成、チャット機能などです。

APIキーの取得は、Azure portalから行います。認証やリソース管理に使用し、初期設定では、APIバージョンの指定や認証方法の選択も必要となります。

クイックスタートでは、Pythonだけに限らずGoやJavaでのデモも公開されているため、キーを取得したら試してみてください。

公式:クイック スタート - モデルのデプロイと Azure OpenAI Service を使用したテキストの生成を行う - Azure OpenAI | Microsoft Learn

import os
from openai import AzureOpenAI

client = AzureOpenAI(
    api_key=os.getenv("AZURE_OPENAI_API_KEY"),  
    api_version="2024-02-01",
    azure_endpoint = os.getenv("AZURE_OPENAI_ENDPOINT")
    )

deployment_name='REPLACE_WITH_YOUR_DEPLOYMENT_NAME' #This will correspond to the custom name you chose for your deployment when you deployed a model. Use a gpt-35-turbo-instruct deployment. 

# Send a completion call to generate an answer
print('Sending a test completion job')
start_phrase = 'Write a tagline for an ice cream shop. '
response = client.completions.create(model=deployment_name, prompt=start_phrase, max_tokens=10)
print(start_phrase+response.choices[0].text)

APIの認証方法

Azure OpenAI ServiceのAPIには、主に2つの認証方法があります。認証方法の選択は、組織のセキュリティポリシーや利用規模に応じて決定してください。

1つ目はAPIキー認証で、api-keyヘッダーにAPIキーを含めます。簡単で直接的な方法ですが、キーの管理には注意が必要です。

先のPythonの例では、コマンドラインで以下のようにキーを環境変数に格納します。

setx AZURE_OPENAI_API_KEY "REPLACE_WITH_YOUR_KEY_VALUE_HERE" 
setx AZURE_OPENAI_ENDPOINT "REPLACE_WITH_YOUR_ENDPOINT_HERE"

2つ目はMicrosoft Entra ID認証で、AuthorizationヘッダーにBearerトークンを含めます。この方法は、より高度なセキュリティを提供し、大規模な企業環境に適しています。

なお、Azure CLIの利用等の複雑な手順を踏むため、うまく活用したい場合は相談した方が圧倒的に早いです。少しでも迷ったら、生成AI技術の導入や最適化について、実績豊富な専門家に相談してみませんか?

Azure OpenAI Serviceのメリット

Azure OpenAI Serviceは、企業と開発者の双方に多大な利点があります。もちろん、どちらにおいても高度なAI機能を簡単に利用できる点は大変魅力的です。

以下、それぞれの立場からメリットを詳しく見ていきましょう。

企業にとってのメリット

Azure OpenAI Serviceを企業が利用する主なメリットは、以下のとおりです。

  • 生産性の向上

  • コスト削減と効率化

  • カスタマーサポートの品質向上

  • 高品質なコンテンツの迅速な生成

  • データ分析と意思決定の精度向上

  • セキュリティとコンプライアンスの強化

  • スケーラビリティの確保

  • グローバル展開の簡単さ

特に、Azure OpenAI Serviceの高度なセキュリティ機能は、機密情報の保護に優れています。

開発者にとってのメリット

開発者にとって、Azure OpenAI Serviceを利用する主なメリットは以下のとおりです。

  • 高度な自然言語処理機能の簡単な利用

  • 最新のAIモデルへの低コストアクセス

  • 豊富なAPIとSDKの提供

  • 柔軟なカスタマイズオプション

  • 迅速なプロトタイピングと開発

  • スケーラブルなインフラストラクチャ

  • 継続的な機能更新とサポート

  • 他のAzureサービスとの簡単な統合

このメリットにより、開発者はAIアプリケーションを効率的に構築できます。高度な技術を低コストで利用可能なため、スタートアップから大企業まで幅広く活用できます。

Azure OpenAI Serviceの料金体系

Azure OpenAI Serviceの料金体系は、使用量に基づく従量課金制を採用しています。利用するモデルやトークン数によって料金が変動し、企業は必要な分だけ支払うことができます。

ただし、GPT-4モデルやDALL-Eなどの各サービスごと、またリージョンによっても異なる料金設定となっているため、費用の把握には注意が必要です。

なお、30日間無料で使えるUSD200のクレジットを活用すれば、Azure上でOpenAIのモデルを無料で試すことも可能です。

詳細な料金情報や計算方法については、Azure OpenAI Serviceの料金体系をご覧ください。

Azure OpenAI Serviceの将来性

Azure OpenAI Serviceでは、Microsoftのバックアップと、OpenAIとの継続的な協力関係により、最先端のAI機能は定期的に追加されるでしょう。

特に、自然言語処理や画像生成の分野で進展が予想でき、企業の業務効率化やイノベーション創出に大きく貢献すると考えられます。

また、産業別の特化型モデルの開発や、よりカスタマイズ可能なAIソリューションの提供など、企業ニーズに合わせたサービスの拡充も見込まれます。

すでに成功している事例を見る:【事例5選】生成AIによる業務効率化のメリットと進め方・成功のポイントを詳しく解説 

導入支援・サポートを受けると安心

Azure OpenAI Serviceの導入では、自社のニーズに最適なAI機能の選択や、既存システムとの効果的な統合を実現しなければなりません。

導入支援を受けることで、こうした課題を解決しつつスモールスタートを心がけることが失敗しないためのポイントです。また、セキュリティ面での懸念やコンプライアンス対応など、専門知識が必要な領域でも適切なアドバイスを受けられます。


AI導入の課題解決や専門知識が必要な領域でのアドバイスをお求めの方へ。実績豊富な専門家が、あなたの企業に最適なAI活用方法をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

Azure OpenAI Serviceは、高度な自然言語処理機能、セキュリティ、スケーラビリティを兼ね備えたソリューションです。しかし、その潜在力を最大限に引き出すには、適切な導入戦略と専門知識が不可欠です。

自社のニーズに合わせたAzure OpenAI Serviceの活用方法、既存システムとの統合、セキュリティ対策など、導入には多くの検討事項があります。

NOVEL株式会社のAIコンサルティングサービスは、こうした課題に対する包括的なサポートを提供しています。まずはお気軽にご相談ください。

Azure OpenAI Serviceに関するよくある質問(FAQ)

ChatGPTとOpenAI Serviceの違いは何ですか?

ChatGPTは一般消費者向けのAIチャットサービスで、OpenAIが直接提供しています。一方、Azure OpenAI Serviceは企業向けのクラウドベースAIプラットフォームで、Microsoftが提供しているサービです。

Azure OpenAI Serviceは、より高度なセキュリティ機能と、企業のニーズに合わせたカスタマイズオプションを備えています。

Azure OpenAIとCopilotの違いは何ですか?

Azure OpenAI Serviceは、幅広いAI機能を提供するクラウドプラットフォームです。一方、Copilotは特定のタスク(コーディング支援など)に特化したAIツールです。

Azure OpenAI Serviceは柔軟性が高く様々な用途に適用でき、Copilotは特定の領域でより個人のタスク解消に向いています。

Azure ChatGPTとは何ですか?

Azure ChatGPTは、正式な製品名ではありません。Azure OpenAI Service上でChatGPTのような対話型AIを構築・運用することを指す一般的な呼び方です。

Azure OpenAI Serviceを利用すると、ChatGPTに似た機能を持つカスタムAIチャットボットを開発・展開できることからついた名前でしょう。

Azure OpenAIで禁止されていることは何ですか?

Azure OpenAIでは、違法行為の支援、有害コンテンツの生成、個人情報の不適切な取り扱いが禁止されています。また、政治的な宣伝や偽情報の拡散、著作権侵害も認められません。

利用者は、Microsoftの責任あるAI原則に従い、倫理的かつ法的に適切な方法でサービスを使用する必要があります。

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