TOP

>

用語解説

>

Elasticsearchとは?特徴、出来ることを徹底解説 [初心者向け]

用語解説

Elasticsearchとは?特徴、出来ることを徹底解説 [初心者向け]

最終更新日:

2025.4.8

この記事に関連するお役立ち資料

AIを活用した業務自動化 事例BOOK

無料ダウンロード

Elasticsearchとは、検索や解析、分析に活用できる有用なツールです。ツールの優位性を把握することで、業務内でも有効活用できるはずです。

スケーラビリティに優れており、LuceneをベースにJSON形式でデータを取り扱うため、JavaやPython、PHPなどの言語が利用できます。

この記事では、Elasticsearchの主な特徴や用途を解説しますので、参考にしてください。

Elasticsearch(エラスティックサーチ)とは

Elasticsearch(エラスティックサーチ)とは

Elasticsearchは、Elastic社が提供する全文検索エンジンです。この検索エンジンは、無料で使用できるため、社内業務や個人ユーザーの情報取集など、あらゆる用途での使用に適しています。

2010年に初版がリリースされて以降、シンプルな設計や高速性、スケーラビリティの優位性で広く浸透しました。

Luceneがベース

Elasticsearchは、Elastic社が提供する検索エンジンで、Luceneをベースにしています。Luceneは、高速な全文検索エンジンであり、膨大なデータの中から必要なデータを高速で取り出せます。

また、データはJSONフォーマットで取り扱われているため、JavaやPython、PHPなど幅広い言語に対応。Elasticsearchは、検索エンジンだけでなく、データの集計や可視化などの機能も備えており、ビジネスの現場でも広く利用できるでしょう。

Elasticsearchが持つ仕組みの特徴

Elasticsearchが持つ仕組みの特徴

Elasticsearchの主な特徴は、以下のとおりです。

  • 全文検索が速い

  • 分散設計

  • 機能性が高い

全文検索が速い

Elasticsearchの最大の特徴は、非常に高速な検索速度です。通常、1秒程度でドキュメントがインデックスされ、全文検索が可能です。このスピードは、セキュリティ分析やインフラ監視など、スピードが求められる業務において大きなメリットとなります。

また、Elasticsearchは、スケーラビリティにも優れており、大量のデータを扱うことができます。さらに多様なデータ形式に対応しており、テキストデータだけでなく、数値や地理情報なども扱えるのも利点です・

Elasticsearchはなぜ早い?

Elasticsearchが早い理由は、処理を高速化する工夫をいくつも凝らしているためです。

特徴

説明

データの分散処理

複数のノードにデータを分散

インデックスを使用した高速な検索

インデックスを使用したデータ保存

検索クエリのキャッシュ

検索クエリのキャッシュを使用

分散設計

Elasticsearchは、先ほど軽く触れた複数のノードにデータを分散して保存する「分散設計」が特徴の一つです。

各ドキュメントにデータ構造があり、フィールドごとの構造を利用し、検索結果を組み立てる仕組みを採用。加えて、検索結果をリアルタイムで取得できます。

さらに、ノードの追加や削除が容易でスケーラビリティに優れており、負荷分散も行われます。 障害が発生した場合には、自動的に別のノードに処理を引き継ぐので信頼性も高いでしょう。

機能性が高い

優れた機能性により、格納や検索を効率的に行える点もElasticsearchのメリットの1つです。

  • データロールアップ

  • インデックスライフサイクル管理

  • ロギングとログ分析

  • インフラメトリックとコンテナー監視

  • アプリケーションパフォーマンス監視(APM)

  • セキュリティ分析

  • 地理空間データ分析と可視化

これらの機能によって、データの格納や検索の効率を高められます。

Elasticsearchの用途

Elasticsearchの用途

Elasticsearchは、主に以下の3つの用途で活用できます。

  • ドキュメント検索

  • 異常検知

  • Elasticsearchでデータ分析

ドキュメント検索

Elasticsearchのドキュメント検索は索引 (インデックス) 型を使用しており、高速検索が可能です。以下の用途でElasticsearchのドキュメント検索が役立つでしょう。

  • 商品検索

  • ソースコード検索

  • 新聞記事検索

  • アクセスログ解析

異常検知

Elasticsearchでは、機械学習によりリアルタイムストリーミングデータの異常検知が可能です。MachineLearning機能により時系列データを自動的に分析し、正常・異常を識別します。異常検知は以下の分野で活用が可能です。

  • セキュリティインシデントの検知

  • セキュリティログの監視

Elasticsearchでデータ分析

Elastic製品のツールKibanaを使用して、Elasticsearchのデータの管理を行うこともできます。データをリアルタイムで以下の形式に可視化できます。

  • ヒストグラム

  • 線グラフ

  • 円グラフ

  • マップ

Elasticsearchの有償と無償の違い

Elasticsearchの有償と無償の違い

Elasticsearchには、有償版と無償版があり、利用可能かつ対象となるサービスに違いがあります。有償版では、セキュリティやGraph分析・可視化などに加えてサポートが含まれます。

機能

有償版

無償版

セキュリティ機能(データの暗号化、アクセス制御など)

あり

なし

高度な管理機能(クラスターの監視や管理、バックアップや復元など)

あり

なし

機械学習機能(異常検知や予測分析など)

あり

なし

グラフィカルなツールによるデータの可視化や分析

あり

なし

基本的な検索機能や分散システムの機能

あり

あり

無償では使えない機能がいくつかありますが、Elasticsearchの利用には不便しないほどの機能がそなえられているので、不便になってから切り替えるといった形で良いでしょう。

詳しくは公式サイトより確認してください。

【補足】Elastic Stack (ELK Stack)とは

【補足】Elastic Stack (ELK Stack)とは

ELK Stackは、以下のソフトウェアをまとめたもののことです。

  • Elasticsearch

  • Logstash

  • Kibana

さらに、Elasticearchにデータを送るBeatsを加えて「Elastic Stack」とも呼ばれます

検索・可視化・統合機能などを自在に扱えるパッケージとして利用でき、検索における課題を解決できるサービスです。

役割は?Elasticsearchって、何に使うの?

Elasticsearchは、Google検索やGithubのソースコード検索のような全文検索が行えます。

また全文検索システムだけでなく、Webシステム管理者、データサイエンティスト、インフラエンジニアなど幅広い用途で利用できるデータ分析基盤としても利用できるでしょう。

例えば、ログデータの解析や、セキュリティログの監視、顧客データの分析、商品検索、地理情報の可視化などが挙げられます。

Job Xバナー

TechUnit(テックユニット)は、月額制で開発支援を行うサービスです。

  • 開発が進まない
  • 要件が決まっていないので柔軟に進めたい
  • 今依頼している開発会社に不満がある

費用が発生しないご相談の段階で、コンサルティングを行い、プロジェクト毎に最適なチームをご提案しております。

プランに応じて柔軟な開発体制を構築いたします。もちろん、開発状況に応じたメンバーの増減も可能です。

無料相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください!

まとめ

まとめ

Elasticsearchの主な特徴は、高速な全文検索、分散設計、高機能性です。高速な全文検索により1秒でインデックス付けと検索を実現できるでしょう。

有償版と無償版があり、有償版ではセキュリティ機能や高度な管理機能、機械学習機能、データの可視化機能が利用できるのに対し、無償版では基本的な検索機能と分散システムの機能のみ利用可能な特徴があります。

ぜひ参考にして、Elasticsearchを活用してみてくださいね。

システム開発でお悩みのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事に関連するお役立ち資料を無料ダウンロード

AIを活用した業務自動化 事例BOOK

AI技術を活用した社内業務効率化の基本から、実際の導入ステップまでをわかりやすく解説しています。

下記フォームにご記入下さい。(30秒)

氏名

*

貴社名

*

ご役職名

メールアドレス(企業ドメイン)

*

具体的なお悩みがあればご記入ください

テックユニットは、下記のような方におすすめできるサービスです。
お気軽にご相談ください。

・開発リソースの確保に困っている方
・企業の新規事業ご担当者様
・保守運用を移管したい方
・開発の引き継ぎを依頼したい方

おすすめの記事

関連する記事はこちら

システム開発依頼書(RFP)とは?作成法とポイント・注意点

システム開発を外部に依頼する際の手続きがわからないシステム開発依頼書(RFP)の作成方法がわからないベンダーに依頼する際、具体的な要件をまとめるのが難しいシステム開発を外部に依頼する際には、システム開発依頼書(RFP)を作成する必要がありま...

Google Firebaseとは?主な機能やメリットを徹底紹介 

Google Firebaseは、モバイルアプリやWebアプリのためのバックエンドプラットフォームです。ユーザー認証、リアルタイムデータベース、ストレージ、プッシュ通知、アプリ分析などの豊富な機能があり、開発者はサーバーの設定や管理の手間を...

Elasticsearchとは?特徴、出来ることを徹底解説 [初心者向け]

Elasticsearchとは、検索や解析、分析に活用できる有用なツールです。ツールの優位性を把握することで、業務内でも有効活用できるはずです。スケーラビリティに優れており、LuceneをベースにJSON形式でデータを取り扱うため、Java...

[入門] AWS Lambdaってなに? | サービス内容や用途、導入のメリットを徹底解説

AWS Lambdaは、Amazon Web Services(AWS)が提供するサーバーレスコンピューティングサービスです。AWS Lambdaを使うことで、サーバーの管理やスケーリングの手間を省き、データの加工処理やバックエンド処理を効...

オーバーエンジニアリングとは?原因や回避する方法を解説 

オーバーエンジニアリングは、成果物において本来不要な機能を実装することを指します。気を利かせて開発したものの、過剰または非効率な設計となり、最短コースでプロジェクトを進められなくなる難点があります。本記事では、オーバーエンジニアリングの基本...

Node.js とはなにか?できることを初心者にもわかりやすく解説 

Node.jsは、JavaScriptをクライアントサイド・サーバーサイドのどちらにも使える環境を作れます。ウェブサーバーやAPIサーバー、ストリーミングサーバー、リアルタイム通信アプリケーションなど、さまざまな種類のアプリケーションの開発...

3分で分かるTerraform | AWS等のインフラ整備に役立つ"IaC"をわかりやすく解説 

Terraformは「IaCツール」としてエンジニアから人気があるため、名前はご存知かもしれません。では、インフラ設定作業を自動化するために多くの開発現場で使われているTerraformは、どのようなメリットがあるのでしょうか。本記事では、...

Laravelとは?読み方や特徴・将来性を現役エンジニアがわかりやすく解説 

システム開発やソフトウェア開発において、PHPで書かれたフレームワークの1つであるLaravel。PHPのフレームワークの中で最も人気を集めていますが、扱うためにはどのような特徴があり、何に向いているのかを明確にしておく必要があります。本記...

【3分解説】MongoDBとは?基本やメリット、使いどころを紹介

近年、急速なデジタル化に伴いデータベースへの要求が増え、既存の表形式のRDB(リレーショナルデータベース)では対応できないケースが少なくありません。MongoDBは、RDBで対応できない際によく利用されるNoSQLデータベースの1つです。で...

サーバーレスとは?メリットとデメリットも含めて解説 

近年、クラウドを活用する企業が増え、よりエンジニアの手間と時間を削減できるサーバーレスが注目されています。しかし、サーバーレスとクラウドサーバーの違いをきちんと説明できる方はおそらく少ないでしょう。本記事では、サーバーレスとは何か、メリット...

AWSとはどんなクラウドサービス?初心者にもわかりやすく簡単に説明・解説 

近年ITの進化はすさまじく、日常やビジネスにおいてクラウドサービスは欠かせません。代表的なクラウドサービスの一つとして、Amazon Web Services(AWS)が挙げられますが、AWSがどのようなものなのか説明できる人は少ないでしょ...

リグレッションテストとは?観点や方法・デグレーションとの違いを解説 

システム開発は複雑になるほど、改修を実施した際に不具合の発生リスクが高まります。そのため、改修内容に応じて、影響がでていないかをチェックするリグレッションテストの実施が求められます。不具合を早期に検出できれば、リリース後の発覚による大きな手...