社内書籍貸出システムの顔認証受付機を4日で自作

社内書籍貸出システムに、顔を向けて本のバーコードをかざすだけで貸出と返却を記録できる受付機を作りました。作ったのは事務スタッフです。10月30日に作り始め、4日目の11月2日から実際の貸出に使っています。

受付機の待ち受け画面
受付機の待ち受け画面
受付機の使い方。カメラの前に立つ、本をかざす、自動で記録の3段
使い方は3段。借りるときも返すときも同じ

制作理由

  • 本の貸出の記録忘れの予防
  • 貸出の手続きの手間の削減

機能

  • 顔での本人確認と、名前の表示
  • 貸出中の本なら返却、それ以外なら貸出として自動で記録
  • 他の人が借りている本・登録されていない本の案内(記録はしない)
  • 画面の「顔を登録」からの顔の登録。正面と上下左右の5方向を自動で撮影
  • 顔のデータは受付機の中だけに保存し、外には送らない作り

実装手順

  1. 10月30日〜:顔の登録と見分け、本のバーコードの読み取り、画面のデザイン
  2. 同じ期間:社内書籍貸出システムに、受付機からの記録を受ける窓口を追加
  3. 11月2日:受付機だけが使える専用の入口を用意。できることは貸出・返却の記録と利用者一覧の読み取りだけに限定
  4. 11月2日:顔認証から貸出・返却までが通しで動くことを実機で確かめ、利用を開始
  5. 11月4日:下の段のバーコードを読んだときの待ち時間を、30秒から0.8秒に短縮

大変だった箇所と解決までのアプローチ

  • 本をかざすと「つながりません」と出る。原因は暗号通信に使うメモリの不足で、メモリの使い方を変えて解消
  • 再起動すると合鍵が消えたように見える。保存場所を開く前に読んでいたのが原因で、起動の順番を入れ替えて解消
  • 本の裏の下の段(192〜)を読むと、30秒何も読めない。読み取りをやり直していなかったので、案内を出して0.8秒後に読み直す形に
  • 本の登録は受付機ではやらないと決めた。私物の本が間違って入るのを防ぐため

使ったもの

使った物役割
本体M5Stack Tab5(5インチのタッチ画面、200万画素のカメラ、Wi-Fi)顔の撮影と画面の表示
貸出の記録先社内書籍貸出システム貸出・返却の記録
制作者
事務スタッフANOVEL株式会社

社内の事務を担当。入社してすぐに社内のタスク管理ツールとAIの開発ツールを使い始め、事務の仕事に取り入れている。プログラミング経験はない。

一覧に戻る

HOME

>

会社概要

NOVEL株式会社

生成AI・AIエージェント・業務システム導入・開発伴走支援|AI導入の支援実績 60社以上/上場企業から中堅企業まで|2019年設立