ChatGPTのAPIを扱える開発会社10選|選ぶ理由やメリット・デメリットも解説
- ChatGPT(チャットGPT/チャットジーピーティー)を使ったアプリやサービスの開発について相談したい
- AIに強い開発会社を探している
- ChatGPTの導入でビジネスの成功が見込めるのか知りたい
とお考えではないでしょうか。AIに強い開発会社を選ぶことで、専門的な知識と経験を活かした開発や高品質な製品やサービスの開発が可能です。
この記事では、AIに強い開発会社を選ぶ理由について解説し、ChatGPTのAPIを扱える開発会社10選を紹介しています。
AIに強い開発会社を選ぶ理由
近年、AI技術の進化とともに、多くの企業がAIを活用したサービスや製品の開発を進めています。その中で、AIに強い開発会社を選ぶことは、ビジネスの成功にとって非常に重要です。
以下では、AIに強い開発会社を選ぶ理由を詳しく解説します。
- 専門的な知識と経験
- 高品質な開発と効率的な進行
- 長期的なサポート
専門的な知識と経験
AIに強い開発会社は、専門的な知識と経験を持っています。これにより、最新の技術トレンドや研究を取り入れた開発が可能となります。
- 最新のAI技術の導入
- 高度な機能やアルゴリズムの実装
- 既存の技術との組み合わせによる効果的な解決策の提案
これらの専門的な知識と経験を活かすことで、競合他社との差別化や高い付加価値を持ったサービスの開発が可能です。
高品質な開発と効率的な進行
AIに強い開発会社は、高品質な開発と効率的なプロジェクト進行を実現します。専門家が集まるチームにより、確かな技術力での開発が行われるため、バグや問題が少なく、スムーズな進行が期待できます。
- 短期間での高品質な開発
- テストや検証による確実な品質保証
- 効率的なコミュニケーションと進行管理
これにより、期限内に予算を超えることなく、高品質な製品やサービスの開発が実現します。
長期的なサポート
AIに強い開発会社は、開発後も長期的なサポートを提供します。技術の進化や、市場の変動に対応するためのアップデート、新たな課題への対応など、長期的な視点でのサポートが期待できるでしょう。
- 定期的なアップデートやメンテナンス
- 新たな技術トレンドへの迅速な対応
- トラブル時の迅速なサポート
これらの理由から、AIに関するプロジェクトを進める際は、AIに強い開発会社を選ぶことが非常に重要です。
ChatGPTのAPIを扱える開発会社10選
ここからは、ChatGPTのAPIを導入・開発できる10の開発会社を紹介します。
- NOVEL株式会社
- 株式会社デザインワン・ジャパン
- JTP株式会社
- 株式会社オルツ
- 株式会社スクーティー
- 株式会社AVILEN
- 株式会社XAI
- 株式会社みずほリサーチ&テクノロジーズ
- 株式会社サテライトオフィス
- エボラニ株式会社
NOVEL株式会社
僭越ながら、当社を紹介いたします。
NOVEL株式会社では、GenerativeAIを活用したシステム開発・コンサルティングサービスを提供しています。貴社のワークフローにGPTを導入できる可能性を検討し、精度の高いプロンプト構築や、モデルのチューニングなど、GPT導入に必要なサポートをいたします。
- GPTの技術説明
- GPT導入の可否判断
- プロンプト作成支援
- モデルのFineTuning
- AIによる画像作成
- Embeddingの支援
- LangChainによるワークフロー導入支援
さらに、GPT+αの複数ツールを組み合わせたワークフローの構築も可能です。業務フローの一部自動化や文章作成の自動化、チャットボットの作成、自社のオリジナルコンテンツの作成、AIを用いたクリエイティブ制作などの実現可能な業務例が挙げられます。
ご興味を持たれましたら、ページフォームよりお気軽にお問い合わせください。
項目 | 内容 |
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企業名 | NOVEL株式会社 |
設立 | 2019年2月 |
領域の目安 | GenerativeAIに強い開発チームによるシステム開発・コンサルティングサービス等 |
株式会社デザインワン・ジャパン
画像出典元:https://offshore.designone.jp/ai-development/
株式会社デザインワン・ジャパンは、ChatGPT APIを中心としたAI技術を活用し、アプリやWebサービスの受託開発を行っている企業です。BtoBやBtoC向けの新規サービス開発から、既存システムとの連携まで幅広く対応しており、企画、設計、開発の一気通貫でサポートしてくれます。
項目 | 内容 |
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企業名 | 株式会社デザインワン・ジャパン |
設立 | 2005年9月 |
領域の目安 | AI活用のアプリやWebサービスの受託開発等 |
JTP株式会社
画像出典元:https://ai.jtp.co.jp/products/openai-service/
JTP株式会社は、Azure OpenAI Serviceと連携し、大規模言語モデル(GPT)を業務に活用して生産性を向上させるサービスを提供している企業です。Azure OpenAI Serviceの活用方針が決まっているが、具体的な実現方法を検討中といった事例に対して、カスタマイズしたインテグレーションを提案してくれます。
項目 | 内容 |
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企業名 | JTP株式会社 |
設立 | 1987年10月 |
領域の目安 | 業務活用した生産性向上等 |
株式会社オルツ
画像出展元:https://alt.ai/aiprojects/
株式会社オルツは、AIを活用したプロジェクトの実施をサポートしている企業です。特に、ChatGPTをはじめとするOpenAIの技術を利用したサービス開発に強みを持っています。オルツのチームは、企業の課題を深く理解し、最適なAIソリューションを提案してくれます。
項目 | 内容 |
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企業名 | 株式会社オルツ |
設立 | 2014年11月 |
領域の目安 | ヘルプデスク等 |
株式会社スクーティー
画像出展元:https://www.scuti.jp/chatgpt_integration_lab.html
株式会社スクーティーは、ChatGPTラボ型開発サービスを提供しており、ChatGPTとのシステム連携を迅速に実現してくれる企業です。ベトナムの優秀なエンジニアチームを即座に組成し、PoCの開始が可能です。実績として、AIショートショートやLINEチャットボット、Web版チャットボットなどのサービスを開発しています。
項目 | 内容 |
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企業名 | 株式会社スクーティー |
設立 | 2015年11月 |
領域の目安 | ChatGPTラボ型開発サービス等 |
株式会社AVILEN
画像出展元:https://avilen.co.jp/lp/advisory-chatgpt-ai-market/
株式会社AVILENは、ChatGPT導入コンサルティングを提供している企業です。ビジネスにおけるChatGPT導入の課題を解決するためのサポートが強みで、活用方法が思い浮かばない、アイデア実現の方法がわからない、セキュリティーのリスクが心配といった疑問や課題を持つ方も同社に相談できます。
項目 | 内容 |
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企業名 | 株式会社AVILEN |
設立 | 2018年8月 |
領域の目安 | AIおよびデータ活用技術の開発等 |
株式会社XAI
画像出展元:https://gpt-service.xai.co.jp/
株式会社XAIは、ChatGPTの利活用を支援するコンサル・開発サービスを提供している企業です。特に、新規サービス開発において、データからどのように価値を創出するかという観点でのサポートが強みです。サービスでは、多くのAI x 新規事業開発を支援してきた経験から、製品開発までを一気通貫で支援しています。
項目 | 内容 |
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企業名 | 株式会社XAI |
設立 | 2021年1月 |
領域の目安 | 新規AIサービス企画および開発等 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
画像出展元:https://www.mizuho-rt.co.jp/ai_powerhouse/technology/technology/technology-03/gptatheus-for-generative-ai.html
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社は、GPT™活用支援サービス「ATHEUS for Generative AI」を提供している企業です。このサービスは、生成AIの活用に向けて、課題やデータを考慮し、最適なユースケースの発掘、プロンプトエンジニアリング、データ収集、環境構築および検証を支援するものです。
項目 | 内容 |
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企業名 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 |
設立 | 2021年4月 |
領域の目安 | 生成AIを活用したアプリケーション等 |
株式会社サテライトオフィス
画像出展元:https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/?gad=1
株式会社サテライトオフィスは、企業内でのChatGPT(チャットGPT)の導入を支援している企業です。汎用的な部分をサービス化し、企業オリジナルな部分についてはソリューション化で対応。また、要望に応じて、新しいサービスを無償で提供するキャンペーンも実施しています。
項目 | 内容 |
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企業名 | 株式会社サテライトオフィス |
設立 | 1998年7月 |
領域の目安 | 画像、チャットボット、議事録等 |
エボラニ株式会社
画像出展元:https://chatgpt.anybot.me/
エボラニ株式会社は、「anybot for ChatGPT」というサービスを提供しており、自社データをChatGPTに組み込んでAIによる自然で高度な顧客対応が実現できる企業です。このサービスでは、PDFやCSVなどのテキストを用いて、誰でも簡単にAIを訓練できます。また、自社のLINE公式アカウントやウェブサイトで利用することができ、今後はインスタグラムやFacebookメッセンジャーでも利用が可能になる予定のようです。
項目 | 内容 |
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企業名 | エボラニ株式会社 (英表記: Evolany Co., Ltd.) |
設立 | 2018年3月20日 |
領域の目安 | チャットボット等 |
ChatGPTのAPIでできること
ChatGPTは、OpenAIが提供する自然言語処理技術を活用したAPIで、その機能は非常に多岐にわたります。
以下に、ChatGPTのAPIで実現できる主な機能を紹介します。
サービス | 説明 |
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自社サービスでの自然言語処理 | データベース内の情報をもとに回答を生成することが可能 |
チャットボット | ウェブサイトやアプリケーション内でのカスタマーサポートやFAQの自動応答などを効率化 |
メール作成 | 文章の生成能力を活用して、メールのドラフトやテンプレートを自動生成 |
会議の文字起こし | 会議の音声データをテキストに変換し、議事録の作成時間を大幅に短縮 |
翻訳・要約 | 専門的な内容や長文の要約において、高い精度と自然さを持って対応 |
検索ツール | 質問やキーワードに基づいて、関連する情報や記事を効率的に検索するツールを開発 |
2023年にはさらなる機能拡張や性能向上が期待されており、今後のビジネスやサービス開発において、欠かせないツールとなるでしょう。
ChatGPTのAPI利用を開発会社に依頼するメリット
ChatGPTのAPI利用を開発会社に依頼するメリットは、下記の3つです。
- 独自のサービスを作れる
- 情報漏洩対策になる
- 自社用に学習させられる
独自のサービスを作れる
開発会社に依頼することで、自社のビジョンやニーズに合わせたサービスを実現できます。開発会社が持つ技術や経験を活用して、独自の機能やデザインを取り入れられるからです。
- オリジナルのUI/UXデザイン
- 特定の業界やターゲットに特化した機能
- ユーザーのフィードバックを迅速に反映
これにより、他の競合サービスと差別化を図りながら、ユーザーにとって魅力的なサービスを提供できます。
情報漏洩対策になる
ChatGPTのAPIを使用する際、情報のセキュリティをより一層強化するのが一般的です。
基本的に、APIは学習に使用されないため、ユーザーのデータが外部に漏れるリスクを低減できます。加えて、必要に応じて下記のようなセキュリティ対策を実施でき、社内の重要なデータの流出を防げます。
- ユーザーデータの外部流出リスク低減
- API通信時のセキュリティ強化
- データの暗号化やアクセス制限の設定
これにより、導入企業のプライバシーを守りつつ、安心してサービスを利用できる環境が整います。
自社用に学習させられる
ChatGPTのAPIを利用することで、ファインチューニングを行い、自社のデータに特化したモデルを作成できることもメリットです。ファインチューニングとは、あるモデルを特定のタスクに適用するために、そのモデルを微調整することです。
- 業界特有の用語やフレーズの理解
- 企業独自の商品やサービスに関する知識の獲得
- ユーザーの質問や要望に即した回答の生成
これにより、一般的なモデルよりも高い精度と適応性を持ったAIを実現できるでしょう。
ChatGPTのAPI利用を開発会社に依頼するデメリット
ChatGPTのAPIを自社サービスに導入する際、開発会社への依頼は多くのメリットがあります。ただ、一方で下記のデメリットも存在するため、確認しておきましょう。
- 費用がかかる
- 情報の信憑性は疑う必要がある
費用がかかる
ChatGPTのAPIを開発会社に依頼すると、開発に一定の費用がかかることがデメリットの一つです。APIの利用料金に加えて、開発費用も発生するからです。
- 初期設定やカスタマイズのための開発費
- メンテナンスやアップデートの費用
- トラブル対応やサポートのコスト
これにより、自社での開発と比較して、総費用が高くなる可能性があります。ただし、長期的なメリットや投資対効果を考慮する必要はあるでしょう。
プロジェクトの規模や必要なカスタマイズのレベルによって、費用は最終的に見合うこともあります。最終的には、ニーズと予算に合わせて、情報の価値を考慮した判断をすることが大切です。
情報の信憑性は疑う必要がある
ChatGPTは高い生成能力を持っていますが、虚偽の情報を生成するリスクも考慮する必要があります。ChatGPTはユーザーの入力に基づいて情報を生成するため、必ずしも正確な情報を提供するとは限らないからです。
- ユーザーの誤入力に基づく不正確な回答
- 一般的な情報と異なる回答の生成
- 事実と異なる情報の提供
これにより、ユーザーに誤った情報を提供するリスクが生じるため、常に正確性を確認する必要があります。ファインチューニングを実施したとしても、憶測や予測となる場合(アイデアの創出など)は100%の精度を保証するものではありません。
解決策として、生成されたコンテンツの正確性と信頼性を確保するために検証プロセスを実装することが大切です。人間の専門家による手動のレビューや、生成されたコンテンツが特定の品質基準を満たしていることを確認する自動チェックなどが挙げられます。
また、ChatGPTはツールであるため、正確性を確保するために他の情報源と併用しましょう。
ChatGPT|API利用でアプリ開発は個人でもできる?
ChatGPTのAPI利用によるアプリ開発は、個人でも可能です。OpenAIが提供するAPIは、ドキュメントが充実しており、多くのプログラミング言語でのサンプルコードも提供されています。
これにより、基本的なプログラミングスキルを持つ個人でも、APIを利用したアプリの開発が行えます。
ただし、導入ができても要件に沿ったAIの設定が難しい可能性があります。特に、独自のニーズに合わせたカスタマイズや、高度な機能の実装を求める場合、専門的な知識や経験が必要となることが考えられます。
ChatGPTのAPIと開発会社に関するQ&A
ChatGPTのAPIと開発会社に関するQ&Aへ回答します。
- ChatGPTの開発者・運営会社は?
- ChatGPTのAPIの使用例は?
- ChatGPTは何に活用できる?
ChatGPTの開発者・運営会社は?
ChatGPTは、OpenAIによって開発されました。OpenAIは、AI技術の研究と開発を行う非営利団体として知られています。
ChatGPTのAPIの使用例は?
ChatGPTのAPIは、チャットボットの開発、自動文章生成、質問応答システム、翻訳や要約など、多岐にわたるアプリケーションでの使用が考えられます。特に、自然言語処理を必要とするサービスやアプリケーションでの利用が一般的です。
ChatGPTは何に活用できる?
ChatGPTは、チャットボットの構築、文章の自動生成、質問応答システムの開発、翻訳、要約など、多岐にわたる用途で活用できます。また、教育やエンターテインメント分野での利用も増えてきています。
TechUnit(テックユニット)は、技術コンサルティングと専属エンジニアチームの構築を行うサービスです。
下記に当てはまる方はお気軽にご相談ください。
- ✔ エンジニアが退職してしまった
- ✔ 開発が進まない
- ✔ すぐにエンジニアを増やしたい
- ✔ 今依頼している開発会社に不満がある
費用が発生しないご相談の段階で、「ソースコード解析」「要件定義」に関与し、プロジェクト毎に最適なチームをご提案しております。
プランに応じて柔軟な開発体制を構築いたします。もちろん、開発状況に応じたメンバーの増減も可能です。
無料相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください!
まとめ
ChatGPTはOpenAIによって開発された先進的な自然言語処理技術を持つAIです。APIを利用することで、チャットボットの構築から文章の自動生成、質問応答システムの開発まで、多岐にわたるアプリケーションの開発が可能となります。
しかし、導入やカスタマイズには専門的な知識が求められることも。そのため、正確な要件定義と、適切な開発会社の選定が成功の鍵となります。
今、技術の進化がこのように目覚ましい時代に、ChatGPTのAPIを活用し、新しい価値を生み出すチャンスが広がっています。この機会に、ChatGPTを自社サービスやプロジェクトに取り入れ、革新的なサービスの提供を検討してみてはいかがでしょうか。