予約システム開発の費用は?開発方法を含め解説
・「予約システムの開発はどのくらい費用がかかる?」
・「開発方法で違いがあるの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事ではそんな予約システムの開発費用というお悩みを、2年間、開発会社を経営していた経験から説明します。
具体的には
- 予約システムの概要とできること
- 予約システムの構築方法
- 予約システムの開発費用
の順番にご紹介していきます。
5分くらいで読めますし、予約システムの開発費用や構築方法についてのよく分かる内容となっておりますので、ぜひ読んでみてください。
予約システムの開発はお任せください
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予約システムとは
予約システムとは、インターネット上で予約が可能になるITシステムのことを指します。
オンライン上の予約システムは、以下のような目的で使用されることが多いです。
- 来店のため
- 商品確保のため
- 宿泊のため
- 挙式のため
- 面接のため
- 入場のため
電話やメールでしか予約ができない場合は、日中の時間に余裕があるユーザーに限定されてしまいます。
しかし予約システムがあれば、ユーザーがオンラインを活用して、24時間365日いつでも予約できることから、ユーザーの利便性が高まるのです。
結果、広くユーザーを取り入れることができるようになるため、見込み客を逃すことがありません。
また、予約の空き状況が分かれば、飛び込みで予約を入れる顧客も逃さずに済みます。
さらに、電話やメールでのやり取りに人員を割く必要がなくなり、顧客台帳への記入もおこなう必要がありません。
このように、予約システムはユーザーの利便性を高めるだけでなく、企業側の予約管理の効率化にも繋がるシステムというわけです。
予約システムでできること
予約システムは、ユーザー側も企業側も利点が多いシステムだと説明しました。
予約システムを開発・導入することで、具体的に以下の3つのことが可能になります。
- 予約の申込み・キャンセル機能
- 予約管理
- システム連携
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
予約の申込み・キャンセル機能
予約システムを開発することで、予約の申し込みやキャンセル機能を搭載することができます。
ユーザーが予約をしたい日時を選び、オンライン上で気軽に予約を入れることができるのです。
また、気軽にキャンセルができるため、来るはずだった顧客をひたすら待つ無駄な時間もなくなります。
電話やメールでの予約のみの場合には、キャンセルすることを面倒に感じてしまい、無断で当日に現れないユーザーは多いため、気軽に予約・キャンセルができるシステムは重宝するでしょう。
また、慣れないスタッフによる予約受付や管理も必要なくなり、予約重複などのミスもなくなります。
予約管理
予約システムを開発すれば、顧客の予約管理が楽になります。
予約フォームに入力された顧客の情報の整理や確認メールの送信など、すべて自動化できるためです。
人員を割いていた部分が自動化できれば、効率も上がり運用コストも削減できます。
予約の重複を防いだり、予約情報を共有したりすることもできるため、顧客の一括管理が楽になるでしょう。
システム連携
予約システムでは、その他のシステムと連携させることも可能です。
例えば、以下のような連携が挙げられます。
- Googleカレンダーに連携して予約状況をミーティングで共有
- クレジットカード決済で未回収のリスクを回避
- Zoomと連携して予約者に自動でミーティングURLを共有
- 在庫管理システムと連携してスムーズに在庫を管理
- SNSと連携してSNS上で予約が可能
他のシステムと連携させることで、ユーザーがより便利に予約システムを使えるようになることはもちろん、企業側も手間や時間を省いて管理することが可能になります。
自社のデータベースや顧客データと連携させれば、問い合わせの際の対応や確認の際にもスムーズです。
予約システムを構築するには?
ユーザー側も企業側も、どちらも使いやすく便利になる予約システム。
予約システムを構築するための代表的なものとして、以下の2つの方法があります。
- SaaSを活用する
- 0からフルスクラッチで構築する
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
SaaSを活用する
一から自社で開発したいわけではなく、すでにあるソフトウェアの機能を活用したい場合、SaaSを活用する方法があります。
SaaSは、クラウド上にあるソフトウェアを気軽に利用できるサービスです。
ソフトウェアをダウンロードする必要がなく、複数のチームや人数で同時に管理・編集がおこなえます。
アクセスするデバイスが違っていてもアカウントが同じであれば問題なく利用できるため、リモートワークにも向いているでしょう。
ただし、ソフトウェアのカスタマイズは、提供されているサービス内でしかおこなえません。
つまり、自社の業務や目指している予約システムとは異なる場合、企業側の運用形態を変更せざるを得ないのです。
特にバリエーションを求めない、カスタマイズはいらないという場合には、コストも安く運用できる方法と言えます。
0からフルスクラッチで構築する
一から自社に合った予約システムを構築・開発したい場合、フルスクラッチで構築する方法があります。
思い通りの予約システムにすることができ、自社のシステムに合ったものが作れる方法です。
ただし、どのようなシステムにしたいのか、どのような機能を搭載したいのか、という部分を丁寧に決めていく必要があるため、開発時間や費用がかかりやすい点が問題となります。
顧客システムや在庫管理システムと連携させる場合には、さらに費用がかかるでしょう。
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予約システム開発の内容を知ることで、不安に感じたことや、疑問に思ったことなどがあったかと思います。
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予約システムの開発費
予約システムの開発の方法が分かったところで、次はそれぞれの方法でどのくらいの開発費がかかるのかを紹介します。
- できるだけ安く済ませたい場合・・・SaaS
- 費用はかかっても自社に合った予約システムを構築したい・・・フルスクラッチ
それぞれの方法ごとに、予約システムの開発費を詳しく紹介します。
SaaSを活用した場合
SaaSを活用する場合にかかる開発費は、月に20,000円程度です。
SaaSは、クラウド上にあるソフトウェアを利用できるサービスであるため、複数のサービスが存在します。
例えば、以下のようなSaaSを活用した場合には、初期費用なしで年契約23,980円です。
初期費用がかからずに、予約システムを構築できます。
セキュリティを充実させたり、月間予約数を増やしたい場合には、月に50,000~60,000円ほどを目安にしておきましょう。
月間予約数の予想が少ない場合には、さらに安いSaaSのサービスやプランを選ぶことができます。
なかには、1週間無料でお試しができるものもあるため、気になるサービスは契約前にお試しをしてみるといいでしょう。
フルスクラッチで開発した場合
フルスクラッチで開発した場合にかかる開発費は、初期構築に2~3人月で、200~300万円程度必要です。
また、サーバー代や保守運用費として、その他月50,000円ほど必要となります。
この数字は、Web開発会社を経営していた経験から考えられる数字です。
フルスクラッチでの開発は、費用が高くなる分、SaaSにあるような機能制限を受けずに開発可能になります。
予約が殺到しており収益になる見込みがある場合には、フルスクラッチで開発したほうが自社にピッタリの予約システムが導入できるでしょう。
しかし、特に管理にも困っておらず、そこまで予約も入っていない場合には、SaaSでの構築のほうが安くあげることが可能です。
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まとめ
予約システムを開発するための開発方法をはじめ、それぞれに必要な開発費用について紹介しました。
紹介した開発費用は例として挙げたものですので、どのような機能を盛り込むかによっては1,000万円を超えてしまうケースもあります。
- どのような方法で開発するのか
- どの程度の機能が欲しいのか
これらの2つが、予約システムの開発費の大小を左右するポイントです。