【コスト削減】システム保守運用の費用相場は?抑え方と見積もりの内訳
- システム保守運用にかかる費用の相場が知りたい
- 保守運用に関する見積もりの内訳を知りたい
- 本当に適正価格なのかの判断軸を知りたい
ICT化・DX化などが推進される現代で、事業に取り入れたシステムは保守運用によって安定した稼働を実現する必要があります。
毎月、ランニングコストが発生する部分ですから、「費用対効果」が気になる人も多くいるはずです。
この記事では、システムの保守運用にかかる費用の目安から見極めるポイントまで、開発会社を経営するプロが解説します。
保守運用にかかるランニングコストを削減し、適切な価格を知るための参考になる内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。
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そもそもシステムの保守運用とは
保守運用とは、導入したシステムを正常に稼働させるために、必要となる維持・管理・対応の作業をまとめたものです。
サービスを提供するためには、大きく分けて、「システムの開発・導入」と、「それを維持する保守運用」という2つのプロセスがあります。
そして、保守運用は「保守」と「運用」の2つの意味を持ち、以下の内容で区別されます。
- 保守…システムの障害を未然に防ぎ、また障害が発生してしまった際には速やかな復旧をおこなう
- 運用…ルーティン業務によってシステムを日々とどこおりなく動かす
システムを開発・導入した場合は保守運用が必要となりますが、毎月かかる費用は開発会社や依頼内容によってそれぞれですから、「ランニングコスト」まで考えて検討しなくてはなりません。
システムの保守とは
システムの保守とは、障害を未然に防いだり、発生した障害の速やかに復旧したりする業務です。
開発・導入したシステムのトラブルは、いつ発生するのか誰にも予想できません。そこで、保守として監視し、すぐに対応できる体制を整える必要があります。
また、お問い合わせやアップデートのほかに、発生したトラブルにおける「原因の特定から復旧まで」を担います。
システムの運用とは
システムの運用は、ルーティン業務によってシステムを日々とどこおりなく動かす業務です。
常に(24時間365日)稼働し続けるシステムのサーバーやネットワークを監視し、得られた情報からトラブルを未然に防いで安定した状態を保ちます。
また、メモリやディスクといったリソースの増強だったり、機器のメンテナンスから老朽化対策などまで対応するなど、業務の幅が広いのが特徴です。
保守との違いが分かりにくいかもしれませんが、運用は「日々システムを動かす」のに対して、保守は改修やリプレース、トラブルの復旧などの「システムに変更を加える」ものです。
※細かい業務の範囲は開発会社によって異なる場合があります。
システム保守運用の具体的な内容
システム保守運用の内容は、大きく分けると以下の3つに分けられます。それぞれ業務の内容が異なり、費用にも大きく影響しますから、余計な費用をかけないためにも確認しましょう。
- ソフトウェア
- ハードウェア
- サービス委託
ソフトウェアの場合
ソフトウェアの保守運用の場合は、以下の内容が発生したときに対応・修正をおこないます。
- アプリケーション上のバグ発生時
- サーバートラブルによる通信障害
- 運用におけるトラブル、問い合わせ
- 操作方法における問い合わせ
- ソフトウェア使用において起きるバグやトラブル
- OSのアップデートに関連する不具合
ソフトウェアのシステムを運用するうえで、必ず発生するのがバグやトラブルです。
それらが発生した際に、いち早く検知し、修正・対応をおこなうことで、サービスへの被害を最小限に止められます。
ソフトウェアとは、システムを動作させるために命令を出すためのコンピューター、またはプログラムのことです。
たとえば、OSではWindows・Macなどがソフトウェアに該当しますし、表計算やワープロ・スマホのアプリもアプリケーション・ソフトと呼ばれて、ソフトウェアの1つとされるケースがあります。
ハードウェアの場合
ハードウェアの保守運用の場合は、以下の内容が発生したときに対応・修正をおこないます。
- ハードウェアの管理・故障対応
- ネットワーク障害・監視対応
- データの保持・バックアップ
- 再現可能なデータの復旧
- セキュリティシステムの維持・アップデート
- OSのアップデート
- 定期的なメンテナンス
- セキュリティリスク対応
故障やネットワーク障害が起きると、ソフトウェアの正常な動作を妨げてしまう可能性があります。
そのため、ハードウェアとソフトウェアのどちらにも対応できるように、保守運用を依頼するといったケースも出てくるでしょう。
なお、システム自体の維持の他にも、それを支えるハードウェアの管理(PCやサーバー等)もシステム運用保守の範囲です。
ハードウェアとは、「目に見える形のある用品」のことです。
システム開発では、パソコンやハードディスク、サーバーといったシステムに必要なパーツを指します。
サービス委託の場合
サービス委託は、以下のような領域を運営体制に合わせて管理や施策を依頼する方法です。
- ECサイト運営
- コンテンツマーケティング
- インバウンドマーケティング
- マーケティングオートメーション
- SEO対策
- リスティング広告の代行
- データベースメンテナンス
- ヘルプデスク運営
システムの維持とはやや領域が異なりますが、サービスの実運用やお問い合わせ対応などまで、好みの内容を組み合わせて委託できます。
サービス委託に関しては、請負う会社によって提供する内容が異なるので、自社の運営体制に合わせて選ぶのが良いでしょう。
システム保守運用に必要な費用の目安
保守運用の費用目安は、システム開発費用の約5〜15%ですから、月間で5〜20万円ほどです。年間にすると、60〜240万円が1つの目安となるでしょう。
以下の2つに分けて、それぞれの費用目安と相場について解説します。
- ソフトウェア・ハードウェア
- サービス委託
ソフトウェア・ハードウェアの保守運用の相場
ソフトウェア・ハードウェアのシステム運用保守にかかる必要な年間費用の目安が、システム開発費用の5~15%程度です。
例えば、500万円かけて開発したシステムの保守運用には、年間で75万円、月あたりおよそ65,000円が相場、ということになります。
ほとんどの場合には、月5〜20万円ほどに収まると考えて良いでしょう。
なお、私の経験からすると『15%』というのがもっともポピュラーです。ただし、システム自体の規模や求める業務の内容によっても費用は変化しますので、目安として予算を計算してみてください。
ハードウェア | ソフトウェア |
---|---|
ハードウェアの管理・故障対応 ネットワーク障害・監視対応 データの保持・バックアップ 再現可能なデータの復旧 セキュリティシステムの維持・アップデート OSのアップデート 定期的なメンテナンス セキュリティリスク対応 | アプリケーション上のバグ発生時 サーバートラブルによる通信障害 運用におけるトラブル、問い合わせ 操作方法における問い合わせ ソフトウェア使用において起きるバグやトラブル OSのアップデートに関連する不具合 |
サービス委託の保守運用の相場
サービス委託の保守運用の費用相場は、ハード・ソフトウェアの費用である15%に加えて、1ヶ月あたり20〜50万円ほどの費用がかかります。
また、ECサイトの運営を委託する場合には、売上・粗利のうち一定の%という契約になる場合もあるようです。
そのほかにも、委託する企業によって決められた金額がかかることになりますので、技術と依頼内容に合わせて比較し、適切な企業に委託することが求められます。
システムの保守運用の費用が高いと感じたら、サービス委託の範囲が含まれていないか確認しましょう。
導入したシステムのメンテナンスの内訳に含まれて、金額が不明瞭になったり、相場より高くなったりしている可能性があります。
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システム保守運用にかかる費用は、実際に見積もりをしてもらうのがおすすめです。
なぜなら、システムの内容や業務範囲によって細かく金額が異なり、その領域に対して本当に対応できるかは実績や知見・経験によって異なるためです。
システム保守運用にかかる費用が安くても、部分的な依頼しかできなければ自社の人的リソースを必要とします。
すべて安心して任せられるにしても、費用が高くてはランニングコストが長期的にかかることで負担となるでしょう。
システム保守運用にかかる費用を抑えたいなら、適切なシステム開発会社に見積もりをもらって検討するほうが、リサーチやコミュニケーションコストの削減につながります。
また、専門的な知識を持つ会社からの提案によって、現在のコストを削減できる施策も検討できるはずです。
もし、システム運用保守で、不明な点や改善したいことなどがありましたら、お気軽にジツゲン!へお問い合わせください。
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システム保守運用の費用から内容まで丁寧に説明させていただき、適切なソリューションを提案します。
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システム保守運用の費用を考える基本
システム保守運用の費用を考える基本は、「システム開発費用の5〜15%」と「サービス委託にかかる費用」の2つです。
例えば、保守運用の割合を15%・サービス委託にかかる費用を1ヶ月に50万円とすると、開発するサービスごとに以下の費用がかかる計算です。
開発サービス | 開発費用 | 保守運用の費用 | 合計金額 (サービス委託含む) |
---|---|---|---|
マッチングアプリ | 2,000万円 | 300万円 | 350万円 |
SNS | 1,500万円 | 225万円 | 275万円 |
ARシステム | 1200万円 | 180万円 | 230万円 |
マッチングサイト | 1,000万円 | 150万円 | 200万円 |
ECサイト | 800万円 | 120万円 | 170万円 |
ポータルサイト | 600万円 | 90万円 | 140万円 |
予約システム | 500万円 | 75万円 | 125万円 |
eラーニングシステム | 400万円 | 60万円 | 110万円 |
CMS構築 | 300万円 | 45万円 | 95万円 |
開発会社によって異なりますし、保守運用の程度によって価格は変わりますのでお見積りください。
なかでも、予算が限られている場合は、開発後の保守運用の費用の捻出まで考えて検討しましょう。
【内訳】システム保守運用にかかる費用の見積もり
システム保守運用にかかる費用の内訳は、以下の通りです。なお、内容は開発会社によって異なり、その他で見積もりが出ている場合がありますので、お手元の請求書等をご確認ください。
内訳(項目) | 内容 |
---|---|
ハードウェアの運用・保守費 | ハードウェアの管理・故障対応 ネットワーク障害・監視対応 データの保持・バックアップ 再現可能なデータの復旧 セキュリティシステムの維持・アップデート OSのアップデート 定期的なメンテナンス セキュリティリスク対応 |
ソフトウェアの運用・保守費 | アプリケーション上のバグ発生時 サーバートラブルによる通信障害 運用におけるトラブル、問い合わせ 操作方法における問い合わせ ソフトウェア使用において起きるバグやトラブル OSのアップデートに関連する不具合 |
サービス委託費 | ECサイト運営 コンテンツマーケティング インバウンドマーケティング マーケティングオートメーション SEO対策 リスティング広告の代行 データベースメンテナンス ヘルプデスク運営 |
リース・レンタル料 (設備・ハードウェア・ソフトウェア等) | システムに使われている設備のリースおよびレンタル費用 |
通信費 | 電話料金・郵便代金等の通信に必要となった費用 |
オペレーション人件費 | 業務を遂行するための人件費 |
外部委託費 | 他企業および個人事業主と業務委託・請負契約において外部委託した際の費用 |
システム保守運用の適正価格を見極めるポイント
システム保守運用の適正価格を見極めるポイントは、以下の2つです。
- システム開発費の約5〜15%であるか
- 費用対効果はあるか
システム開発費の約5〜15%であるか
システム保守運用にかかる費用(サービス委託を除く)が、年間で約5〜15%であるかを確認します。
素早く確認できるために、よくある費用の「5%と15%の金額をまとめた」ので参考にしてください。
開発費用 | 5%の場合 | 15%の場合 |
---|---|---|
2,000万円 | 100万円 | 300万円 |
1,500万円 | 75万円 | 225万円 |
1200万円 | 60万円 | 180万円 |
1,000万円 | 50万円 | 150万円 |
800万円 | 40万円 | 120万円 |
600万円 | 30万円 | 90万円 |
500万円 | 25万円 | 75万円 |
400万円 | 20万円 | 60万円 |
300万円 | 15万円 | 45万円 |
開発会社によって異なりますし、保守運用の程度によって価格は変わりますのでお見積りください。
あくまで目安ですから、特殊なシステムを導入したり、保守運用の対応の幅が広いことで対応項目が増えたりすると、費用は高くなるケースがあることも念頭においておきましょう。
費用対効果はあるか
システム保守運用を依頼している際は、費用対効果を得られているか、計算や適正稼働率から確認しましょう。
費用対効果の計算は「利益÷投資金額×100%」です。ただ、保守運用はこの利益にあたる数値を決めるのが難しく、判断に困ることがあるでしょう。
また、委託の範囲が明確になっていないと、取りこぼしからトラブルが発生する恐れがありますし、コストに見合ったパフォーマンスかどうかを正確に振り返ることもできません。
複数のシステムやプラグイン、クラウドなどが連携して成り立っているケースもありますから、先ほどご紹介したソフトウェアとハードウェアの切り分けなども含めて委託しているはずです。
そこで役立つのが、「適正稼働率」の指標です。保守運用の指標を設定し、定期的にパフォーマンスを評価できます。
なお、どこまでが委託の範囲なのか、具体的な対応の方法(作業の詳細、稼働時間など)はどのようなものかをあらかじめすり合わせておくことが重要です。
【参考】システム運用保守で知っておきたい適正稼働率
そして、適切に見直すためには『委託における稼働評価の指標を設定する』ことで、定期的にパフォーマンスを評価しましょう。
稼働率の項目 | 内容 |
即答率:即答件数/相談件数 | 迅速な回答が得られたかどうか |
引受率:引受件数/相談件数 | どのくらい相談を引き受けてもらえるか |
保守時間達成率:実績時間/見積時間 | 事前の見積もりと実際で工数にどれくらいの差があるか |
納期達成率:納期達成件数/引受件数 | 納期がどの程度守られているか |
一度で修正完了率:一度で修正完了した数/引受件数 | ミスや出戻りがどの程度発生しているか |
修正箇所調査、修正、確認にかけた作業時間の比率 | 保守作業の正確さがどの程度か |
こうした適正稼働率を調べる指標を作成し、適切に見直していくことで『システム運用保守の費用を抑えられる』ようになります。
システム保守運用にかかる費用を安く抑える方法
システム保守運用にかかる費用を安く抑える方法は、以下の2つです。
- 依頼内容を少なくする
- フリーランス・副業のエンジニアに委託する
大切なのは、必要最低限の依頼に止めることでランニングコストを削減しながら、費用対効果を最大まで引き上げることです。
コストを下げて保守運用がうまくいかなければ、プロジェクトやシステムが停止してしまい『さらに大きなバグやトラブル』を引き起こします。
失敗しないためにも参考にし、保守運用費用を妥当な金額で依頼しましょう。
依頼内容を少なくする
1つ目のポイントが、システム保守運用で依頼する内容を必要最低限まで絞り込み少なくすることです。
当然、委託する業務の量によって費用は大きくなりますから、委託する部分と自社でカバーできる部分を明確化して、不要な依頼は避けるようにするわけです。
特に、サイトの運営、マーケティング施策、ヘルプデスクの運営といったサービス委託の内容に関しては、コストに大きく差が出る部分でもあります。
一般的な費用の目安である15%とは別にコストがかかってきますから、できる限り自社でまかなうのが効率的です。
もし、システム保守運用の内容をどこまで削れるのか悩んだら、委託前に相談しましょう。
丁寧に対応してもらえて、内容まで説明できるシステム開発会社なら、今後のスポット依頼までしやすく『長く付き合い』できるようになります。
システム保守運用費用をできるだけ抑えたいし、まだまだこれから事業を伸ばしたいという意思を伝えることで、多種多様な提案も受けられるメリットがあります。
フリーランス・副業に発注する
通常のシステム開発会社に委託するのではなく、フリーランスや副業のエンジニアに委託することで、中間コストを削減でき、費用を抑えられることもあります。
確かに、月額で契約するといつでも安心してシステムを運用でき、急なトラブルも迅速に対応できるメリットがあります。
しかし、安定したシステムの運用ができるなら、フリーランスや副業のエンジニアに依頼することで、必要になったときだけ費用を支払うだけで済むわけです。
ただしで、パッケージングされたサービスを提供する会社とは違い、要件定義や担当範囲など、つど細かなコミュニケーションをする必要があり、クオリティーも保証されている訳ではありません。
そのため、スピード感やコミュニケーションコストがかかる点がデメリットです。
メリットばかりではありませんが、システム運用保守にかかる費用をできるだけ抑えたいなら検討してみるとよいでしょう。
システム保守運用の委託で失敗しないためには
システム保守運用の委託では、いくつか失敗しやすいパターンがありますから、トラブルを未然に防ぐために以下のポイントを押さえておきましょう。
- 開発実績・エンジニアのレベルを確認する
- 積極的にコミュニケーションを取る
- 一定期間ごとに費用を見直す
レベルの確認やコミュニケーションだけに限らず、見直しすることは非常に大切です。
開発実績・エンジニアのレベルを確認する
システム開発・保守運用の実績や担当するエンジニアのレベルといった情報は、事前に必ず確認するようにしましょう。
なぜなら、委託の際には、業務のクオリティーに信頼がおける会社・エンジニアかどうかが重要だからです。
たとえば、自社のシステム保守運用を委託しようとしたとき、実績がまったくない企業だと細かい説明からしなくてはなりません。
そうすると、説明に必要なコストに対して不安を抱き、自社で管理したほうが早いという結論に辿り着きかねないわけです。
多くの開発会社はサービスサイト上にそういった実績を掲載していますから、まずはその内容をチェックしましょう。
積極的にコミュニケーションを取る
システム運用保守を委託したら終わりではなく、開発会社やエンジニアとは積極的にコミュニケーションをとり、常に認識のすり合わせをすることが必要です。
なぜなら、委託内容が常に明確になっていれば、自社での業務との切り分けや将来的な内製化も可能になるためです。
不必要な部分まで委託したままだと、ランニングコストがずっとかかり続けることになります。
そのため、適切にコミュニケーションを取り入れて長期的にコストの削減につなげるアクションを取りましょう。
知らないうちにバグやトラブルが起きていて、対応できていなかったということも防げます。
依頼を続けるにあたり、信用できる開発会社なのかを見極める指針にもなるはずです。
システム運用保守だけを委託しているケースでも、積極的なコミュニケーションで認識と現状をアップデートしていきましょう。
一定期間ごとに費用を見直す
一定期間ごとにシステム運用保守の費用を見直すことも大切な要素です。
なぜなら、システム運用保守を繰り返しおこなうことで、安定した運用が可能と判断したときには自社リソースだけで対応できるケースが含まれるからです。
最初に委託したときは、費用対効果が非常に高く『安心してお任せできていた』という場合でも、1ヶ月、2ヶ月、半年、1年といったように時間が経過するごとに業務内容は変化していきます。
社内のリソースで補えるようになれば、また新たな施策のための資金として検討もできるでしょう。
一定期間ごとに費用を見直すことで、余計なコストをカットできるため『1つの指針』として定期的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
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- ✔ エンジニアが退職してしまった
- ✔ 開発が進まない
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まとめ
ここまで、システム保守運用について解説しました。いかがでしたでしょうか。
外部への委託による効率化と必要なコストの兼ね合いを見定め、費用対効果が大きいかどうかを判断するのが重要なポイントです。
一度自社システムの保守運用にどのくらいのコスト、人的リソースがかかるのか確認してみることをおすすめします。
そして、システム保守運用に適切なコストと人的リソースを見極めて、運用を進めていくようにしましょう。
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