生成AIは企業にとって業務効率化の新たな選択肢と言えるものですが、導入にあたっては料金体系や機能の違いなど、検討すべき点も多数あります。導入企業の規模や用途によって最適なプランは異なり、見落とすと思わぬコストがかかる可能性も。そこで今回は、ChatGPTを中心に、企業が生成AIを活用する際の料金体系、APIとの比較を詳しく解説します。また、別のAIの候補と料金にも触れるため、ぜひ最後までご覧ください。ChatGPTの料金一覧ChatGPTは、OpenAIが提供する生成AIサービスで、企業のニーズに合わせて様々なプランが用意されています。以下の表は、各プランの概要を示しています。プラン名月額料金利用可能機能メッセージ限度特典Free (無料)$0GPT-3.5、限定的なGPT-4oアクセス、基本的なデータ分析、ファイルアップロード、画像生成(DALL・E)制限あり-Plus (プラス)$20GPT-4、GPT-4oアクセス、データ分析、ファイルアップロード、画像生成、WebブラウズGPT-4oで5倍増加新機能の早期アクセスTeam (チーム)年間契約で1ユーザーあたり$25 / 月額契約で$30プラスプランの全機能に加え、メッセージ上限増、管理コンソールプラスより高上限チームデータはトレーニングに使用されずEnterprise (エンタープライズ)お問い合わせチームプランの全機能に加え、無制限の高速アクセス、拡張されたコンテキストウィンドウ無制限優先サポート、アカウント管理の継続的な支援無料プランでは、GPT-3.5を中心に基本的な機能が利用可能ですが、メッセージ数に制限があります。Plusプランでは、GPT-4にアクセスでき、データ分析やファイルアップロード、画像生成など、より高度な機能が利用可能です。また、GPT-4oでのメッセージ限度が5倍に増加し、新機能への早期アクセスも特典として付与されます。Teamプランは、複数のユーザーで利用する場合に適しており、年間契約で1ユーザーあたり$25、月額契約で$30です。チームのデータはトレーニングに使用されないため、セキュリティ面でも安心です。Enterpriseは要見積もり企業向けとなっているEnterpriseプランは、企業の規模、従業員数、ユースケース、必要な機能によって料金が異なります。OpenAIの営業チームと直接対話することで、自社に最適なカスタマイズされたシステムを開発できるプランだからです。以下は、Enterpriseプランの主な特典です。特典カテゴリ詳細セキュリティとプライバシーデータ休息時のAES-256暗号化、転送時のTLS 1.2+暗号化、SOC 2 Type 2コンプライアンス専用サポート専任のアカウントチームによるサポート、優先的なカスタマーサポートカスタマイズオプションワークスペースのカスタマイズ、カスタムデータ保持ポリシー、ドメイン検証管理機能管理コントロールでアクセスと機能の細かな管理、ユーザーの採用、エンゲージメント、行動の洞察、グループ権限とGPT管理トレーニングとオンボーディングカスタマイズされたオンボーディング、ライブトレーニングセッション自社のニーズに完全に適合した生成AIシステムを構築し、業務の効率化とイノベーションを促進できるよう工夫されています。とはいえ、OpenAIの営業部とやりとりする必要があり、システムを開発するようなイメージでの話し合いになる見込みです。Teamは年払いで5ドル安くなるTeamプランでは、年間契約を選択することで、1ユーザーあたりの月額料金が$30から$25に割引されます。1ユーザーあたり月額$5、年間$60の節約になります。例えば、2023年4月7日時点での為替レートが1ドル=131.59円だとすると、月額$5の差は657.95円に相当します。これが12か月分で7,895.4円の節約です。従業員数が多い企業ほど、年間契約による費用対効果は大きくなるでしょう。GPTモデルにおけるAPIの料金一覧OpenAIが提供するGPTモデルのAPI料金は、モデルの性能と用途に応じて異なります。以下の表は、各モデルのInput(入力)とOutput(出力)のコストを示しています。モデルInput コストOutput コスト対応モデルGPT-4o$5.00 / 1Mトークン$15.00 / 1MトークンテキストGPT-3.5 Turbo$0.50 / 1Mトークン$1.50 / 1MトークンテキストGPT-3.5 Turbo Instruct$1.50 / 1Mトークン$2.00 / 1Mトークンテキストtext-embedding-3-small$0.02 / 1Mトークン-テキスト埋め込みtext-embedding-3-large$0.13 / 1Mトークン-テキスト埋め込みada v2$0.10 / 1Mトークン-テキスト埋め込みdavinci-002$6.00 / 1Mトークン$12.00 / 1Mトークンファインチューニングbabbage-002$0.40 / 1Mトークン$1.60 / 1MトークンファインチューニングDALL·E 3 Standard 1024×1024-$0.040 / 画像画像DALL·E 3 Standard 1024×1792-$0.080 / 画像画像DALL·E 3 HD 1024×1024-$0.080 / 画像画像DALL·E 3 HD 1024×1792-$0.120 / 画像画像Whisper-$0.006 / 分音声TTS-$15.00 / 1M文字音声TTS HD-$30.00 / 1M文字音声GPTモデルは、テキスト生成や埋め込み、ファインチューニングなど、様々な用途に対応しています。企業がAIを活用したサービスや機能を開発する際には、目的に合ったモデルを選択し、コストを考慮しながら導入することが重要です。テキストに限らず、DALL・EやWhisper、TTSなどのモデルを使えば、画像生成や音声認識、音声合成といった機能も実現できます。自社のビジネスニーズに合わせて、適切なモデルを選択することが、AIの効果的な活用につながるでしょう。APIはすぐに無制限にはならないOpenAIのAPIを利用する際には、一定の利用限度額が設定されています。この限度額は、ユーザーのティアによって異なります。ティア資格要件利用限度額Free許可された地域のユーザーであること月$100Tier 1$5の支払いが完了していること月$100Tier 2$50の支払いと最初の支払いから7日以上が経過していること月$500Tier 3$100の支払いと上記同様に支払いから7日以上が経過していること月$1,000Tier 4$250の支払いと上記同様に支払いから14日以上が経過していること月$5,000Tier 5$1,000の支払いと上記同様に支払いから30日以上が経過していること月$50,000OpenAIのAPIを無制限に使用するためには、一定額の支払いと1か月程度の準備期間が必要です。APIの乱用を防ぎ、セキュリティを確保するための措置といえます。ただし、専用システムを開発しているベンダーのAPIを利用する場合には、すでに条件を満たしているほか、特別なティアが割り振られていることもあり、使用制限を気にする必要はありません。もし、企業が自社のAPIでAIを導入する際には、自社のニーズに合った種類を選択し、適切な利用限度額を設定することが重要です。また、セキュリティ面でのリスクを考慮し、信頼できるベンダーと提携することも検討すべきでしょう。【比較】ChatGPT TeamとAPIを企業利用した際の料金企業がChatGPTを活用する際、大きくわけて2つの選択肢があります。ChatGPT Teamのようなサブスクリプション型のサービスを利用するか、OpenAI APIを直接利用するかです。どちらを選ぶべきかは、コストと利便性のバランスを考慮する必要があります。例えば、10人のチームでChatGPT Teamの年間プランを利用した場合、年間で$300の支払いが発生します。一方、同じ$300をOpenAI APIに投じた場合、以下のようなトークン数を利用できます。モデル合計コスト(インプット+アウトプット)$300でのトークン数GPT-3.5 Turbo$2.00 / 1Mトークン150,000,000 トークンGPT-4$20.00 / 1Mトークン15,000,000 トークン単純に1文字を1トークンとすると、GPT-3.5 Turboなら約1億5000万文字、GPT-4でも1500万文字分の利用が可能です。もちろん、使わなかった場合は繰越されるため、毎月利用した分だけで済みます。もし、ChatGPTがこのAPIの金額よりも優れている、要はテキストを多く生成したり、その分だけ使ったりしている場合にはAPIモデルに向いていません。逆もまた然りです。とはいえ、APIを利用するには、それなりの技術力が求められます。特にファインチューニングを行う場合は、さらに高度な技術と大量のデータが必要となります。社内にAIやプログラミングの知見がない場合、APIの利用はハードルが高いでしょう。一方、ChatGPT Teamは、専用のインターフェースを通じて手軽にChatGPTを利用できます。プロンプトエンジニアリングのスキルさえあれば、すぐに業務に活用できるでしょう。セキュリティ面でも、APIよりは安心して利用できます。結局のところ、自社の技術力、予算、利用目的に応じて、最適な選択をする必要があります。もし判断に迷ったら、弊社のAIコンサルティングへぜひご相談ください。生成AIは企業の生産性向上に大きく貢献しますが、適切に導入・運用しなければ、その恩恵を十分に受けることはできません。貴社に最適な生成AIの活用方法を、ぜひ一緒に見つけましょう!ChatGPTの企業利用で料金と一緒に知っておくべき3つの違いChatGPTの企業利用で料金と一緒に知っておくべき違いを、以下の3つに分けて紹介します。部署やチーム・プロジェクトが増えると料金も増えるプランによって使えるモデルが異なるEnterprisと日本企業のベンダーでは柔軟性が違う部署やチーム・プロジェクトが増えると料金も増えるChatGPTを企業で活用する際、料金体系を理解することが重要です。特にTeamプランでは、部署やチーム・プロジェクトごとにユーザー数に応じた料金が発生します。年間契約の場合、1ユーザーあたり月額$25、月額契約の場合は$30となっています。Teamプランでは、プラスプランの全機能に加えて、メッセージ上限の増加や管理コンソールの利用が可能です。企業規模が大きくなるほど、利用するユーザー数も増えるため、総合的な利用料金は高くなる傾向にあります。大規模な導入を検討している場合は、OpenAIのEnterpriseプランを依頼し、コストの比較を行うことをおすすめします。一方、小規模なチームで3〜5名程度の利用であれば、Teamプランでも十分な機能を提供できるでしょう。プランによって使えるモデルが異なるChatGPTには複数のプランが用意されており、プランによって利用可能なモデルや機能に違いがあります。プラン主な特徴FreeGPT-3.5、限定的なGPT-4のアクセス、基本的なデータ分析、ファイルアップロード、画像生成(DALL・E)PlusGPT-4のアクセス、データ分析、ファイルアップロード、画像生成、Webブラウズ、GPT-4で5倍のメッセージ上限、新機能の早期アクセスTeamプラスプランの全機能、高いメッセージ上限、管理コンソール、チームデータはトレーニングに使用されないEnterpriseチームプランの全機能、無制限の高速アクセス、拡張されたコンテキストウィンドウ、優先サポート、アカウント管理の継続的な支援企業がChatGPTを導入する際は、自社のニーズに合ったプランを選択することが重要です。利用目的や必要な機能、予算などを考慮し、最適なプランを選択しましょう。また、オプトアウトの設定はChatGPTのインターフェース上で変更可能ですが、履歴等を使えなくなるなどの不便な面もあります。一方で、APIなら開発次第で履歴を自由に残せて、常にオプトアウトできることも覚えておくと判断基準の1つになるかもしれません。Enterpriseと日本企業のベンダーでは柔軟性が違うChatGPTのEnterpriseプランと日本企業のベンダーを比較すると、カスタマイズの柔軟性に大きな違いがあります。項目ChatGPT Enterprise日本のベンダー企業コスト個別見積もり個別見積もりカスタマイズ一部可能(フロントエンド、カスタムGPTなど)高い柔軟性でカスタマイズ可能知的財産権OpenAIが保有依頼企業またはベンダー等セキュリティ高水準(SOC 2 Type 2など)個別対応対応スピード即時利用可能(公式より)開発に時間がかかるサポートOpenAIによる優先サポートベンダー企業によるサポート機能最新の大規模言語モデル、Vision、Speechなど個別の機能開発、APIを使ったモデルなら利用可能モデル更新OpenAIによる継続的な更新ベンダー側が更新を継続(契約次第)Enterpriseプランでは、一部のカスタマイズ(フロントエンド、カスタムGPTなど)が可能ですが、日本のベンダー企業では高い柔軟性でカスタマイズできます。また、知的財産権については、Enterpriseプランではデフォルトで OpenAIが保有しますが、日本のベンダー企業では依頼企業またはベンダー等が保有できます。企業がChatGPTを導入する際は、自社のニーズに合ったプランやベンダーを選択することが大切です。カスタマイズの柔軟性、知的財産権、セキュリティ、対応スピード、サポート体制、機能、モデルの更新などを総合的に判断し、最適な選択を行いましょう。ChatGPT以外の企業向けAIの料金ChatGPT以外にも、企業向けAIには以下の3つも挙げられます。Copilot EnterpriseAzure OpenAI ServiceGemini for Google Workspaceここでは、主要な企業向けAIサービスの料金体系をそれぞれ紹介します。Copilot EnterpriseGitHubが提供するCopilotは、開発者向けのAIコード補完ツールです。また、Copilot for Microsoft 365はMicrosoftが提供するオフィス製品用のAIツールを指します。以下は、Copilotの各プランの概要です。プラン価格アカウントの種類特典Copilot Individual$10/月または$100/年個人用アカウントコードスニペットコレクションが有効Copilot Business$19/ユーザー/月OrganizationまたはEnterpriseアカウントOrganization全体にわたるポリシー管理Copilot Enterprise$39/ユーザー/月GitHub Enterprise CloudのEnterpriseアカウントOrganization全体にわたるポリシー管理、指定したファイルを除外、監査ログ、Copilot Enterpriseの設定と有効化Copilot for Microsoft 365¥53,964/ユーザー/年または¥4,497/ユーザー/月企業向け仕様のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスが必要なアカウントMicrosoft 365 アプリと統合、AI搭載チャット、Copilot Studioを使用したデータや自動化へのプラグイン作成Copilotは開発者の生産性向上に特化したサービスであり、企業のセキュリティやコンプライアンス要件に応じて適切なプランを選択できます。特にCopilot Enterpriseは、大企業向けの高度な管理機能を利用できるでしょう。なお、Copilot for Microsoft 365は条件を満たさなくては契約できません。とはいえ、オフィス製品を使っている場合は、親和性が高いサービスです。Azure OpenAI ServiceMicrosoftが提供するAzure OpenAI Serviceは、OpenAIのAPIを利用して、カスタムAIアプリケーションを構築するためのプラットフォームです。以下は、Azure OpenAI Serviceの料金体系です。モデルコンテキスト入力 (1,000 トークンあたり)出力 (1,000 トークンあたり)対応モデルGPT-4o グローバルデプロイ128K$0.005$0.015テキストGPT-4o リージョン API128K$0.005$0.015テキストGPT-3.5-Turbo-012516K$0.0005$0.0015テキストGPT-3.5-Turbo-Instruct4K$0.0015$0.002テキストGPT-4 (8K)8K$0.03$0.06テキストGPT-4 (32K)32K$0.06$0.12テキストAzure OpenAI Serviceは、企業のニーズに合わせて柔軟にAIモデルを選択し、カスタマイズできる点が特徴です。GPT-4やGPT-3.5など、最新のモデルを利用可能で、入力と出力のトークン数に応じた従量課金制を採用し、OpenAIのAPI利用と非常に近いです。Gemini for Google WorkspaceGoogleが提供するGeminiは、Google Workspaceと統合されたAIアシスタントです。以下は、Geminiの料金プランです。プラン名月額料金(ユーザー1人あたり、1年契約)特典Gemini Business¥2,260 JPYGemini in Gmail、Gemini in Google ドキュメント、Gemini in Google スライド、Gemini in Google スプレッドシート、Gemini in Google Meet、Google の最上位 AI モデルへのアクセス、エンタープライズ グレードのセキュリティとプライバシー、一般的なビジネス ユーザーのニーズに対応Gemini Enterprise¥3,400 JPYGemini Business のすべての機能、15 以上の言語での字幕翻訳に対応した高度な会議、Gemini の完全アクセス権と利用Geminiは、Google Workspaceとのシームレスな統合が最大の特徴です。Gmail、ドキュメント、スプレッドシートなど、日常的に使用するアプリケーションにAI機能を追加することで、業務効率の大幅な向上が期待できます。ただし、AIの導入には、データの管理やセキュリティ、社内の体制整備など、様々な課題もあります。専門知識を持ったパートナーと協力しながら、段階的に進めていく方法がおすすめです。そのため、弊社NOVEL株式会社では、AIコンサルティングサービスを提供しています。貴社の状況に合わせて、最適なAIサービスの選定や導入支援を行います。ぜひ、お気軽にご相談ください。ChatGPTの企業利用と料金に関するFAQ最後に、ChatGPTの企業利用と料金に関する質問へ回答します。料金計算に用いられるトークンとは?ChatGPTの支払い方法は?ChatGPTを商用利用した場合の料金は?ChatGPTの法人契約に対応する料金プランは?ChatGPTのAPIの料金確認方法は?法人契約なら日割り計算もしてくれる料金計算に用いられるトークンとは?ChatGPTやAPIのトークンとは、ChatGPTが処理できる言葉のかたまりを表す単位であり、入力と出力の文字量を計算するために用いられます。一般的に、日本語の場合、1トークンあたり1.1〜1.2文字程度に相当すると考えられています。つまり、100文字の日本語テキストは、約110〜120トークンに相当します。一方、英語では単語に対するトークン数となり、日本語と比較して1トークンあたりの文字数が多くなる仕組みです。このトークン数に基づいて料金が計算されるため、同じ内容を伝えるにしても、言語によってトークン数が異なり、料金に差が生じることになります。英語でプロンプトを入力して出力を得る方が、より多くの情報をやり取りできるでしょう。ChatGPTの支払い方法は?ChatGPTを企業で利用する際、料金の支払い方法は、主要なクレジットカードに加え、PayPalでの支払いにも対応しています。また、Apple PayやGoogle Payにも対応しているため、モバイルデバイスを使った迅速な支払いも可能です。また、APIを利用する場合は、APIキーに紐づけられた支払い情報(クレカ等)を管理する必要があります。不正利用を防ぐために、APIキーの管理体制を整え、定期的に利用状況をモニタリングしておきましょう。ChatGPTを商用利用した場合の料金は?ChatGPTは、商用利用に対して別途料金を設定していないため、個人利用と同じ料金体系が適用されます。料金は、以下のとおりです。プラン名月額料金Free (無料)$0Plus (プラス)$20Team (チーム)年間契約で1ユーザーあたり$25 / 月額契約で$30Enterprise (エンタープライズ)お問い合わせChatGPTの法人契約に対応する料金プランは?ChatGPTを提供するOpenAIでは大規模な利用ニーズに対応するために、ChatGPT Enterpriseという法人向けプランを提供しています。高度なセキュリティ機能や専用のサポート体制を備えており、企業の要件に応じたカスタマイズが可能です。ただし、ChatGPT Enterpriseの具体的な料金については、個別の問い合わせが必要です。なお、そこまで使わないということであれば、チームで利用できるTeamプランを使うと良いでしょう。ChatGPTのAPIの料金確認方法は?ChatGPTのAPIの利用状況と料金を確認するには、以下の手順でOpenAIのアカウントにログインし、設定画面から確認する必要があります。OpenAIのアカウントにログインします。画面右上のアイコンをクリックし、「Settings」を選択します。左側のメニューから「Billing」を選択します。法人契約なら日割り計算もしてくれる?残念ながら、ChatGPTでは日割り計算には対応しておらず、月単位の料金体系のみが提供されています。つまり、利用開始日が月の途中であっても、月額料金が全額発生することになります。この点は、他のSaaSサービスと比較すると、柔軟性に欠ける部分です。特に、試験的な導入や短期的なプロジェクトでの利用を検討する企業にとっては、コスト面でのハードルになる可能性があります。生成AIの活用に悩んだらAIコンサルへChatGPTは代表的な生成AIであり、その活用は企業の生産性向上に大いに貢献し得るものです。プランはFreeからEnterpriseまで存在し、それぞれで利用可能なモデルや機能に違いがあります。また、ChatGPTのEnterpriseプランと日本企業のベンダーを比較すると、カスタマイズの柔軟性に大きな違いがあります。金額や柔軟性を踏まえて、ChatGPTを導入する際は自社のニーズに合ったプランを選択することが重要です。NOVEL株式会社では、生成AIに関する豊富な知見とノウハウを活かし、企業の皆様をフルサポートいたします。さらに、AIシステムの要件定義から開発、運用テスト、性能改善まで、一気通貫でサポート可能です。生成AIの導入に悩んだら、ぜひNOVELのAIコンサルティングをご活用ください。