オフショア開発の費用とおすすめの企業を5社ご紹介【2021年最新版】

  • 「オフショア開発の費用はどのくらい?
  • 「相場が適正価格なのか基準を知りたい」

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではそんなオフショア開発にかかる費用というお悩みを、2年間、開発会社を経営していた経験から説明します。

具体的には、

  • オフショア開発の費用感
  • 計算の仕方と相場
  • 単価感と企業例

の順番にご紹介していきます。

7分くらいで読めますし、オフショア開発の費用や相場についてのよく分かる内容となっておりますので、ぜひ読んでみてください。

目次

オフショア開発の費用感

まずは、オフショア開発の費用感を知りましょう。

費用感を知ることによって、オフショア開発にどれくらいの費用が掛かるかを予想できるからです。

ここでは各国のエンジニア相場とブリッジエンジニアの単価を紹介します。

  1. 開発費用の計算の仕方
  2. 各国のエンジニア相場
  3. ベトナムのエンジニア相場
  4. ミャンマーのエンジニア相場
  5. 中国のエンジニア相場
  6. インドのエンジニア相場

順番に解説していきます。

開発費用の計算の仕方

開発費用は、エンジニア単価×人月で計算されます。

人月とは、1人が1ヶ月(8時間×20日間)でおこなえる作業量のこと。

例えば、1人で作業して3ヶ月かかる作業量と、3人で作業して1ヶ月でこなす作業量はどちらも同じく3人月と表します。

開発費用を算出する際には、まず人月計算をして作業量を算出し、エンジニア単価と掛け合わせましょう。

各国のエンジニア相場

委託する企業にもよりますが、各国のおおよそのエンジニア相場はこちらです。

相場
ベトナム月額25万円から40万円
ミャンマー月額15万円から35万円
中国月額35万円から50万円
インド月額30万円から45万円

国によって、金額に幅があることがわかります、

それでは、各国のエンジニアにはどのような特徴があるのか単価とともに詳しく見ていきましょう。

ベトナムのエンジニア単価

ベトナムのエンジニア単価は、おおよそ月額25万円から40万円です。

ベトナムでのオフショア開発のメリットは、コストパフォーマンスの良さ。

政府が主体となってICT(情報通信)教育に力を入れており、優秀な若い人材を排出しています。

日本より安価な人件費でありながら、国の後押しによって技術力のあるエンジニアが多数在籍しているため、とてもコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

しかし、JETRO|日本貿易振興機構の調査によると、ベトナムの人件費は年々上昇しているため、コストパフォーマンスの良さはいつまでも続くとは限りません

将来的なコスト増加も加味して、ベトナムのエンジニアに委託するべきか検討しましょう。

ミャンマーのエンジニア単価

ミャンマーのエンジニア単価は、おおよそ月額15万円から30万円です。

周辺諸国よりも遅れて経済発展したため、他のオフショア開発国よりも圧倒的に人件費が低くなっています。

そのため、開発コストをとにかく抑えたい企業におすすめと言えるでしょう。

ですが、オフショア開発においては後発国であるため、開発体制やオフショア開発の体系化は進んでいません。

委託内容によっては工数が必要以上に増えてしまい、結果的に人件費の高い国よりも費用がかさんでしまう可能性があります。

ですので、高度な技術や専門性を必要とする場合は要注意です。

ミャンマーでオフショア開発をするなら、優秀なブリッジエンジニア(橋渡し役となるSE)が必須となるでしょう。

中国のエンジニア単価

中国のエンジニア単価は、おおよそ月額35万円から50万円です。

ITエンジニアの母数が多く、優秀なスキルを持つ人材がを見つけやすい特徴があります。

また、日本語も話せるエンジニアも多数いるので、スムーズにやり取りができるのも強みと言えます。

日本と中国のオフショア開発は80年代から始まっており、他国に比べてオフショア開発の体系化が整っているため、初期段階から素早く仕事を依頼できるはずです。

また、時差が1時間しかないため、リアルタイムでやり取りできる点も見逃せません。

開発が佳境に入ってきたときなど、スピード感を求められる状況では時差の少なさが生きてくるでしょう。

しかし、みずほ銀行の調査によると、中国での人件費は高騰しており、他国と比べてコストが高い傾向にあります。

コスト面のデメリットと、開発面のメリットを比べてぜひ検討してみてください。

インドのエンジニア単価

インドのエンジニア単価は、おおよそ月額30万円から45万円です。

インドのエンジニアを選ぶメリットは、エンジニアスキルの水準の高さが挙げられます。

インドは昔から、IT先進国である欧米諸国からのオフショア開発が多かったため、世界随一のIT大国へと発展しました。

さらに欧米諸国との取引の中で、技術だけでなくワークフローも洗練されてきたので、納期を守ることの意識も高いです。

ですが、三菱UFJ銀行のリサーチにより、ベトナムや中国と同様に人件費は年々増している背景があるため、コストメリットは今後低くなると予想できます。

コストメリットよりも、高い技術力と正確なスケジューリングを求めたいなら、インドを委託先の候補としてみてはいかがでしょうか。

ブリッジエンジニアのエンジニア単価

オフショア開発に欠かせない存在が、ブリッジエンジニア(ブリッジSE)です。

ブリッジエンジニアはオフショア開発で活躍する職種なので、存在を知らない人もいるかもしれません。

このブリッジエンジニアの仕事について、詳しく見てみましょう。

ブリッジエンジニアとは

ブリッジンジニアとは、委託先の現地のエンジニアと日本企業との橋渡しをする職種です。

日本企業の要望をヒアリングし、現地エンジニアの技術力やリソースも把握して、スケジュールや詳細な要件を決めます。

そのため、システム開発技術だけでなく、現地の言語や商習慣を理解し、スムーズに意思疎通を図れるコミュニケーションスキルを持つ人材です。

現地では主にプロジェクトのマネジメントをおこない、オフショア開発の成果に関わる重要なポジションを担当。

ブリッジエンジニアがいれば、正確な仕様の伝達やシステムの細かな調整を行えるため、工数の最適化や高品質な開発ができます。

また、優秀な人材であれば、現地エンジニアの育成や管理をして、将来的な発展にもつなげられるでしょう。

このように、ブリッジエンジニアにはオフショア開発にはなくてはならない存在と言えるわけです。

1人あたりの単価感

ブリッジエンジニアの単価相場は、1人あたり50万円以上かかります。

求めるスキルによってはさらに高額になり、70万円を超えることもあるでしょう。

現地のエンジニアよりも高額な人件費なので、企業によっては起用することをためらってしまうかもしれません。

とはいえ、安いからと言ってスキルの低い人材を選んでしまうと、開発が難航して想定よりも高い費用がかかる可能性も。

自社が求める要件に合うブリッジエンジニアを雇えば、プロジェクトがスムーズに進み、成功へとつながるはずです。

あなたの会社がブリッジエンジニアに求める役割を明確にして、適切な人材を見つけましょう。

全体を通すと意外とコストがかかる

オフショア開発は、格安またはコスト大幅削減といったイメージを持っている人はいませんか?

しかし、これまで紹介してきた通りオフショア開発には、

  • 国によっては高い現地エンジニア人件費
  • 重要なポジションのため高額なブリッジエンジニア費

主にこの2つの費用が大きくかかります。

また、エンジニアを複数人同時にアサインされるケースが多く、全体で見たときのコストは高いと言えます。

ですので、オフショア開発を発注すれば、コストを劇的に抑えられるわけではありません。

小さな案件であるほど、コストメリットは少なくなります

まずはオフショア開発費用の見積もりを、依頼先に出してもらいましょう。

その上で、国内よりも手間がかかるオフショア開発をするほどのメリットがあるのか、慎重に検討してみてください。

そこまでおすすめなのが、日系のオフショア企業です。

日系のオフショア企業5選

  • 「オフショア企業はどこを選べばいいんだろう」
  • 「現地の企業だとコミュニケーションに困るかもしれない」

こんな風にオフショア企業選びに悩んでいるなら、まずは日系企業の中から探してみるのがおすすめです。

日系のオフショア企業なら、意思疎通や商習慣の面でも安心して交渉できて、正確な開発依頼ができます。

ここでは、以下5つの日系のオフショア企業を紹介していきます。

  1. セカイラボ(株式会社モンスター・ラボ)
  2. 株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク) 
  3. 株式会社エイブリッジ 
  4. 株式会社アイティ・フォレスト 
  5. 株式会社コウェル

それぞれ特徴を紹介するので、参考にしてみてください。

セカイラボ(株式会社モンスター・ラボ)

出典:「セカイラボ」公式Webサイト

  • 高品質なラボ型開発
  • 高水準の技術力と豊富な人材
  • ローカライズにも対応 

セカイラボは、株式会社モンスター・ラボによるオフショア開発サービスです。

中国やベトナムなど、海外6カ国10都市に自社の拠点を展開しているため、豊富なIT人材が数多く在籍しています。

顧客ごとに専属チームを作るラボ型開発をしており、請負型開発よりもコストを削減できるでしょう。

また、ローカライズといって、ある国で作られたシステムやソフトを他国で使えるように、調整することも対応しています。

ですので、オフショア開発だけでなく、海外市場への参入を見据えている企業におすすめの開発サービスです。

株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)

出典:「Sun Asterisk」公式Webサイト
  • 300超の新規事業・プロダクト開発の実績
  • 1000名以上のエンジニアが在籍
  • Rubyを中心に、多様な開発言語に対応

ベトナムを中心にオフショア開発を担っているのが、株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)です。

スタートアップ企業のシステム開発支援や、大手企業の新規事業開発などに幅広く携わっています。

海外4カ国6都市に自社拠点を持ち、Rubyエンジニアを筆頭に1000名を超える人材がそろうほどの規模感です。

豊富なエンジニアを活かして、要件に合わせた開発言語に対応できるのが特長と言えます。

幅広い実績に魅力を感じるなら、Sun Asteriskに見積もり依頼してみてはいかがでしょうか。

株式会社エイブリッジ

出典:「エイブリッジ」公式Webサイト
  • ミャンマーのオフショア開発
  • JavaやPHP中心の開発言語
  • Web系システム開発が得意

株式会社エイブリッジは、ミャンマーに拠点を置いたオフショア開発をおこなう企業です。

2015年からミャンマーに日本人スタッフが入っており、現地エンジニアの日本語能力とITスキル育成に力を入れています。

自社で育成した優秀なエンジニアを、ミャンマーの低い人件費でアサインしてもらえるので、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

オフショア開発以外には、沖縄での人材サポートや日本国内の農業収穫支援など、多様な事業を展開しています。

コストパフォーマンスを重視したいなら、エイブリッジを検討してみましょう。

株式会社アイティ・フォレスト

出典:「アイティ・フォレスト」公式Webサイト
  • 中国のオフショア開発
  • およそ20年の経験と実績があるIT企業
  • Xamarinでのスピーディなアプリ開発

株式会社アイティ・フォレストは、中国国内に3カ所の拠点を持つ、中国のオフショア開発が盛んなIT企業です。

1997年の会社設立当時からオフショア開発をおこなってきたので、20年以上のノウハウとスキルによってサポートしてくれます。

アプリ開発では、大手金融業や会計ソフトメーカーなどのマルチプラットフォームの開発に対応してきました。

Webシステム開発においても、金融システム開発・保守やオリジナリティのあるECサイト構築など、多数の実績があります。

時差が少なく、スキルの高い中国でオフショア開発をしたいなら、アイティ・フォレストが力になってくれるでしょう。

株式会社コウェル

出典:「コウェル」公式Webサイト
  • ベトナムのオフショア開発
  • 日本基準の品質かつコスパに優れた価格
  • フェーズに合わせたチーム変動

株式会社コウェルは、日本企業のオフショア開発委託がベトナム進出を始めたとき、いち早くオフショア開発に取り組みました。

上流工程を日本人エンジニアがソフトウェア開発や詳細設計、ベトナムの現地エンジニアがそれぞれ担当し、日本基準の高品質なサービスを低価格で提供できるわけです。

また、フェーズごとにチームメンバーの変更や人員の増減をして、コストを最適化をしてくれるのも良心的と言えるでしょう。

価格と品質のバランスを求めたい企業は、コウェルがおすすめです。

以上が日系のオフショア企業5選でした。

あなたの会社が求める要件と照らし合わせて、検討してみてください。

まとめ

オフショア開発にかかる費用や相場、オフショア企業を紹介しました。

これからオフショア開発を依頼する際に、ぜひ参考にしてみてください。

もしもすでに見積もりを依頼済みであれば、相場と比較して、適正価格なのか判断してみることをおすすめします。

プロジェクトに合うコストパフォーマンスを実現してくれる企業を見つけて、オフショア開発を成功させましょう。

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