ネットを利用するうえで、サービスへの入り口となる大切なサービスであり、情報を集約している便利なポータルサイトが欠かせません。
しかし、種類は豊富でその機能も複雑になりやすい傾向がありますので、ユーザー(顧客)の使いやすさまで考え、仕様変更を実施する必要があります。
この記事では具体的な例をふまえて、ポータルサイトの概要と作り方をわかりやすく解説します。
サービスのリリースや構築を検討されている際は、ぜひ参考にしてください。
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ポータルサイトは、インターネット上のさまざまなコンテンツの玄関の役割を担っています。ユーザーが求めている情報や機能を集約してされているサイトなので、検索したユーザーが初めにたどり着くことが多くなります。
無数にあるサイトの中から目的の情報にたどり着くため、ポータルサイトで検索をするのが一般的です。現在では、検索の他にも便利な機能や魅力的なコンテンツを充実させることでアクセス数を増やす工夫がされています。
ポータルサイトの概念ができた当初は、Webサイトをジャンルごとにまとめて掲載しているサイトとして利用されていました。その後、天気予報や占い、ニュースなどのコンテンツが追加されることで総合サービスを提供するサイトになっていったのです。
今では、インターネットを活用する上で、窓口としてのポータルサイトは必要不可欠な存在となっています。
英語でportal(ポータル)という単語は、玄関や入口といった意味を持ちます。そのため、ポータルサイトは、文字通り入口のサイトというわけです。ポータルと同じく、玄関や入口を表す単語としてentrance(エントランス)があります。
同じような言葉に感じるかもしれませんが、ポータルはより大きな建造物の入口といったニュアンスです。また、ポータルは「豪華で堂々とした」というニュアンスも含みます。
ですから、膨大な数のWebコンテンツの集客がある巨大な存在として、ポータルサイトと呼ばれているわけです。
【関連記事】プロ監修|マッチングサイトとは?構築・開発方法や費用、ビジネスモデルを説明します!

ポータルサイトは、ジャンルを絞った専門的なものも含まれます。そのため、ポータルサイトを作るときには、利用する目的に合わせて種類の選択が必要です。
知りたい情報が具体的なら、専門的なポータルサイトで検索した方がより核心に近い情報にたどり着けるでしょう。ユーザーにとって便利で利用しやすいサイトを作るために、この項目では代表的な3つの種類のポータルサイトについて詳しく紹介します。
総合ポータルサイト
不動産ポータルサイト
社内ポータルサイト
総合ポータルサイトは、検索エンジンをはじめとしてニュースや占い、天気予報といった総合的な情報が掲載されているサイトです。Yahoo!Japanが代表的ですが、以下のような種類のサイトも総合ポータルサイトに該当します。

検索型の代表例は、世界的にも圧倒的なシェア数を誇る「Google検索」です。現在では、世界で使用されている利便性があり、Yahoo!Japanの検索エンジンにも使用されています。
API複合型には、「Xhome」があてはまります。Google・YouTube・WikipediaのAPIを利用して連携。ユーザーが、Xhome内で検索意欲を満たせるような作りです。
統合型メタ検索は、複数の検索エンジンで同時に検索します。有名な例は、Ceek.jpです。一方で非統合型メタ検索は、検索時に使用するエンジンを指定して使います。
地域型ポータルサイトは、民間企業や行政によって作成された、市域の観光名所や名産品の情報が掲載されているサイトです。地域住民に向けて病院情報や求人情報などを紹介しているサイトも地域型ポータルサイトです。
専門型ポータルサイトは、健康系や美容系など特定のジャンルに特化しているサイトになります。目的型ポータルサイトは、婚活サイトといった目的を実現するために必要な情報を提供しているものです。
ブログ型ポータルサイトは、「アメブロ」といった個人のブログを閲覧したり投稿したりできるサイトです。昨今では、ネットショップが手軽にできる「BASE」や小説やエッセイ、動画などの作品が発表できる「note」などもあります。
コミュニティ型ポータルサイトは、ユーザー同士の書き込みでコンテンツが成り立っている「Yahoo!知恵袋」や「発言小町」のようなサイトです。このように、総合型ポータルサイトはかなりの種類が存在します。
ポータルサイトには、ここまで紹介してきたもの以外にも種類があります。インターネットを活用する事業によって、それぞれ集客する目的やユーザー層が異なるためです。

多種多様なポータルサイトがあるので、それぞれを参考にして開発を検討してみるのもよいかもしれません。
不動産ポータルサイトは、各不動産会社がそれぞれ手がけている物件の情報をまとめて公開している専門型ポータルサイトです。会社の規模に関わらず掲載することで、多くの顧客に物件を認知してもらえます。
代表的なサイトとして、「SUUMO」や「アットホーム」があります。代表例に挙げた2サイトではでは、不動産会社と顧客とをマッチングさせる役割のみを行っており、売買や賃貸契約には関与しません。
不動産会社がポータルサイトに掲載するメリットとして、
顧客の認知度アップ
集客の手間が省ける
信頼性が高くなる など
があります。反面、不動産会社には掲載料や集客あたりの手数料が必要になるといったデメリットもあります。
ユーザーにとっては、不動産に関して知りたい情報が手軽に調べられる点がメリットで、デメリットはありません。不動産ポータルサイトは、掲載する不動産会社と利用する顧客の双方に利便性があるサイトです。
社内ポータルサイトは、従業員や関係者のみアクセスできるように作られているサイトです。社外に知られたくない情報を共有する目的で使用されます。パスワードを設定して、外部に情報が漏れないようにしているのが一般的です。
例えば、以下のような内容で使用されます。
社員同士のコミュニケーション
上司からの指示を周知
社内リソースの可視化 など
支社が各地に点在している会社といったように、規模が大きくなると社員同士の意思疎通が円滑に進まないこともあります。意思疎通の問題を解決する手段として、社内ポータルサイトによるスムーズな情報伝達が便利です。
【関連記事】ポータルサイトの構築費用はいくら?開発から運営まで含めて解説

ポータルサイトのイメージをよりわかりやすくするため、以下に分けて具体例を紹介します。
Yahoo! JAPAN
新浪(sina)
枚方つーしん
SUUMO
常葉大学
Googleは言わずと知れた、世界を代表する検索サイトです。
トップページは検索窓のみというシンプルさですが、Googleアカウントと紐づけられるサービスは多種多様。グーグル独自コンテンツのほか、他社サービスでもログインが可能となっており、1つのIDとパスワードのみで多様なサービスが利用できる「シングルサインオン」を実現しています。
Googleポータルサイトは、インターネットへの入口と言えます。
Yahoo! JAPANはアメリカ発祥ながら、日本で独自の進化を遂げた検索サービスです。
独自で行うサービスは検索だけにとどまらず、ニュースやファイナンス、ショッピングなど多種多様にのぼります。
ポータルサイトから各サービスへの遷移も容易で、今では各社がこのインターフェースを参考に構築しています。
新浪は中国に本社を置く大手インターネットサービスで、ミニブログの微博(ウェイボー)で有名です。
2014年にアメリカのナスダック市場へ、いち早く上場したことで話題になった中国系インターネット関連企業です。(2021年3月上場を廃止)
枚方つーしんは大阪府枚方市民のための情報サイトです。
枚方市とその周辺地域のニュースや、グルメ情報を扱う地域密着型のメディア。記事の豊富さと内容のユニークさが、人気となっています。
SUUMOは、住宅・不動産購入や売買をサポートする情報サイトです。
マンションや一戸建てなど不動産にまつわる情報が、豊富に集められています。
常葉大学のポータルサイトは大学が立ち上げたもので、在学生から卒業生、入学志望者など関係者が利用しています。
在学生のための行事案内や事務連絡、卒業生には証明書の発行、入学志望者向けには入試情報などのコンテンツがあります。
この3種類のほかにも、プロバイダ契約したときに最初に表示されるページもポータルサイトと呼びます。
| BIGLOBE | https://www.biglobe.ne.jp |
| @nifty | https://www.nifty.com |
| OCN | https://www.ocn.ne.jp |
上記とは目的が異なる「社内用のポータルサイト」もあります。一般の利用者向けではなく、従業員向けのサイトで社内の関係者に公開され、スケジュール管理や掲示板・電子申請などよく使う便利な機能が集められています。
社内ポータルサイトでよく使われる主な機能は次のとおりです。
社内規程の管理
業務用マニュアルの整理
社内報の掲示
スケジュールの全社共有
ワークフロー申請
各種社内システムとのリンク
コミュニケーションツール
【関連記事】社内ポータルサイトの作り方・構築方法をプロがまとめてみた
次に、ポータルサイトの作り方ですが、大きく分けて次の3つの方法があります。
パッケージを導入する
スクラッチで一から自社開発する
WordPressなどで自作する
手軽で時間をかけずに構築するには、パッケージを導入する方法が選べます。
実績のあるパッケージには、すでに基本的な機能が備わっているので、ヒアリングから導入したい機能を追加するだけです。
ただし、パッケージは定められた条件に従ったカスタマイズしかできないケースが多くあります。そのため、競合他社と差別化をどのように進めるかを、事前に検討しておくとよいでしょう。
オリジナリティの高いポータルサイトを構築する場合は、スクラッチ(フルスクラッチ)で開発する方法が一般的です。
会社の経営方針の確認、社員のニーズなどを丁寧にくみ取って要件定義をおこないます。大きなプロジェクトとなるので、マネジメントや技術者など人材の確保を行い、設計・構築・評価・追加見直しは必須です。
時間と費用がかかるので、手軽に導入するには向いていませんが、クオリティの高いオリジナルポータルサイトを構築できます。
企業のホームページをWordPressといったCMSで作成する方法は、珍しいことではなくなりました。ポータルサイトも無料で作成でき、高度な技術は必要ありません。
ただ、欲しいサービスの追加やセキュリティについては自社で対応する必要があります。
【関連記事】求人ポータルサイトをCMSで構築する手段や費用相場をプロがまとめてみた
ポータルサイトの自作は可能ですが、メリットとデメリットについて整理しておく必要があります。
| 媒体名 | WordPress(ワードプレス) |
| メリット | ・素早く・安く構築できる ・外注なしでカスタマイズできる ・事業の仮説検証に向いている |
| デメリット | ・カスタマイズ性が低い ・マッチングサイトほど自由度がない ・後から改修するとコストが高い |
| 費用目安 | 100万円〜300万円 |
| おすすめ度 | × |
WordPressなどのCMSを使ってポータルサイトを簡易的に自作すれば、制作にかかる費用を最小限に抑えられます。しかし、CMSは広く使われているものなので、デザインの自由度は低くなるのが難点です。
また、プラグインの種類を増やしていくと、それだけセキュリティ上の懸念が増すことになるので注意しましょう。
【関連記事】ポータルサイトを自作で立ち上げる方法・構築の流れをまとめてみた
ポータルサイトの制作会社を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。
実績のある開発会社に依頼する
運用のための施策は検討しておく
中長期的に委託できる開発会社を探す
開発に豊富な実績があり、運用も安心して任せられるところがおすすめです。
会社が無くなってしまっては運用に困ることになるので、中長期的に委託できる開発会社を探すのも重要となります。
【関連記事】ポータルサイトに強い制作会社5選!選び方や費用を解説
ポータルサイトの構築費用の相場は、『約1,000万円』です。
| CMS | 100-300万円 |
|---|---|
| マッチングサイト | 500-2000万円 |
| ポータルサイト | 500-2000万円 |
| ECサイト | 200-1000万円 |
| SNS | 500-3000万円 |
| 予約システム | 300-2000万円 |
| 動画配信プラットフォーム | 200-1000万円 |
| SaaS | 500-3000万円 |
また、小規模で〜約300万円・中規模で約600万円・大規模で1000万円以上と、規模が大きくなるほど開発費用もかかります。そのため、要件定義を細かくおこなって「制作範囲や期間を短くする」とよいでしょう。
ただ、開発は今後も継続し、ユーザーのニーズに合わせて調整できる状態が好ましいです。
また、パッケージ化されているものを利用すれば、スクラッチで一から開発しなくて済むので、工数も抑えられます。より詳しく構築費用について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】ポータルサイトの構築費用はいくら?開発から運営まで含めて解説

ポータルサイトの構築・開発は、当社にお任せください。ポータルサイトの構築費用は、約1,000万円が相場。価格はシステム開発会社によって異なるほか、構築に用いる手法によっても差が生じます。
そこで当社では、専任のPMが1名担当し、業務フローの整理からコンセプト、仕様策定までサポートさせていただいています。プロジェクト管理ツールやソースコードをクライアント様と共有しているため、リアルタイムで進捗把握が可能です。
また、最低でも週1回は成果物の共有をしているので、制作でありがちな「認識齟齬」が発生しにくい状況となっています。
プロジェクトの計画に合わせたリソース調整や休止なども可能、長期契約の場合、通常よりもお得になるプランもございます。お気軽にお問い合わせください。

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