【2021年版】ニアショア開発の特徴やメリット・課題を解説

  • 「ニアショア開発って、よく聞くけどどういう意味?」
  • 「ニアショア開発って、オフショア開発と比べてメリットがあるの?」

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではそんな「ニアショア開発がわからない」というお悩みを、
2年間、開発会社を経営していた経験から説明します。

具体的には

  • ニアショア開発の意味
  • オフショア開発との違い
  • システム開発費用を安く抑える方法

の順番にご紹介していきます。

5分くらいで読めますし、ニアショア開発についてのよく分かる内容となっておりますので、ぜひ読んでみてください。

目次

ニアショア開発とは

ニアショア開発とは、近くの企業にシステム開発を依頼する開発方法のことを意味します。

ニアショア開発における「近くの企業」とは、物理的に距離が近い企業、主に国内にある企業のことです。

ニアショアは「near(近い)」と「shore(岸)」という単語が合わさった言葉であり、システム開発における外注先を選別するときに用いられます。

例えば都心の企業が地方の企業に開発を外注するケースなどが、ニアショア開発に該当します。

システム開発を外部委託することを検討している場合、国内の企業をピックアップしてニアショア開発をおこなうことが考えられるでしょう。

オフショア開発との違い

ニアショア開発とよく比較されるのが、オフショア開発です。

オフショア開発は、海外の企業にシステム開発を依頼する開発方法を意味します。

「off(離れている)」「shore(岸)」という単語を組み合わせた言葉で、ニアショアとの違いはシステム開発の外部委託先が「国内か国外か」という点です。

オフショア開発では中国、インド、ベトナムなどにある企業と提携して、システム開発をおこないます。

ニアショア開発のメリット

ニアショア開発を実施することには、いくつかのメリットがあります。

メリットを踏まえて活用することで、システム開発のプロジェクトをスムーズに進められるでしょう。

特にメリットとして効果が高い以下の要素は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

開発コストを抑えられる

ニアショア開発のメリットの一つは、開発コストを抑えられることです。

地方の企業は最低賃金が都市部と比較して安いので、委託することで人件費を抑えることができます。

システム開発におけるコストの多くは一般的に人件費によって占められているため、ニアショア開発によるメリットは大きくなるでしょう。

ニアショア開発では単純な人件費だけでなく、プロジェクト中に発生する移動費用なども削減できます。

例えば直接的な打ち合わせをして開発プロジェクトを進めたいときも、テレビ通話などのリモート環境を使うことでスムーズにコミュニケーションが取れるでしょう。

そのため電車や飛行機などを使う機会はほとんどなく、コストの節約につなげられるのです。

また、近年は都市部のニアショア開発の需要に応えるために、積極的にニアショア開発の誘致をおこなう県も増えています。

空港からのアクセスが良い地方企業にシステム開発を委託することで、開発コストはさらに安く抑えられるでしょう。

コミュニケーションの問題が発生しない

ニアショア開発は国内で全ての開発工程が進められるため、基本的にコミュニケーションの問題が発生しません。

また、万が一システム開発の作業に問題が発生しても、すぐに状況を確認して対処することが可能です。

リソースをシステム開発に集中できる点も、ニアショア開発ならではのメリットになるでしょう。

オフショア開発の場合、海外のエンジニアとのやりとりになるため、まず日本語を正確に伝えることが難しいです。

通訳(ブリッジSE)を挟んでやりとりをすることになれば、意思疎通が困難となって余計な時間をかけることもあります。

最悪の場合には間違った意図がエンジニアに伝わってしまい、要件定義や仕様の確認からやり直さなければならないケースも考えられるでしょう。

また、時差がある海外企業に委託する場合、スムーズな連絡を取ることが難しくなるケースもあります。

コミュニケーションのレスポンスが悪くなれば、それだけ開発の進捗にも影響が出てしまうでしょう。

その点、ニアショア開発は国内同士でのコミュニケーションになるので、対応できる時間のズレを気にする必要はありません。

ニアショア開発の課題

多くのメリットを持つニアショア開発ですが、いくつかの課題があることもまた事実です。

以下からはニアショア開発をおこなう際に、注意しておきたいポイントを紹介します。

エンジニアの確保が難しい

ニアショア開発を実施する際には、エンジニアの確保に頭を悩ませることが多いです。

国内では現在IT技術者の人材不足が問題となっているため、システム開発をおこなえるエンジニアを集めるのが困難になることがあります。

特にニアショア開発の委託先となる地方でエンジニアをしている人の数は少なく、開発の依頼をしたくても必要な環境が整わないという可能性もあるのです。

経済産業省がおこなった「IT 人材需給に関する調査」によると、2030年には最大で79万人ものIT人材が不足するという予測が立てられています。

さらに昨今は新型コロナウィルスの影響で、海外の企業に委託するケースが減ると考えられるので、ニアショア開発の需要が高まる可能性もあるでしょう。

以上のことから、今後も慢性的にエンジニアの確保が難しくなることが、ニアショア開発の課題になると考えられます。

高い品質を維持するための工夫が必要

ニアショア開発で高い品質を維持するためには、エンジニアの質や外注先の企業を吟味するなどの工夫が必要です。

国内で高いスキルを持つエンジニアは、その実力を活かせる都市部で働くことが多いです。

そのため地方を中心としたニアショア開発では、スキル不足や必要なプログラミング言語を使える人材がいないといったケースも考えられます。

高い品質を求める場合には、事前にエンジニアの保有スキルや実績をきちんと確認する必要があるでしょう。

地方のIT企業は業務実態に関する情報が少ないケースも多く、具体的にどんな対応をしてくれるのかがわからないこともあります。

そのため複数の企業に話を聞いて、自社の求める条件にマッチする会社を探す工夫も必要です。

開発費用もしっかりと見積もりをとって、納得のできる条件を提示してくれる企業に依頼しましょう。

システム開発費用を安く抑える方法

ニアショア開発をおこなう際には、システム開発費用を安く抑える方法もチェックしておくことがおすすめです。

事前に費用を抑制するポイントを把握しておくことで、無駄なコストをかけずに必要なシステムを開発できます。

それぞれの内容を確認して、ニアショア開発の費用を安価にする工夫をしてみましょう。

依頼内容を少なくする

一般的にニアショア開発は、依頼する内容が増えるほど開発費用が高くなります。

そのため外注先への依頼は必要最低限の内容に変更して、開発コストを抑えることがおすすめです。

全てを外注先に丸投げするのではなく、自社でできる部分を把握して、できる限り依頼内容を減らすことも検討してみてください。

ニアショア開発の依頼内容を少なくすることは費用が安くなるだけでなく、エンジニアを探しやすくなったり、納期に余裕が生まれたりといったメリットにもつながります。

依頼内容が少なくなれば必要な環境や規模の条件も緩くなるので、ニアショア開発におけるエンジニアの確保が難しいといった課題もクリアしやすくなるでしょう。

また、依頼内容をあらかじめ少なくしておけば、後から追加の業務が必要になった場合にも、予算内でまかないやすくなります。

その後の変更も考慮して、最初の段階では意図的に依頼内容を少なくするのもポイントです。

フリーランス・副業に委託する

システム開発の外注は、フリーランスや副業のエンジニアに依頼することでより安く抑えられます。

クラウドソーシングなどのサービスを通せば、システム開発のスキルを持ったエンジニアに簡単に依頼が可能です。

求める条件をクリアできるエンジニアをピックアップして、見積もりをおこなってみることも考えられます。

ただし、フリーランスや副業のエンジニアの中には、こちらの要求を十分に満たしてくれない人材も多いです。

こちら側でしっかりとした管理をする必要も出てくるので、余計なトラブルや手間が増える可能性もあるでしょう。

フリーランスや副業に委託する場合には、信頼できる相手かどうかをきちんと見極めるのもポイントです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ニアショア開発について解説しました。

ニアショア開発をおこなう際にはそのメリットと課題を知っておくことがポイントですので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

ぜひ発注の際にご参考にしていただけたら幸いです。

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