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[プロ解説]システム開発 要件定義書とは?書き方やポイントを紹介!

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[プロ解説]システム開発 要件定義書とは?書き方やポイントを紹介!

最終更新日:

2025.4.8

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要件定義書とは、システム開発の際に発注者との間で合意した内容をまとめ、共有する書類です。開発前に要件定義書を作成すれば、成果物の認識の齟齬を避けられます。

この記事では、要件定義書について以下の点を解説します。

要件定義書とは

要件定義書とは

要件定義書(requirements document)とは、システム開発の際に開発会社が情報をまとめ、発注者に提出する書類です。作成によって、成果物の完成イメージのすれ違いを避ける目的があります。発注者が依頼者に対してヒアリングして、合意を得られた内容を記載します。

実装する機能を詳細に書くと同時に、知識がない人でも理解できるものにしなければいけません。要件定義書のフォーマットは、制作するシステム開発会社によって異なり、記載する内容も変更できます。

提案依頼書(RFP)との違い

要件定義書と似ている書類に提案依頼書(RFP)があります。要件定義書との大きな違いとしては、提案依頼書の作成は発注者側がおこなう点です。

提案依頼書は、発注者がシステム開発会社に対して、全体イメージや実装したい機能の希望を具体的に伝えることを目的とします。複数の開発会社に対するコンペや見積もり依頼時に活用されます。

【一言メモ】
類似する書類として、要求仕様書もあります。要求仕様書も提案依頼書と同じく、発注者側が開発会社に希望を伝えるための書類です。提案依頼書と異なるのは、技術的な要件は含めない点です。

課題や求める仕様などを記載し、技術面の解決法の提示は開発会社側に求めます。

要件定義書は誰が書く?

要件定義書は誰が書く?

要件定義書は、開発・制作側が作成します。要件定義書の内容を元に、具体的な設計や開発がおこわれるため、内容は詳細にしなければいけません。

要件定義書の内容が曖昧であると、発注者側との認識のずれが生じ、開発会社の主観に基づいた開発となる恐れがあります。そのため、技術的な内容を含めつつもシステム開発の知識がない発注者でも理解できる形式でまとめましょう。

ヒアリングに基づいて実施

要件定義書を作成する前に、開発・制作側は発注者にヒアリングします。ヒアリングは要求の伝え漏れがないよう、開発の内容全体を網羅すべきです。また、実装希望の機能の中でも優先順位を定めてもらいましょう。

ヒアリングの内容から予算や工期などの要素も含めて実現可能な開発案を提案し、同意が得られれば要件定義書に記載します。

要件定義書に記載される項目例

要件定義書に記載される項目例

ここでは、一般的な要件定義書に記載される項目例を解説します。要件定義書において最低限含めておきたい項目例を以下の表にしましたので、確認してください。

依頼の概要・システム開発の目的
・導入環境や制約条件 など
解決したい目的・現在の業務の課題
・解決方法 など
システム全体の概要システム全体の方向性をわかりやすくまとめる
機能要件(開発する機能)開発用語ではなくユーザーが使用する時の機能名で説明する
非機能要件(セキュリティや保守運用)・セキュリティ
・パフォーマンス
・保守運用 など
予算やスケジュール・リリースまでに必要となる作業と工数
・開発にかかるすべての費用 など
プロジェクトに関わるメンバー数・開発全体に必要な人員数
※工程により変わる場合はスケジュールに併記
コミュニケーション方法発注者が開発工程を把握する方法

※あくまで例であり、依頼するシステム開発会社によって異なります。

開発を依頼する場合は「提案依頼書」が大切

開発を依頼する場合は「提案依頼書」が大切

開発を依頼する場合には、「提案依頼書」の準備が大切です。提案依頼書を作成する際は、大枠として少なくとも以下の5つを含めるとよいでしょう。

  • 提案の背景

  • 現在の課題

  • 理想のイメージ(目的・目標)

  • 予定スケジュール

  • 費用

前もって検討する余裕があったり、すでに決定されている場合は、以下も伝えておくと内容が詳細になり伝わりやすいです。

  • 依頼範囲

  • 依頼したい内容

  • 機能要件

  • 非機能要件

  • その他の要件

  • 納品の成果物

まとめ

まとめ

要件定義書とは、システムの開発・制作側が発注者に対して開発内容を具体的に示すための書類です。

開発前に要件定義書をまとめておくと、認識のすれ違いを防げます。要件定義、実現可能な開発案を提示し、同意が得られた場合に開始する流れです。システム開発の際には、開発会社と発注者双方のコミュニケーションが重要となります。認識の齟齬はトラブルに繋がりかねないため、要件定義書やその他の書類により、明確なイメージを共有しましょう。

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