マッチングサイトの運営を検討したけど、何をしたらよいのか悩んでいませんか?
マッチングサイトで起業するためには、事前準備からマネタイズまでを1本化して考えることが必要不可欠です。
市場選定などを含む事前の準備
サイト構築方法や集客にかかるコスト等の予算の準備
マネタイズ方法の検討
上記の手順を踏んだ上で運営をスタートさせれば、質の高いサービスを提供して成功確率があがるでしょう。
この記事では、マッチングサイトの起業からマネタイズまでの流れを紹介します。段階を追って解説するので、準備すべきことを把握できるはずです。
マッチングサイトの運営を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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初めに、マッチングサイトで起業する際にどのような手順を踏むかを知っておきましょう。立ち上げ前から方向性を決めておくことで、収益化までスピード感を持って進められます。
マッチングサイトを起業する主な流れは、次の5段階です。
ターゲットとする市場を決める
何と何をマッチングするか決める
ビジネスモデルを決める
サイトの開発
集客をする
最初のステップは、市場を決めるところから始まります。市場を決める時には、次の点を検討すると良いでしょう。
ニーズがあるか
事前知識があるか
新規性があるか
自身に興味がある市場でも、ニーズがなければ収益化にはつながりません。逆にニーズがあったとしても、自身が全く知らない分野の市場であれば集客に適切なアプローチができないため、ある程度の事前知識も必要です。
また、市場調査の段階で競合相手が少なく、新規性があることが確認できればベストといえます。日本国内の既存サービスだけでなく、海外で人気のマッチングサイトもリサーチすると、発展見込みのある市場を発掘できるかもしれません。
市場が決まったら、マッチングの対象を決めましょう。
マッチングするものは商品か無形のサービスか、対象は個人か企業か、を絞りこんでください。例えば、以下のようなマッチングの例があります。
メルカリ(物)
クラウドワークス(時間・技術)
ランサーズ(時間・技術)
カーシェアリング(車)
doda(求人)
Linkers(物づくり)
このように、何と何をマッチングするのかを決めると、サイト運営で必要なサービス規約や方針の決定がスムーズになるでしょう。「どんなサービスを展開したいか」、「何と何をマッチングするか」といった点は、具体的に絞りこんでください。
マッチングサイトには、いくつかの異なるビジネスモデルがあります。
1から独自のビジネスモデルを作り上げるのは難しいため、既存のサービスを参考にすると良いでしょう。
たとえば、利用者に月額を請求するタイプのサービスは、会員を集めることで安定した収益がもたらされるものです。また、個人のサイト利用者には無料でサービスを提供し、情報を掲載する企業から利用料を取るタイプのサービスもあります。
ビジネスモデルとはつまり、いかに収益を出すかという点です。マッチングサイトを作ること自体は簡単でも、収益をもたらすには事前のプランニングが必要になります。
どこから収益を発生させるかは、市場やマッチングの内容によって効果的な方法が異なります。そのため、目指すサイトにマッチしたビジネスモデルの設定も、初期に決めておきたい項目です。
マッチングサイトの内容が決まったら、実際に開発を始めます。サイトの開発方法は大きく分けて、自分で行う方法と、システム開発会社に依頼する方法の2つです。
簡単なマッチングサイトであれば、WordPressを活用することでプログラミングの知識がなくても自作できます。WordPressでサイトを作るメリットは、初期コストがあまりかからない点です。
しかし、機能を作り込んだり、オリジナル性を出すことは難しいため、本格的なマッチングサイトを立ち上げたい人には向いていません。
システム開発会社に依頼する場合は、会社によって構築期間や費用が異なります。収益化までにかかる見込み期間や初期投資できる費用を計算した上で、依頼する会社を選ぶと良いでしょう。
【関連記事】
マッチングシステムとは?パッケージ開発や仕組み・作り方をプロが解説
【プロ解説】マッチングサービスの作り方を解説!WordPressでの制作方法や費用は?
マッチングサイト運営をする上で、大切な要素が集客です。どれだけ見た目が良く高機能なサイトを立ち上げても、人が集まらなければ収益になりません。
集客のためには、広告やSEOを積極に打ち出していくことが重要です。選択する集客方法は、かけられるコストによっても異なります。
マッチングサイトを立ち上げるときには、サイト構築費用だけでなく集客のためのコストも予算に含めるようにしましょう。
【関連記事】マッチングサイトの初期集客はどうする?

マッチングサイトは構築した後も、運営を継続していく必要があります。
運営をしっかり行なっているかどうかは、そのサービスの成功と発展に大きく影響する重要な部分です。
この章では、マッチングサイトの運営方法を以下4点に分けて、具体的に解説していきます。
サイトのサーバー管理
サイトの改善
運営状態の監視
マッチングサイトへの集客
サイトの運営において、サーバー管理は欠かせません。サーバーが安定して稼働していなければ、そもそもサイト運営が成り立ちません。
マッチングサイトと一緒に構築されたサーバーは、その後の安定した稼働のために保守・運用が必要です。たとえば、以下のような保守・運用がおこなわれます。
クライアント管理
サービス管理
ネットワーク管理
ヘルプデスク
バックアップ管理
サーバーの管理はある程度のプログラミング知識のある人であれば、自身でおこなえます。しかし、安定した運用と管理を実現するなら、サーバー管理会社に委託しましょう。

運営開始後も、継続的にサイトの改善を行なっていくことが大切です。
利用者が増えサービス規模が大きくなるにつれて、機能の追加や見直しが必要となるでしょう。
機能面の不便さがユーザーの離脱を招くこともあります。たとえば、不必要な入力項目が多く会員登録が面倒、申し込みページへの誘導がわかりにくい、などの理由で閲覧者が離脱してしまいコンバージョンまでに至らないことがあるかもしれません。
こうした機能面の不備は、運営を開始してみてから気付くこともあります。そのため、構築時にサイトを作り込むだけではなく、運営後に改善を重ねていくことが不可欠です。
マッチングサイトの運営では、サイトの利用状況の監視も大切です。
利用規約外の使用がされていないかといった点を見張る必要があります。監視をしっかりと行い不正利用ユーザーを排除することで、ユーザー離れを防ぎ、サービスの質を向上させることができるわけです。
監視内容の例としては、コメント欄やチャットのやり取りなどが挙げられます。荒らしや誹謗中傷、直接取引などを行うユーザーを監視対象に置き、悪質な場合には強制退会などの対処が必要です。
集客もマッチングサイト運営の重要なポイントです。集客方法には広告やSEOなどが挙げられます。
集客にある程度コストをかけられる場合には、広告を出せます。Googleのリスティング広告、ヤフープロモーション広告など、ネット検索する人の目につきやすい場所で宣伝し、自社サイトへ誘導する方法です。
一方SEOなら、あまりコストをかけずに集客を行えます(時間はかかりますが…)。SEOは、ブログ記事などサイト内のコンテンツを充実させ、関連するキーワードが検索上位に上がるようにする手法です。
検索する人にとって有用性の高い情報を提供することで、サイトへのアクセスを定着化し顧客獲得へ繋げます。
まとめると、コストはかかるもののうまく活用することで短期の集客が見込めるのが広告で、コストを抑えられるもののコンテンツ作成といった時間がかかるのがSEOといった形です。
サイト運営の方針や費用と相談しながら集客方法を選定しましょう。

マッチングサイトの運用を成功させるためには、サイトが稼働しているだけでは不十分です。サイトのマネタイズ方法を定め、継続的に収益を得られるプランニングをする必要があります。
ここでは、マッチングサイトをマネタイズするための3つのパターンを確認してみましょう。
手数料収益
月額収入
広告掲載(純広告)
手数料収益は、サイトのユーザー間で取引が生じたときに、取引料金の数%を手数料として収益にする方式です。
手数料収益を成功させるためには、ユーザーが+αの料金を払ってでも利用する必要性を感じさせるサイト構造が必要です。
サイトを利用するメリットをユーザーが感じなければ、手数料不要の直接取引を選択してしまうでしょう。
ユーザーに利用したいと思わせるポイントは、以下のような項目が当てはまります。
サイト検索で簡単にマッチング相手を見つけることができる(集客上のメリット)
マッチングサイトが間に入ることで金銭取引が安心して行える(仲介のメリット)
手数料収益を選択した場合、ユーザーにとっては気軽に利用しやすく、集客しやすいというはメリットがあるものの、運営者側から見て安定した収益を得にくいというデメリットもあります。
月額収入は、サービス利用者に会員費を設定したり、企業に対して掲載料などを取る方式です。
ユーザの継続的な利用が見込まれるサービス形態の場合は、月額収入が向いているでしょう。
たとえば、婚活系マッチング利用者に会員費を求める、人材系マッチングサイトで、企業が求人を掲載する際に月額利用料を設定するといった形です。
また、オプション課金制も月額収入に分類されます。
オプション課金制では、基本サービスは無料で利用してもらい、課金することによりオプションサービスを提供するのが一般的です。
たとえば求人サイトであれば、特集企業ページに掲載する、アドバイザーからのサポートを受けられるなどのオプションを月額プランに設定しているサイトもあります。
月額収入のマネタイズ方法のメリットは、収益の安定感があることです。会員を集めることができれば毎月一定の収益を得ることができます。
その一方で、継続してサイトを利用したいという求心力がなければ収益化に繋がらず、集客が難しいというデメリットもあります。
広告掲載も、マネタイズ方法の1つです。サイト内の目立つ位置にバナー広告やテキスト広告を貼ることで掲載する企業から収入が得られます。
たとえば、人材採用のマッチングサイトWantedlyではサイト内広告オプションがあり、1回の表示につき10〜25円の課金システムを設けています。
純広告を掲載したい企業を集めるためには、サイトに集客力がなければいけません。アクセス数が少ないサイトでは広告での収益化をすることは難しいため、サイトが成長してからの二次的収入源として検討するのが良いでしょう。
ここまで説明した内容は純広告のことでした。しかし、広告掲載のマネタイズとして広く知られているものとしては、アドセンス広告もあります。
アドセンス広告は手軽にはじめられるメリットがあるものの、費用対効果が低く、自社サイトのブランド毀損にもなってしまうため、あまりおすすめできません。

マッチングサイトを運営する際に壁となりやすいのが、コストの問題です。サイトの構築費用は、構築方法によって異なります。
費用の目安を表にまとめましたので、参考にしてください。
| CMS | 100-300万円 |
|---|---|
| マッチングサイト | 500-2000万円 |
| ポータルサイト | 500-2000万円 |
| ECサイト | 200-1000万円 |
| SNS | 500-3000万円 |
| 予約システム | 300-2000万円 |
| 動画配信プラットフォーム | 200-1000万円 |
| SaaS | 500-3000万円 |
【関連記事】マッチングサイトの開発費用の相場はどのくらい?具体的な金額を解説
また、主な3つの構築方法確認しておきましょう。
自作する(エンジニアの場合)
WordPressで作る
委託する
プログラミングの技術がある場合は、マッチングサイトを自作できるでしょう。自作する場合は、もちろん費用は無料(一部サーバー料等を除く)です。
構築費用がかからないこと以外にも、機能やデザイン面のカスタマイズが自在で、オリジナル性あるサイトを作り上げられる点がメリットとなります。
気を付けたいのは、サイトの仕上がりはプログラミングの技術に依存する点です。また、運営開始後にシステムエラーや障害が発生した場合は、自分で対応しなくてはいけません。
システムに関する知識に問題がなく、構築から運営、保守まで行える技術に自信がある場合は、自作が一番ローコストな方法となります。
WordPressで作る場合は、サーバー代とWordPressの利用料だけでとても安価に構築することができます。WordPressでも、最低限の機能を備えたマッチングサイトを作ることは可能です。
しかし、WordPressでの構築は簡単な分、誰でも利用できる既存のプラグインを使用するため他サイトとの差別化ができないというデメリットがあります。WordPressで構築したサイトは一目で分かるため、一企業のサービスとして信頼感をアピールする目的にはあまり向いていません。
競合が少ない市場では、サービス内容自体がニッチなことからサイトは簡易的なものでも問題ない場合もあります。
しかし、一般化した市場ではオリジナリティのあるサイトで他サイトと差別化する必要があるため、WordPressで構築したサイトは向いていないです。
【関連記事】マッチングサービスにはどんな機能が必要?項目ごとに詳しく解説
マッチングサイト制作を、システム開発会社に委託する方法もあります。
サイト構築を委託する場合には、最低でも100万円の予算は必要です。さらに、サービス内容に最適化したカスタマイズをし、しっかりしたサイトを作るには1000万円以上の費用がかかります。
委託する場合は費用が高額なため、負担に感じる人も多いかもしれません。負担が大きい場合は、コスト削減の方法の1つとして補助金制度も利用できます。
たとえば、コロナ禍で事業転換に取り組む中小企業を補助する制度として、「事業再構築補助金」が公募されています。補助金の申請には条件があるため、申請ができるかどうか調べておくと良いでしょう。
マッチングサイトは、WordPressといったオープンソースや無料で利用できるサイト構築サービスを利用すると、ほぼ無料で構築できます。
ただし、市場規模が拡大するなかで、無料のサイトだけではセキュリティの脆弱性の問題を解決できず、顧客にも充実したサービスを提供するのは厳しいのが実情です。
また、競合と明確な差別化を図る場合は、オリジナルコンテンツも作り込む必要がありますので、無料の範囲では非常に戦いにくいでしょう。
【関連記事】マッチングサイトの制作・開発会社5選|委託のポイントをプロが伝授

マッチングサイトで起業するためには、事前準備からマネタイズまでを1本化して考えることが必要不可欠です。
市場選定などを含む事前の準備
サイト構築方法や集客にかかるコスト等の予算の準備
マネタイズ方法の検討
上記の手順を踏んだ上で運営をスタートさせれば、質の高いサービスを提供して成功確率があがるでしょう。弊社は、開発チームを内製化されたい方にも適したサービスになりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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