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新規事業立ち上げ | 成功させるコツ・ルール・流れをまとめてみた 

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新規事業立ち上げ | 成功させるコツ・ルール・流れをまとめてみた 

最終更新日:

2025.4.8

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  • 「新規事業を立ち上げるからには成功させたい」

  • 「リスクを抑えて事業を立ち上げたい」

  • 「プロセスを理解してスムーズに完了させたい」

上記の課題・悩みを抱えている人に向け、新規事業立ち上げに必要なことをはじめ、方法やプロセスを紹介します。

失敗したくない人のために、確認したい3つのポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

新規事業の立ち上げに必要なこと

新規事業の立ち上げに必要なこと

新規事業の立ち上げに必要なこととして、以下の2つが挙げられます。

  • 立ち上げる方法の決定

  • 調査・計画のプロセスを実行

まず、新規事業を立ち上げる方法を決めなくてはなりません。どのような形で進めていくのかを明確にしておかなくては、立ち上げにかかる時間やコストを割くだけで何も成し遂げられない可能性があるからです。

基盤が何もない状態から立ち上げるのか、既存事業を買収して参入するのかなど、方法を決定しておきましょう。

そして、調査・計画のプロセスを実行する必要があります。課題を洗い出すための調査を実施し、計画を立ててプロセスの実行で、コストを抑えて軌道に乗せやすい状態にしなくてはなりません。

これらの必要なことを達成するには、以下について理解を深めることが大切です。

  • フレームワークの活用

  • 失敗しないポイントの把握

新規事業を立ち上げる2つの方法

新規事業を立ち上げる2つの方法

新規事業を立ち上げる際には、以下の2つの方法があります。

  • 何もないゼロの状態から立ち上げる

  • M&Aで既存事業を買収して参入する

何もないゼロの状態から立ち上げる場合は、課題の洗い出しからビジョンの明確化・具体化まで多くのフローが必要です。しかし、オリジナリティの高い事業を打ち出せます。

M&Aで既存事業を買収して参入する場合は、少ない負担でスムーズに市場に参入できます。しかし、買い手企業によっては統合後に人材が流出してしまったり、新規で開発が難しくなったりする可能性もあります。

ここからは、「何もないゼロの状態から立ち上げる」プロセスをメインに確認しましょう。

新規事業の立ち上げに必要なプロセス

新規事業の立ち上げに必要なプロセス

ゼロの状態から新規事業を立ち上げる場合に必要なプロセスは、以下の6つに分類できます。

  1. 課題の洗い出し

  2. 事業ドメイン(領域)の定義

  3. 理念・ビジョンの明確化

  4. 市場調査・事業調査の実施

  5. 環境の用意・構築

  6. ビジネスプランの計画を立てる

課題の洗い出し

まず、課題の洗い出しをおこないます。ただし、提供したいサービスや自分達がやりたいことに全力になってしまうと、その後の成長は見込めません。

その新規事業の善し悪しを決めるのは、顧客(ユーザー)です。そのため、顧客が抱えている課題を洗い出し、その課題を解決できる商品やサービス・プロダクトの理解が大切です。

具体的にどのように課題を洗い出すのかについては、複数の方法が挙げられます。

  • 世の中が抱えている課題は何か

  • 課題が解決されたらどのような価値が生まれるのか

  • 自分自身にはどのような課題があるのか

  • 多くの人が興味・関心をもっている課題は何か

課題が明確になれば、提供すべきサービスやプロダクトがハッキリとイメージできます。

事業ドメイン(領域)の定義

続いて、新規事業・サービスを、誰にどのような形で提供するのかを考えます。顧客の課題が見つかったからといってすぐに計画を立ててしまうと、アイデアベースで止まってしまい失敗するリスクがあるためです。

ここでの定義は、物理的定義と機能的定義の2つです。

【定義の例】
物理的定義 機能的定義
ポータルサイトを構築する 情報にアクセスしやすくなる
業務効率化ツールを制作する 企業の業務を効率化する
NPO法人を立ち上げる 世の中が抱える〜の課題を解決して貢献する

上記の例のように、誰にどのような形で提供するのかを考えることで、取り組むべき事業をよりクリアにします。

データや根拠に基づき、物理的な定義と機能的な定義を設けましょう。より具体的に定義できれば、社内のメンバーに事業のイメージを伝えやすくなるほか、物理的定義によってやるべきことが明確化されます。

理念・ビジョンの明確化

新規事業における理念やビジョンを明確化すると、人材確保や社員の意識統一に効果的です。

  • 新規事業の立ち上げにあたり優秀な人材を求める場合

  • 社員が同じ方向に進みやすくしたい場合

理念やビジョンを明確化したあとは、文章化して残すようにしてください。頭のなかでざっくりイメージしているだけの曖昧なものは、誰にも正しく伝わらないからです。

文章化されているだけで、社員からの理解が得られやすくなったり、よりよいサービスを開発しようと思えるはずです。

また、理念やビジョンは、ときにトラブルが発生した際にも大きな効力を発揮します。本来の目的が常に明確化されていることで、トラブルが起きても迷わず全員で進み続けられるでしょう。

市場調査・事業調査の実施

新規事業立ち上げにおける具体的な方針や理念がまとまってきたら、次は市場調査や事業調査を実施するプロセスに入ります。市場性や事業性の見極めが、今後事業の成功を大きく左右する要素となるためです。

市場性と事業性は、以下のような意味をもちます。

  • 市場性:需要はどれだけあってお金はどれだけ動くのか

  • 事業性:課題を解決できるプロダクトはどのような人なら絶対に利用するか

市場調査(市場性) 事業調査(事業性)
・特徴
・構造
・構成
・成長性
・将来性
・リスク
・存在するユーザー(プレーヤー)
・成長する要素
・特徴
・需要のある商品・サービス
・関係の構築方法
・人数等(ボリューム)
・想定されるリスク
・競合他社の調査
・ノウハウや資金力

需要やターゲット層を明確にするだけでなく、想定されるリスクや競合他社の調査は、より失敗しにくい事業立ち上げに不可欠です。

環境の用意・構築

調査のプロセスが完了したら、製品やサービス・プロダクトを作るための環境を用意したり構築したりする必要があります。事前にコストや人材、ノウハウなどの必要なものがわかっていなければ、ただ闇雲に募集したり情報を収集したりとムダな費用だけが嵩むためです。

そして、制作するために必要なものが何なのかを正しく把握し、どのような新規事業を立ち上げるのかによって、必要な環境は異なります。

ビジネスプランの計画を立てる

最後に、「いつ」「誰が」「何をするか」のビジネスプランの計画を立てます。

このとき、具体的かつ現実的なプランを立てるよう意識するのが大切です。企業によっては予定していた時期に間に合わなかったり、ハードスケジュールになり無理矢理通さなくてはならなくなったりと、トラブルにつながる可能性があるためです。

また、足りない資金の調達や人材の確保に、思ったよりも長い時間がかかるかもしれません。ビジネスプランをじっくり慎重に練ることで、滞りなく立ち上げが実現するように準備しましょう。

新規事業の立ち上げで利用できるフレームワーク

新規事業の立ち上げで利用できるフレームワーク

新規事業の立ち上げに際し、利用できるフレームワークを紹介します。フレームワークとは、事業計画や問題解決において、思考を加速させスピーディーに対応するために活用できる分析方法です。

複数種類ありますが、なかでも代表的なものが以下のフレームワークです。

【新規事業に使えるフレームワークの例】

アイデア出し ・アンチプロブレム
・オズボーンのチェックリスト
・マンダラート
・マインドマップ
市場調査(マーケット調査・分析) ・ポジショニングマップ
・PEST分析
・STP分析
事業内容の構築 ・4C分析
・4P分析
・カスタマージャーニーマップ
高速化や効率化 ・リーンキャンバス
・デザインスプリント

漠然と1つのプロセスで考えを巡らせるよりも、フレームワークを活用して新規事業立ち上げを加速させましょう。

新規事業の立ち上げで失敗しないためのポイント

新規事業の立ち上げで失敗しないためのポイント

新規事業の立ち上げで、失敗しないためのポイントを3つ紹介します。

  1. 経営に必要な資源(リソース)を確認する

  2. 事業撤退の基準・ラインを設定する

  3. チームメンバーは必要最低限にする

経営に必要な資源(リソース)を確認する

経営に必要なリソースは、把握しておくようにしましょう。

ヒト

課題:人材が足りない

扱い方:新規事業に必要なスキルを検討し、優秀な人材を確保しやすくなるよう新規事業と既存事業の関連性を探る

モノ

課題:これまでに築き上げた資源の活用は可能か

扱い方:資源をリストアップして市場性を明確にし、活用できる資源をピックアップする

カネ

課題:予算確保の基準がわからない

扱い方:既存事業のノウハウを活用できるかを検討、もしくは将来性がある事業なら外部からの資金調達を視野に入れる

情報

課題:プロセス構築や意思決定がうまくいかない

扱い方:各プロセスを丁寧に進める、フレームワークを活用する

リソースを把握すると同時に、それぞれがどのような課題を抱えているのかを明確にします。不足しやすいヒトやモノ、必要なのに認識漏れが起きやすいカネなど、もれなく把握するために企画書を活用してリソースを確認しましょう。

事業撤退の基準・ラインを設定する

新規事業は、必ず成功する保証はありません。少しでも損失を抑えて立て直せるようにしておくことも、企業として重要な役割です。

そこで、一定の基準やラインを設けることで、事業撤退の選択肢を事前に検討しておきましょう。明確な基準を設けておらず「もう少し」と長引かせた結果、採算が取れずに赤字の悪循環となる可能性があるためです。

たとえば「いつまでに、どのような数値の改善がなければ撤退する」といった具合です。

チームメンバーは必要最低限にする

チームメンバーは、必要最低限に留めることをおすすめします。コミュニケーションコストが増大したり、進捗確認が困難になったりする可能性があるためです。

必要最小限のチームに留めて立ち上げることで、ムダなコストや遅れを防止できるでしょう。

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