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新規事業で役立つフレームワークをプロ視点で解説

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新規事業で役立つフレームワークをプロ視点で解説

最終更新日:

2025.4.8

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新規事業の立ち上げ時に何から手をつけるべきか迷った際には、フレームワークの活用をおすすめします。可視化できず漠然とした状況にあっても、フレームワークに落とし込むことでスタートできるからです。

この記事では、フレームワークの概要からジャンル分けして以下の内容について解説していきます。

新規事業のフレームワークとは

新規事業のフレームワークとは

新規事業のフレームワークは、新規立ち上げの際に生じるさまざまな課題解決のツールとして役立つものです。事業の成功確度を向上し、わかりやすい枠組みによってスムーズに情報を整理できます。

また、新しい発想を生み出したり現状を分析したりする際に、指標を設けて効率よく進行できるのも魅力です。フレームワークは、新しく事業を立ち上げる際には欠かせないツールとなります。

【一言メモ】

本来、フレームワークという言葉は、「枠組み・骨組み・構造」という意味を持ちます。ただ、ビジネスシーンでは「有用な考え方・思考法」といった意味で使われることがありますので、覚えておきましょう。

新規事業の立ち上げで欠かせないプロセス

フレームワークは、新規事業の失敗を避けるため、調査や優位性を明らかにした計画を立てるために不可欠なものです。

多くのビジネスでは、成功するか分からない新規事業に多くの時間やコストを費やす余裕はありません。そのため、創出のプロセスから整えていく必要があります。

ビジョンやターゲットを明確化し、事業のアイデアを充分に検討。その後、フレームワークを活用して具体的な計画を立てましょう。

新規事業のフレームワークから対応します

これから新規事業を立ち上げたいと考えている方は、NOVELにご相談ください。当社ではアジャイル開発でスクラムを組み、貴社でエンジニアを抱えているような形式で対応でき、新規事業の立ち上げを支援いたします。

中・長期的な仕様改善にも対応し、貴社の新規ビジネスの成長や開発後の運用をサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

新規事業が思いつかないときに使えるアイデアのフレームワーク

新規事業が思いつかないときに使えるアイデアのフレームワーク

昨今では、ビジネスモデルを変えずに事業を展開していくのが難しく、新しいアイデアが求められています。こうしたなか、新しい事業をはじめたいけど具体的な内容が思いつかないときに、フレームワークが役立ちます。

この項目では、新規事業立ち上げに活用できる代表的なフレームワークを5つ挙げて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

  • アンチプロブレム

  • オズボーンのチェックリスト

  • ブレーンストーミング

  • マンダラート

  • マインドマップ

アンチプロブレム

アンチプロブレムは、課題とは正反対の発想で解決策を検討する方法です。逆の考え方により、アイデアの幅が広がり斬新な発想が生まれることがあります。

具体的には、課題を解決するためのアイデアを考えるのではなく、課題を解決しないためにはどうするかを考えます。その結果、正攻法では気づきにくかった新しい発想が見えてくる流れです。

アイデアが行き詰ってしまって斬新な案が出ないときは、アンチプロブレムが役立ちます。

オズボーンのチェックリスト

アレックス・F・オズボーンによって考案されたオズボーンのチェックリストとは、以下の9つの視点からアイデアを出す方法です。

  • 転用

  • 応用

  • 変更

  • 拡大

  • 縮小

  • 代用

  • 再配置

  • 逆転

  • 結合

知恵を絞ってあらゆる角度から無理やりアイデアを出すので、飛躍した発想が生まれる場合もあります。アイデア出しに困ったときに活用してみましょう。

ブレーンストーミング

ブレーンストーミングは、ブレストとも呼ばれる有名なアイデア出しの方法です。一般的には複数人でおこないます。会議形式で自由にアイデアを出し合ったり、アイデアを紙に書いて貼りだしたりして発想をブラッシュアップさせます。

他の人のアイデアから新しいアイデアが生まれやすく、刺激を受けて発想力が豊かになるのが魅力です。

質にこだわらず自由に発言して、結論を急がないのがポイントです。最終的に、たくさん出たアイデアを1つにまとめるのを忘れないようにしましょう。

一人でも、付箋を利用してアイデアを書き出すことで新しい発想が生まれやすくなります。アイデア出しの初期におこなうと、効率的に進められるのでおすすめです。

マンダラート

曼荼羅とアートを組み合わせたマンダラートは、マス目にアイデアを書き込んで整理したり考えを深めたりする方法です。

マス目は、メインテーマを中心にして周辺に8つのマスを作り、それぞれに関連語句を記入します。そこから、8つのマス目に書き込んだ項目をさらに派生させます。

同様の手順で中心にメインテーマとして配置し、残りの8マスを埋める流れです。そうすると、すべてで81マスが埋まっている状態になるはずです。何度も繰り返すことで、思考がより深まります。

マトリックスと似ていますが、2つの関数を用いる点でマンダラートとは異なります。

紙と鉛筆があればどこでも手軽に思考を深められるので、アイデアが必要な際にまず試したい手法といえるでしょう。

マインドマップ

マインドマップは、学習能力や理解する力がアップする脳の使い方のことです。頭にあるアイデアを俯瞰で見渡せるため、複雑な課題を可視化するのにも役立ちます。

また、ブレインストーミングやプレゼン資料の作成をおこなう際に有効です。

マインドマップを書く際は、まず中心にメインテーマを置いて、そこから放射状にアイデアを分岐させましょう。

オンラインで利用できるマインドマップツールもあります。たとえば、全世界で3,000万人以上が利用しているMiro。アイデアの統合やグルーピングが簡単にできます。

会議で共有しながら、アイデアのクオリティを高めていくのにも役立つでしょう。

新規事業の市場調査で役立つフレームワーク

新規事業の市場調査で役立つフレームワーク

新たに事業を起こす際は、入念な市場調査が欠かせません。現状を正しく把握できなければ実態に合った戦略を考えられず、新規事業を成功に導くことが難しいからです。

この項目では、次のような市場調査に活用できるフレームワークを3つ挙げて解説していきます。

  • ポジショニングマップ

  • PEST分析

  • STP分析

ポジショニングマップ

ポジショニングマップは、新規事業の訴求ポイントが曖昧でわかりにくいと感じる際に活用できるフレームワークです。作成する際は、まず横軸と縦軸にそれぞれ重要度の高い要素を置いて、自社商品・サービスと競合他社のポジションを配置していきます。

その際、横軸と縦軸の相関性が低いものを選ぶと、配置しやすくなります。適切な要素を設定して正確にポジショニングできると、差別化を図るための重要な資料になるでしょう。

PEST分析

新規事業の成功には、政治や経済、社会、技術といったマクロ環境の分析も欠かせません。PEST分析は、将来的に見て現在のマクロ環境からどんな影響を受けるかを予測する手法です。トレンドや世相を把握できるので、戦略を立てる際に役立ちます。

ポイントは、中長期的な将来について仮説を立てることです。市場に大きな変化があったときに分析を試みると、光明が見えてくる可能性が高まるでしょう。

STP分析

STP分析は、次のような3つの単語の頭文字をとった分析法です。

  • Segmentation(セグメンテーション)

  • Targeting(ターゲティング)

  • Positioning(ポジショニング)

Segmentationとは、顧客のニーズをそれぞれのグループに分類した細分化のことです。

Targetingは、どの層を狙うかを決めるもの、Positioningは市場における明確な立ち位置を決めるものになります。

つまり、ニーズを把握してターゲットを限定し、明確な自社のポジションを確立するのがSTP分析です。STP分析を正確におこなえれば、効率的なマーケティング戦略の構築に役立つでしょう。

新規事業の構築でおすすめのフレームワーク

新規事業の構築でおすすめのフレームワーク

新規事業の構築の際にも、フレームワークが欠かせません。なぜなら、客観的でフレキシブルな発想を生み出すためのヒントが得られるからです。

この項目では、構築時に役立つ3つのフレームワークを挙げて解説します。

  • 4C分析

  • 4P分析

  • カスタマージャーニーマップ

4C分析

4Cとは、次の4つの要素を意味しています。

要素概要
Customer Value
(カスタマーバリュー)
顧客が自社のデザインやブランドイメージに抱く価値
Cost
(コスト)
顧客が自社の商品やサービスを得るために支払える価格
Convenience
(コンビニエンス)
顧客が求める利便性
Communication
(コミュニケーション)
SNSやイベントなど顧客と接点を持つためのツール

これらを、顧客目線で分析するのが4C分析です。新規事業の立ち上げの際は、主観ではなく顧客への影響を理解するのに役立ちます。

また、競合他社の分析にも利用できるので、より有効な分析をおこなえるでしょう。

4P分析

4P分析は、次の4Pの視点で分析する手法です。

要素概要
Product
(プロダクト)
提供される製品やサービス
Price
(プライス)
製品・サービスの価格
Place
(プレイス)
製品・サービスが提供される流通経路
Promotion
(プロモーション)
製品・サービスの販売促進の方法

これらの戦略領域から分析をおこなうことにより、マーケティング戦略がより具体的になります。4Cと整合性をとると、より精度を向上できます。

カスタマージャーニーマップ

顧客の購買行動を可視化したものを、カスタマジャーニーマップといいます。これにより、顧客の課題を見つけて解決に導くヒントが発見できるでしょう。

そのため、漠然と作成するのではなく明確なゴールとペルソナの設定が重要です。複雑化しやすいUXをマップにまとめれば、共通認識を持つのにも役立ちます。

新規事業の高速化に役立てたいフレームワーク

新規事業の高速化に役立てたいフレームワーク

できるだけ早く新規事業を立ち上げたいときにも、フレームワークが役立ちます。

この項目では、次の2種類を紹介します。

  • リーンキャンバス

  • デザインスプリント

リーンキャンバス

新しいビジネスモデルの企画には、リーンキャンバスが役立ちます。1ページで要点をまとめられるフレームワークなので、短時間で作成できるのがメリットです。他のスタッフと共有したり、理解を促したりできるのも利点です。

リーンキャンバスは、次の9つの要素で作成します。

  • 顧客セグメント

  • 顧客の課題

  • UVP

  • ソリューション

  • チャネル

  • 収益の流れ

  • コスト構造

  • 主要指標

  • 圧倒的な優位性

これらの重要な要素を1つの図によって表現できるので、スピーディーに仮説を立てられるでしょう。

デザインスプリント

デザインスプリントは、短期間で課題解決を試みるためのフレームワークです。小さなチームで作業をおこなうためチームの成長が見込め、リスク回避にも役立ちます。

主としては、すでにアイデアが出ていて、検証やニーズの把握をおこなう際に適している手法です。

新規事業のスタッフ全員が参加して、プロトタイプを素早く作成するのが成功の秘訣です。さらに、具体的なスケジュールを作成するのも忘れないようにしましょう。

新規事業のフレームワークにまつわるQ&A

新規事業のフレームワークにまつわるQ&A

新規事業に役立つフレームワークについて、よくある疑問を2つ挙げて解説します。

  • 新規事業の企画書はどう作る?

  • 新規事業の立ち上げで必要なことは?

新規事業の企画書はどう作る?

企画書でビジョンを明確にするためのポイントは、以下の5つです。

  • 企画が必要な理由を定義する

  • 目的を設定

  • 最適なアプローチを言語化

  • プロセスとリスクを分析

  • 損益の概算値を算出

まず、新しく提案する企画がなぜ必要なのかについて、共通認識を得ることが大切です。

さらに、ゴールを明確に設定し、適切なアプローチを具体化するのも大切です。

そのうえで、実行プロセスや想定されるリスクを細かく分析し、損益計画を作成するようにしてください。

新規事業の立ち上げで必要なことは?

新規事業をはじめる際は、経営資源やリソースを明らかにしましょう。

経営資源としては、以下の4つの要素が重要です。

  • ヒト

  • モノ

  • カネ

  • 情報

何が足りないか、どう補っていくかの検討が重要です。また、ブランド力や課題の分析、転換力の検討も必要です。

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