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マッチングサイトを構築するには?開発方法や費用、業者の選び方を徹底解説!

2020.08.24

こんにちは。
NOVEL株式会社で代表兼エンジニアをしている岡田と申します。

弊社は、マッチングサイトに関するご相談を日々頂いているのですが、
最近になり良く聞かれることが共通しているのではないかと思い、筆を取ってみました。

  • マッチングサイトの作り方がわからない
  • マッチングサイトをより安く作りたい
  • マッチングサイトの外注費がどのくらいか知りたい

システム開発の場面では、実際に開発した経験があったり、
外注した経験がなければわからないこともかなり多いかと思います。

弊社では、自社でマッチングサービスの構築パッケージを提供しており、
そこで培った数多くの知見を元に本記事を書かせていただきました。

本記事では下記の事項について徹底的に解説をさせていただいております。

  • マッチングサイトのタイプ
  • マッチングサイトの構築方法
  • 構築にかかる費用や期間について
  • 制作会社の選び方
  • パッケージについて

ぜひ最後まで御覧ください。

マッチングサイトのタイプ

まずは、マッチングサイトのタイプについて解説をさせて頂きます。
何をマッチングするかで大きく3つのジャンル分けをさせていただきました。
①C to Cマッチングプラットフォーム
②BtoBマッチングプラットフォーム
③B to Cマッチングプラットフォーム

CtoCマッチングプラットフォーム

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C to Cの分野では、空いているリソースを活用するシェアリングエコノミー系サービスがメインとなるかと思います。

駐車場シェアのakippaや、旅行者とガイドのマッチングのHuber、ベビーシッターマッチングのキッズラインなどが有名です。

C to Cサービスでは、個人のユーザーが多いため、スマホ対応が強く必要となってきます。
多くの企業では、最初はWebサービスを開発した後に、軌道に乗せたあとスマホアプリを開発しているケースが多いです。

マネタイズの方法としては、大きく3つの方法があります。
①ユーザー間取引の手数料収入
②広告収入
③サブスクリプション

①ユーザー間取引の手数料収入
ユーザーの取引金額に対して自由に設定した手数料割合を得ることができます。例えば、メルカリなどでは、お客さんが売り出した商品の値段から20%程度の手数料を引いて、買い手に振り込んでいるかと思います。

この手数料割合は、あまり高すぎるとユーザーの離脱につながってしまうため注意が必要です。特にC向けでは、価格変化にかなり敏感であるため15%以上だとかなり高いと感じる人も増えることでしょう。

②広告収入
ユーザーの取引は無料で、集めたPVで広告を掲載し、収益化するようなモデルです。例えば、ジモティーはユーザー同士のやり取りは完全無料ですが、多くの人がサイトに訪れるので、広告で収益化ができています。

広告だけで成り立っているサービスはかなり少なく、その他では、
口コミサイトなども例に上げられそうです。

成立の難易度は非常に高いですが、成り立てば運用工数を少なく長く収益を得ることが可能となります。

③サブスクリプション
このモデルは、出会い系のマッチングアプリに多く見られております。
有料ユーザーであれば、いくらマッチングしても定額で、メッセージを自由に贈り放題であるケースが多いです。また、アプリによっては、メッセージの送信数などで従量課金制を取っているサービスもあります。

このモデルは、3大欲求や承認欲求のようなユーザーの根源的な強い欲求を捉えることが重要になります。そのニーズをかけ合わせる、あるいはユーザー属性の片方を優遇することで、マッチングの成立を促すことが可能です。

補足
また、最終的にサイトがうまく行かなかったとしても、そのサイトを上手く活用する事ができる他の企業様に譲渡することで、譲渡益を得ることも可能になるでしょう。

BtoBマッチングプラットフォーム

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B to Bサービスでは、主に比較見積もり系のサービスや受発注管理、シェアリング系のサービスが多いのではないでしょうか。あるいは、M&Aの仲介サイトなど法人間での取引を仲介するサービスも多く見られます。

B to Bの場合、決済者がPCユーザーであるケースが多いため、Webサービスが優先的に作られる傾向があります。

また、市場規模自体はそこまで拡大しているわけではないのですが、法人同士の取引であるため収益源が堅く、早期での黒転を見込めることも魅力の一つです。

その市場において、決定打的なサービスが存在していない場合は、サービスの立ち上げを行う価値は高いかと思います。

マネタイズは主に下記の3つのパターンが多いです。
①送客課金(アフィリエイトモデル)
②月額定額制
③取引額に対する手数料

①送客課金(アフィリエイトモデル)
アイミツや比較ビズなどのサイトが例としてあげられるかと思います。
ビジネスモデルとしては、サービスの顧客となっている法人に案件を紹介したら、その紹介フィーをもらうようなモデルです。

このモデルでは、紹介した案件が良い成約につながるか、案件の単価、頻度などが肝となり、それらの変数を調整することで収益性を向上させていくことが可能です。

②月額定額制
こちらはあまり事例は多くはありませんが、受発注のシステムを月額で提供するようなパターンが見受けられます。

多くの企業は、受発注の流れを効率化するために、企業間をマッチングサイトでつないで商品の注文をしております。

そのシステムを提供している企業も多く、基本的には月額で提供していることが多いです。

③取引額に対する手数料
このモデルはシェアリング系のサービスと非常に相性が良いのではないかと思います。

具体的には空き倉庫と倉庫を使いたい人をマッチングする、soucoなどがあります。

soucoでは、利用回数に応じて課金しているようです。

B to Cマッチングプラットフォーム

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Web全盛期に流行った事例が多く、リクルートや楽天などを始めとする企業が、ライフスタイルに関するサービスを展開しているケースが多く見受けられます。

具体的には、不動産・旅行系・ホテル予約・人材系のサービスが多く見受けられます。

B to Cサービスでは最終的な成約=CVが肝となるので、いかにCVRを高めることができるかが非常に重要となります。

そのため、検索機能の充実やカテゴリー設定、一覧のみやすさ、成約ボタンの装飾などが重要となってくるかと思います。

現状では、市場の広がりは小さいものの、ニッチ商材や特化型サイトなどはまだ立ち上げの余地があると考えても良いでしょう。

マネタイズは主に下記の2つのパターンが多いです。
①送客課金(アフィリエイトモデル)
②月額定額制

①紹介料の課金(アフィリエイトモデル)
送客課金は最も一般的なマネタイズ手法になるかと思います。
たとえば、宿泊サイトのじゃらんでは、宿泊予約が1件決まれば宿から◯円をえるというようなマネタイズをしています。

事業者側としても、成功報酬のみ支払えばよいので、導入ハードルが低いことが特徴です。

②月額定額制
月額定額制は、どれだけ使っても定額料金しか発生しないモデルとなります。ユーザーからは非常に導入ハードルが低く、不況時に有力となるモデルになります。

人材系サービスであれば、どれだけ採用しても定額という形になりますので、そのサイトを存分に活用することで、採用費用をかなり抑えることが可能となります。

また、大手の人材系サービスであれば、紹介料モデルと月額モデルのサイトを両方とも持っており、景況感に左右されにくい体制を構築しているケースが多いです。

マッチングサイトを構築する方法

マッチングサイトを作る方法はいくつかありますが、
今回は代表的な手法を紹介させて頂きます。

①WordPressで構築する方法
②Osclassで構築する方法
③Webフレームワークを用いて構築する方法
④Nocodeで構築する方法

順に紹介できればと思います。

WordPressで構築する方法

WordPressは、サイトの管理が非常に簡単になるCMSです。
テーマが豊富にあり、マッチングサイトに適したテーマ等も多く存在しております。

無料のものでは「Luxeritas」
有料ですと、「Emanon Pro」「Gensen」「CUBEY」になります。
テンプレートを活用することで、デザイン性の高いサイトを瞬時に構築することが可能です。

それぞれのテンプレートについて解説をさせて頂きます。

Emanon Pro
「Emanon」の特徴は、CTAが非常に充実している点ときれいなランディングページが作成できることになるかと思います。

CTAとは、お客さんに対して◯◯をしてもらうための仕組みのようなイメージです。
例えば、「資料請求」「お問い合わせ」「会員登録」などがメインになるかと思います。
それらのCTAの配置が非常にスムーズに行うことができるのが、サイトの特徴です。

また、ランディングページは、ほとんどのサービスサイトの作成で必要になるかと思いますが、それを工数をかけずに実施することが可能となります。

Gensen
最も特徴的な部分は、検索機能がついている点かと思います。
キーワード・カテゴリーの組み合わせによって一覧で表示される検索結果ページから、さらに詳細な抽出ができる「絞り込み検索機能」も搭載がされております。

また、「キーワード検索」+「エリア検索」+「カテゴリー検索」+「カテゴリー検索」といった最大4つまでの組み合わせ(キーワード検索1つだけでもOK)が可能なため、あらゆるジャンルのポータルサイトでも活用いただける検索機能を搭載しているようです、

また、「GENSEN」には、通常のブログ記事ページの他に、紹介ページを作ることができるカスタム投稿ページを用意しており、どちらのページにも「タグ」を設定することができます。

そのため、ポータルサイトの制作には非常に合っているのではないでしょうか。

CUBEY
こちらは、広告バナーを美しく配置できることにこだわったアフィリエイト専用のWordPressテーマになります。

機会損失を抑えるために、細部までこだわられている広告スペース、コンテンツの魅力をアップするデザイン性、豊富なメニュースペースなども特徴になりそうです。

アフィリエイターの方には非常におすすめできるテンプレートです。

上記のテンプレートを見た時に、会員登録やメッセージ機能などが実装されていないかと思います。

それらの機能については、個別でプラグインを追加して対応していく形になります。

それぞれに機能ごとに有力なプラグインもご紹介をさせて頂ければと思います。
必要な機能を下記に掲載致します。

①会員登録機能
②検索機能
③メッセージ機能

会員登録機能
いくつか候補があり、特徴があります。
WP-Members は、ユーザーに見えるコンテンツは制限をかけることが可能です。また、導入も非常に簡単で、気軽に試せることも特徴になるかと思います。

その一方で、会員の権限のレベル感を調整することが非常に難しくなっております。

また、別の候補ではBuddyPressが上げられるかと思います。
BuddyPressではSNSのような会員サービスを構築することが可能です。

プロフィール機能やフレンド登録機能など、SNSに必要な機能が一通りそろっており、掲示板を作成して、ユーザーからの意見を募ることもできます。

その一方で、会員ユーザーの質の悪い投稿により検索エンジンからの評価が下がったりすることもあるようです。
また、SNSを構築する場合は良さそうですが、その他サイトには向かないのではないでしょうか。

メッセージ機能
私が探したところ、自分でコードを書いて実装している例が多く見られました。
プラグインでは、Front End PMが有力なのではないでしょうか。

会員登録したユーザー同士で、メッセージの送信が可能です。
また、メッセージを受信した際に、お知らせメールを受け取ることもできるので、メッセージの確認漏れを防ぐこともできます。

WordPressで作る際の難点としては、カスタマイズ性が非常に低い点にあるかと思います。
テーマとプラグインの組み合わせは自由自在ですが、プラグイン自体のカスタマイズ等は高い技術レベルでないと実施することが難しいため、ありものをそのまま使うという形になってしまうかと思います。

カスタマイズをしていきたいのであれば、最初から予算をかけて構築したほうが良いでしょう。
まずはテスト的に作るのであれば、最小限のものはWordPressで対応できるかもしれないです。

Osclassで構築する方法

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マッチングサイトの構築方法を調べた時に、よく出てくるのは「Osclass」かと思います。

Osclassとはマッチングサイトをオープンソースで構築できる便利ツールです。
もっと具体的には、マッチングサイトの構築に特化したCMSになります。

下記のような機能を標準で備えており、立ち上げスピードが早いことが特徴です。

– 会員登録機能
– 検索機能
– マッチング機能
– 会員情報の確認機能

Osclassを活用した、最も有名な開発事例は「ジモティー」です。
最近、東証マザーズに上場した企業となります。

ただ、現状日本語の情報が少ないことと、ソースコードのメンテナンスがあまりされていないことがデメリットとなります。
また、Osclassに対応できる制作会社がかなり少なく、依頼する難易度も非常に高いかと思います。

Webフレームワークによる実装

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Webフレームワークとは、Webサービスを作るためのコードの集合体のことを指しています。
フレームワークを使うことによって、開発者はそのレールに乗ってサービスを開発することが可能です。

現代では、0からサービスを作る開発者はおらず、だいたいどんな企業のサービスを見てもWebフレームワークを使って構築されています。

有名なWebフレームワークは下記のようなものです。
技術的には似通っており、どれも同じような機能を作ることができます。
・Ruby on Rails(Ruby)
・Laravel(PHP)
・Django(Python)

また、Webフレームワークに組み合わせるプラグイン的なものも豊富で、
会員登録機能や検索機能などはすぐに実装することができます。

ただし、細かい機能のチューニング等で工数がかかるので、
費用感は上記2つよりも高めとなってしまうことが多いです。

メリットとしては、デザイン性・操作性・機能などを含めて、
かなりこだわったサービスを作ることができることです。

伸ばしたいサービスを作るならWebフレームワークによる構築を検討するのが良いかと思います。

Nocodeによる実装

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最近にわかに市場に出だしているのが、「Nocode」というツールになります。

Nocodeサービスは現状海外サービスがメインなので、日本語版は存在していませんが、その名の通りコードを書かずにWebサービスを構築できるツールになります。

有名どころでは、「Bubble」などがあり、チュートリアルなどを通じて作り方を学ぶことも可能となっております。

Nocodeのメリットは従来よりも圧倒的に開発費を抑えることができる点です。
具体的には、従来の1/2~1/3程度の100万円程度でもそれなりのサービスを構築できます。

デメリットとしては、カスタマイズ性が若干弱い点になります。
今後は、Webエンジニアもこのようなサービスによってリプレイスされるのではと考えられており、非常に将来性が高い手法となっております。

マッチングサイトを構築する際に必要な機能
サービス共通で必要な機能

マッチングサイトの開発時に共通で必要な機能は下記のようなものになります。

・会員登録機能
・ログイン、ログアウト機能
・案件一覧、詳細、検索機能
・申し込み機能
・メッセージ機能
・お気に入り機能
・受発注確認機能
・ユーザー管理機能
・メール通知機能
・利用規約、利用規約
・運用者管理画面

タイプ別必要な機能

C to Cマッチングサイト
C to Cでのやり取りで必要な「メッセージ機能」や「決済機能」などはマストとなってくるでしょう。

その上で、ユーザーフォロー機能やお気に入り機能、メルマガ配信機能等もあると心強いです。

決済機能の実装が非常にヘビーとなりますので、構築には300~400万円以上を見ておいたほうが良いでしょう。

B to Bマッチングサイト
例えば、比較見積もり系サービスなどは、
コンテンツ編集のためのCMS機能、フォーム機能の充実が必要となってくるでしょう。

コンテンツとは具体的には、比較する対象の商品になります。
扱う商材の入れ替わりによって、表示の入れ替えをする必要性があるので、
CMS機能が必要になるかと思います。

CMS機能を用意するための工数がかかるので、
システム自体はシンプルですが、200万円程度の構築費を見ておいたほうが良いでしょう。

B to Cマッチングサイト
例えば、人材系のサービスを例に取ると、
求人一覧、検索、応募、メッセージ、報酬受取申請などが必須機能となります。

必要な機能は非常にシンプルなのですが、
なにかユニークな特徴を付けることで、費用感が少し上がることもありそうです。

マッチングサイト構築にかかる費用や期間

WordPressの場合

WordPressでマッチングサイトを構築する場合、
下記のような見積もりでだいたい100万円程度に着地することが多いでしょう。

・テンプレート購入費:2万円
・テンプレートカスタマイズ:30万円
・機能のカスタマイズ:70万円

Webフレームワークで開発する場合

マッチングサイトの種類によりますが、
200~500万円程度になるかと思います。

東京のエンジニアを1ヶ月動かすための平均単価は100万円が相場でして、
開発期間に応じて料金は前後するという印象です。

特に決済機能が必要なプロダクトは、詳細設計とテストコードの実装などを丁寧に実施する必要があり工数はかなりかさむと考えて良いかと思います。

Nocodeで開発する場合

現状サービスが出たてなので、相場観が形成されておりますせんが、
大体のケースでは100~200万円程度になるでしょう。

弊社のパートナー企業では、マッチング系サービスのフル実装で150万円という比較的リーズナブルな見積もりを出してもらっています。

まずは、MVPをリリースしたい場合はNocodeは非常に便利かと思います。

マッチングサイトを立ち上げる際のポイント

当然ですが、マッチングサイトを開発することが目的ではないと思います。

開発後にそのサービスを多くの人に利用してもらい、売り上げをあげることが重要になります。

そのため、マッチングサイト構築の際にWebマーケティングの観点から、

– SEO対策を行っているか
– CV率が高いサイトであるか

この2つが重要になります。

SEOやサイト改善ノウハウがある外注先であるかについても、チェックが必要です。

これを疎かにすると、せっかくサイトを作ったはいいものの、PV数が少ない、ユーザーがサイトへ流入しても、マッチング率が低いサイトを運営することになります。

SEOコンサルやサイト改善コンサルに高額なコンサル費用を払わなくて済むように最低限の対策はしておきましょう。

マッチングサービスを開発したい方は是非、下記よりお問い合わせください。
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